ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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栄光の復興となるか?
俳優については簡単に。エマ・ストーンはアメスパでは可愛らしいという印象だったが、本作では大人の女性らしさが伺えて、アメスパのエマが好きだった私は少々がっかり(笑)一方、ライアン・ゴズリングは相変わらず、クールでカッコいいったらありゃしない。沈黙の演技でここまで魅せられる俳優がいるだろうか?『ドライヴ』のレビューでも書いたが、彼の作品を観終わると、彼になりきってクールに振舞っている見苦しい自分に気づくのである。 さて、この映画の素晴らしさは「ミュージカルのダンスシーン」「メッセージ力」この2つだと考えている。 ダンスシーンは、皆さんお気づきの通り長回しによる一発撮りなのだ。これによって、演者達の良い意味での緊張感、そして臨場感がヒシヒシと伝わってくる。たった3分もないシーンの撮影計画, 練習量は想像もつかない。 そして監督のメッセージ力が物凄い。それは、「ジャズ/ミュージカルの復刻」である。どちらも50年代に最盛期を迎えた(JazzではCount Basie, Miles Davisなど、ミュージカルでは『雨に唄えば』『バンド・ワゴン』『巴里のアメリカ人』などである。これらの映画の影響を露骨に受けていることは、本編を観れば明らかにわかる。)が、現在ではEDM, アメコミに取って代わられ、衰退の一途を辿っている。セブは"but, is dying"と言い、その危機感を観客に訴えるが、果たしてエレクトロやコミックに染まった現代人に対してどれだけ切に伝わっただろうか?これはセブだけではなく、チャゼル監督の意志でもあるのだ。チャゼル監督の前作『セッション』でも、主人公は死にゆくジャズに対して不安を抱いていた。 表向きには、楽しくも切ないラブストーリーだ。だがこれは、ジャズ・ミュージカルといった死にゆく過去の大衆文化の素晴らしさを伝えるとともに、チャゼル監督が現代人に向けて警鐘を鳴らした作品なのだ。 『セッション』『ララランド』これらは文化の移ろう現代、そして未来へ向けてのメッセージを込めた連作だ。果たして、ここからBack to the 50'sの流れを生み出すことができるか。
最後にグッと
初めはミュージカル感になかなか馴染むことができなかった。
しかし、5年後に再会するシーン。こんな未来もあったのかと想像する主人公にぐっと来ました。
そしてこれでいいんだと言っているかのような微笑みに幸せを感じ、幕を閉じました。
生きていて良かった♩
あの夢を見た瞬間、あの愛し合った瞬間は、永遠に残るんですね。壮大な宇宙の星の中、彼らが歌を歌いダンスをしたことは、何億光年先まで消えることはないのでしょう。 そう思うと、やったことを後悔することなんてナンセンス。あの時を全部ひっくるめているから、人生が前に進めるんです。 未来は確かなものではないから、夢追い人である監督が私に夢をプレゼントしてくれたんでしょう。フィルムの色使いもサイコー。 あー、生きていて良かった♩
まるでおとぎ話、美しいがせつない
始まりの圧倒的なミュージカルで完全に引き込まれました。あの人数あんなところでよく撮れたものです。興奮しました。
ラストはまさかでしたし、せつなかったのですが、それで良かったと思える二人の笑顔が素敵でした。お互いがお互いにお互いの道を応援し最終的に二人は成功し、でも交わることはなかった。それでも同じ人生を生きても同じ選択をするんでしょう。二人とも美しくかっこよかったです。
ラストの空想?妄想?はニヤニヤしてしまいました。
始まり級の心が躍るミュージカルが最後もう一回見たかったのが正直なところです。
挑戦ということの素晴らしさが改めて身に染みました。
ラストが
切なすぎて余韻引きずりまくりでした 20200102 NHKで放送してたので久しぶりに鑑賞。 すでにストーリーを知ってるからか、前に見たときにはわからなかった2人の気持ちの動きに気づけて新たな味わいがあった。 何回観てもグッとくるし最後の余韻はめちゃくちゃ引きずります。切ない。
何度でも観たい映画
オープニングで完全に心掴まれました。100回観て100回楽しめます。そんな素敵な映像体験でした。じゃあ内容は?最高です。夢を追い求める男女の愛とすれ違いが映像、音楽、すべてで表現されていました。特にラスト。たらればを言ってしまえばキリがありませんが、これまでの選択のおかげで今がある。誰もが納得するオチだったと思います。何度でも観たくなる、そんな映画でした。
切ないハッピーエンド
歌もダンスもとても素敵でかっこいい! 一緒に観た方は、「ハッピーエンドだったね」と感想を言ってましたが、男性目線で、男性に感情移入してしまっていたので、瞬間、戸惑いました。 オトナのラブストーリーですね
夢の世界
最後はせつない終わり方だが…
題名がララランドと言うだけあって夢のような話だった、どちらに転んでもハッピーやないかい!!と思えた。
映画なのだからとことんハッピーでいいんじゃないか、現実ではそう簡単にはいかないもんだからねw
音楽が素敵な軽くて見やすいミュージカル映画
La La Landよかった!ミュージカル映画の色も濃すぎず見やすくて。夢と現実、両面の生きていく覚悟が描かれてた。ストーリーがスイッチバックするところも面白い。音楽がなにより素敵!エンドロールのハミングにうるうるしちゃってつい即買い!!
2017-07
淡く、儚く、ほろ苦い。
二人は結ばれないんだっていう驚き。
それが淡く心に沁みて、ほろ苦い。
たぶんこの「淡さ」というのがこの作品のキーであって、『シカゴ』みたいなぐわぁ~~っとした腹の底から歌う歌い方ではなく(そういうところもあるけど)、囁くようにしっとり歌うのが新鮮で、情緒が溢れる。
冒頭からテンションあげあげなUSA!って感じのノリだったので、ハッピーエンドで行くんだと思ってましたが、いい意味での裏切りでした。
エマ・ストーンが終始可愛くて、表情豊かだった。
スクリーンどアップで、こんなに可愛い28歳、なかなかいないのでは。
ラストの出会いから振り返るシーンでじーんと来ちゃいました。
万人受けではない映画で、賛否どちらのレビューを読んでも納得しちゃうのですが、一見の価値ありです。
感動しました。ぜひ映画館で
あまり映画で感情移入する事はありませんが、この映画は本当に感動しました。 2回鑑賞して、3回目行くか迷うほどです。 二人がこの映画のような選択をしてしまう考え、その選択の辛さが分かってしまいます。 全てがラスト10分に込められています。 胸が苦しくなるような、しかしほのかな優しさを感じました。 サントラも演出も全てがこれでもかという程この映画に当てはまります。
お洒落な映画
美男のピアニストと美女の女優の卵が夢を追いかけるミュージカル。だけど泥臭くなくお洒落な世界で描かれている。良い映画です。ただ映画で使われている音楽で知っている曲がテイクオンミーだけだったので、昔の音楽の知識が豊富な人が見るともっと感動するのかも。終わり方は大満足。
夢の実現に人生を賭けた男の話
人生にもし…は無いけれど、ラスト10分に全てが凝縮されている。 アラフォーの僕は、夢を実現するために恋愛も捨てて、文字通り人生を賭けて全力で駆け抜けてきた。 だから、主人公の夢への執着や決してあきらめない気持ちを持ち続ける事の重みが痛いほど分かる。 結果的に、僕は夢を実現したが、その過程で得られなかったものもある。だから、そんな自分に主人公を重ねてしまい涙が止まらなかった。。。
舞台の上の舞台
エンドロール、トラフィックダンサーの名前の列を見て、この列に入る事を目指す人がどれほどいるのか…と。そして列に並んでる人はミアを目指しているのだと…。
映画を見てこのダンサーの顔を何人覚えているか…。世界って広いですね。
才能の話をするなら、それは、周りに認められる力だと思うんです。
夢の話をすると、それは周りに貶されながらも持ち続ける力だと思うんです。
おかしい。矛盾している。
周りに貶されるのに、認められないと夢が叶えられないのでしょうか…。
……こんな馬鹿みたいなこと言いたい訳じゃないんですよ。
夢を叶えるなんて、全員が出来ることじゃないから、映画があるの、って思って生きてます。素敵な映画でした、ありがとうございます。
ミュージカル好きなんですよ。ミュージカル好きだから最初から楽しいし、1番魅力的なシーンはパーティー行く前の4人でした。
舞台で出来ない事をやる、お見事…。
映像だから見せられる、ダンスとカメラのコラボレーション!
普段は舞台ばっか観てるので、うーん、こっちも素敵だな、好きだなぁ、って思っちゃった。
音楽も、王道な感じで、ストーリーも文句無し。大衆受けするミュージカル映画でしたが、何か足りない…。
なんだろう、何が足りないんだ??
演技、歌、ダンス…演技、歌…。
ミュージカル映画だし、もっとミュージカルっぽくダンスしても良いんじゃない?
いや、すっごい踊ってるけどね!
主役がピアノマンと女優だからかな?
雨に唄えばと比べちゃいますね…。
主役がピアノマンだからこそ、音楽のピアノが栄えててそこは素敵でした。
最後、微笑んだところは展開として読めたけど、そうしてくれて良かったってところでした。
エマストーンの髪の毛真似しようかな。
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