ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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どんだけ欲しがりなんだよ!!
最初のフラッシュモブのシーンで、これはアタリ映画かもと思い、アメリカ版ミルキィホームズのパフォーマンスでアタリ確定と思った。しかし、物語が進むにすれ、ちょっと引っかかる部分が出てきて、最後の空想シーンで、その引っかかりが怒りに変わった。
あの振り返りを、『現実はこんな風になってしまったけど、あの時こんな風に過ごせていれば理想だよね』ということと解釈したのだが、ちょっとまて、お前らが後悔している日々自体が、現実離れした夢みたいでそこからさらに望むのか?
なんだ、あのミアのバイト!トイレ掃除のシーンまでもは求めないが、せめて水仕事しろよ。そしてバイトのくせになんでプリウスに乗ってやがる。金のための仕事をするのなら、カフェよりもっと金になる仕事あるだろうが。映画が途中で終了したから、ロケ地に行って続きを二人でやるだと?初ライブがなぜか満員で大盛況?いやいや受けた雑誌の写真家が超一流?
これまで、どんだけ、現実離れした生活を送ってきてさらに求めるか?90点の人生で100点を夢見ているようで。でも普通の人は90点すら取れないというのに。
なんだか、小学生の頃読んだ、少女漫画のような世界だなと思った。
挫折を繰り返しながらも夢を追いかけ続ける主人公。 叶うかもわからな...
挫折を繰り返しながらも夢を追いかけ続ける主人公。 叶うかもわからない夢に向かって挑戦するいまの自分と重なり、感情移入してしまった。 一緒に頑張る好きな人が見つかり、時に喧嘩し励まされながらついに夢を掴む。 しかし夢を選び、好きな人との将来は諦める。 夢か愛か。両方を選ぶことはできない。 見終わった後に考えさせられた。
Ryan Gosling❤️
久しぶりにミュージカル映画を見ました! 私はライアンくんが歌うたびに興奮しましたね! エマストーンとは共演がこれで3回目くらいかな?息ピッタリのダンスと歌がよかったです! でも最後は切なさのあまり涙しました…
女優がイマイチ。
ライアン・ゴズリングはカッコよくてよかった。 名前も知らんけど、あの女優が微妙。 声もよくないし、歌もうまくない。 そういうの違和感が邪魔して映画全体は評判ほどはよくなかった。 ミュージカル調がそんなによかったかな? 別に…
素敵な作品だけど
この映画の存在を知ってから、ずっと日本で公開されるのを楽しみに待っていた。大好きな俳優ライアン・ゴズリングとエマ・ワトソンがロマンチックで楽しいミュージカル映画の主演で出るなんて観るに決まってるし好きに決まってる!と思った。実際、予告編を観たらそれだけで泣きそうになっていたくらいだ。 観終わって、結論を言えば、とても素敵な作品だったとは思う。だけど、心の中にずっと残るような大好きな作品になったかというと、それは少し違った。 最初のミュージカルの始まり方はわくわくしたし、音楽は大好き。主演の2人も息のあった掛け合いで、魅力が出ていて素晴らしかった。 絵的に美男美女は映えるなー、と思った。目の保養。 途中ディズニーみたいだなと思ったけど、最後の展開は切なく、好みが分かれるところだろう。 私は良い終わり方だったと思う。 それなら何故、少しもやもやするのか? デイミアン・チャゼル監督の作品は、前作の「セッション」も観たけど、この作品も含めて、とてもキャッチーで緩急のつけ方が上手い。観ていて興奮するポイントが必ずある。ただ、私は観ていてどことなく置いていかれるような、虚しさを感じる瞬間があった。 理由はよくわからないけど、スポ根精神のようなものだろうか。それを上手く現代的にアレンジし、とても計算高く仕上げている点だろうか。 あまり深く考えず、気軽に観た方がいい作品なのかもしれない。私にとっては。
ほろ苦エンドと感じた。
前半の高速道路の長回しのシーンや、ミアの家での壁を無視したシーンなどで歌と踊りの明るい映画なのかなと思わせておいて、結局はミアとセブが分かれるというほろ苦エンド。
宣伝も2人がくっつくような流れだったと思うし、ミュージカルはハッピーエンドという先入観があったのでそのギャップにやられた。
ただ、お互いが自分の夢のために別の道を行く事は不幸な事ではないし、ある意味現実的だと思う。嫌いな終わり方ではないと感じた。
また、街コンに行った折に、この映画の話が出ることが多く、とても助けられた事を付け加えておこう。
切ない夢と恋を楽しく彩るファンタジー
月並みですが…とてもよかったです。 ミュージカルも恋愛ドラマも好きではないのですが…。導入のダンスに心が踊って、そこからは映画に没頭! ともに夢を追いかけて、傍が成功すると傍はそれに違和感を覚え…よくある夢を追う人たちの恋愛ストーリーなのですが…2人のエピソードを彩るミュージカル、映像が本当に素敵すぎて… あとはラストのファンタジーにのめり込んで涙を流すだけです…普通に切ないけど…素敵で楽しいお話でした
ミュージカル映画が苦手な人も楽しめる
セッションの監督で主演はエマストーンということで期待して観に行きましたが期待以上に良かったです。 ライアンゴスリングはあまり好きな俳優さんではなかったのですが、この映画観て好きになりました。 ミュージカル映画は結構苦手な方ですがこの映画は楽しめました。音楽、演出、ストーリー全て良かったです。ラストは少し切ないのになぜか観終わった後幸せな気分になりました。それは音楽と演出の効果なのかな? 音楽はジャズ要素多くて個人的にはとても好きでした。 鑑賞中、鑑賞後踊りだしたくなったのは私だけでしょうかw
この監督はこれでこそ!
セッションも好きだったので、絶対面白い!と思って観に行きましたが、予想を遥かに超えてました。 終わり方はやっぱり切ない… まあ…うーん…そう…かあ…って感じでズシズシきました(そこがまたいいんですが笑) 新海誠監督…こういう感じに戻ってくれないかな…とも思いました笑
せつなさでいっぱい…
見終わったあとに、複雑な感情で胸がいっぱいになっていました。
とくにラストシーンには“せつない”気持ちで胸がギュッとしてしまい、ちょっぴり泣いてしまいました。
ちょうど高校生の頃に初めてみた“ローマの休日”のラストに、どうしても納得いかず「何故?どうして!?」と言っていた感じに似ていました。
色々な意味で、素敵なミュージカルを世に出して下さった事に感謝します。
オープニングは最高!
冒頭、いきなりガシッと首根っこ掴まれた感じで、何やら傑作の予感がビシビシ。しかしあとが続かなかった。 音楽はジャズを基底とした、とってもイカしたスコアが続くが、主人公二人のあんまりうまくないダンスに少々ガッカリ。星空のダンスシーンとか、シチュエーションは好きなんだけど、今ひとつ突き抜けてないような。 往年のMGNミュージカルが好きな人は、評判の割には?って思ってるんじゃないのか? オープニングの勢いでドーンと突っ走ってほしかった!
世間の評価ほど良さはわからず、、
決して面白くなかった訳ではなかったのですが、正直世間の評価とは程遠い「良い」の感覚でした。
なんて言うか、「普通」でした。
オープニングのワクワク感がピークでそこを超えないまま終わってしまいました。
最後らへんの、トップスターになるきっかけのオーディションにあそこまで必死になって、迎えにまで行って受けたのに別れる事になった事に心が腑に落ちないまま、いつの間にかスターになり結婚していて子供もいて、、。店の名前も彼女を引きずってるのかと思いきや最後の表情。(これでよかったんだ的な)←なんとなく腑に落ちない。。。なぜこんなに評価が高いのか疑問が残る映画でした😅
良かった。
良かった。
良かったと思う。
「ラ・ラ・ランド」は映画館で観た方が良いと思う。
批判もよく聞く。
「夢」について考えさせられる。
泣いた。
3回程泣いた。
オーディションの連絡を図書館前の家まで行ってするところ。
オーディション。
ラスト。
観終わってから、分析すると、この映画の武器が何だったのか、分からない自分がいる。
何だろう。
映画全体として良かった。
観る者の立ち位置によって評価が変わる映画
この映画は,主人公の立場に入り込んで考えられるかどうかで評価が分かれると思う。話としてはそれほど珍しいとは思えないし,最後の部分を除けばそれほど大きなサプライズがあるわけでもない。だが,その最後のわずか 10 分ほどのところに,この映画の最大の価値があると思う。人によっては,全くつまらないと思う人もいるだろうし,その人が何故つまらないのかも大体察しがつく。つまらないという人は,おそらく完全に他人事として観ているのだと思う。そういう人は,おそらく,何故この映画がアカデミー賞の6冠に輝いたのかという理由なども分からないに違いない。 まず,CM などではミュージカル映画と言っているが,例えば,映画中で流れる曲は 12 曲ほどに過ぎず,レ・ミゼラブルなどが 20 曲以上流しているのと比べると,半分ほどである。普通のセリフで語られる場面がほとんどであり,要所要所に印象的な曲が聞かれるものの,本格的なミュージカルというのはためらわれる。監督はミュージカルをオマージュした映画といっているらしい。主演の二人の歌唱もプロの声楽家の発声には程遠く,音程感もやや怪しかったりして,最初のうちはかなり不安が先行した。 最初に度肝を抜かれたのは,冒頭のノーカットで延々と歌やダンスをカメラを移動させながら見せたシーンである。誰か一人でも NG を出してしまったら最初からやり直しとなるわけで,人物やカメラの動きまで計算され尽くした見事なものであった。また,夕刻のマジックアワーの町並みを見下ろす高台でのダンスは,刻々と色が変わっていく様子が本当に美しく,こういう時間は1日に数分しかないので,NG を出したら翌日以降に撮り直しになってしまうという難易度の高いものである。 脚本は,観た者に延々と余韻を引かせる良い仕事をしたと思うが,このストーリーはある意味で,アメリカンドリームの否定のようにも受け取られてしまうような気がする。二人ともそれぞれに夢があり,仮に両方を叶えるのであれば一緒に暮らせなくなるのは自明だったはずである。世の中には,そういうカップルも沢山いるに違いない。若い熱意で困難を克服すれば,例えば遠距離恋愛なども可能性はあるのだろうが,そこまで無理しなくても,とつい考えてしまうのは,人生の折り返し点をとうに過ぎてしまったからなのだろう。切ない結末によって,忘れがたい作品となったが,アカデミー賞の作品賞を逃してしまったのは,きっとそんな理由があるのではないかという気がした。 役者は見事だった。ピアニスト役のライアン・ゴズリングは,全く弾いたことがなかったらしいが,この作品のために猛特訓して,吹き替えなしで演じ切ったらしい。エマ・ストーンのオーディションのシーンでは,あまりの真剣さにこちらも固唾を飲んで見入ってしまい,彼女が泣きそうになる寸前のところで邪魔が入った時は,彼女と同じくらい腹が立った。 現在の商用音楽の売り上げは,ポップス系がほとんどを占め,ジャズやクラシックのファンは,仲間を見つけるのさえ困難な状況にある。自分から入り込まなければ真価に触れられないところがこの2つのジャンルの共通点で,いわば小乗仏教のように自己努力が要求される。これに比べればポップスは大乗仏教のようなもので,特に努力などをしなくても楽しむことができる音楽だと思う。ミリオンセラーが続出するポップスに比べると,クラシックやジャズは1万枚も売れれば大ヒット扱いである。こうした背景を考えれば,ジャズピアニストの主人公の苦悩は,非常に身近なものに感じられる。 音楽は,非常に良くできていたと思うし,登場する演奏家はどれも素晴らしい力量の持ち主であった。個人的にトランペット奏者に特に注意を向けて聴いていたが,どの場面で出てくる奏者も超一流の奏者達に違いないと確信できた。使用曲の中では,特にエマ・ストーンの歌う「オーディション」が非常に優れていたと思う。 演出は,本当に見事であった。特に,ラスト近くのあの 10 分間ほどの見せ方は,映画でなければできない技であった。恋愛の後遺症に見せる男女の違いも,見事に描き出していたのではないかと思う。若いのにこれほどの力量を見せ,アカデミー監督賞まで獲得したダミアン・チャゼル監督は,今後のプレッシャーが相当なものになると思うが,是非次回作以降でも優れた作品を見せて欲しいものである。 (映像5+脚本4+役者5+音楽5+演出5)×4= 96 点。
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