ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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夢を見て自分の人生を切り開く希望のストーリー
あまりにも有名で世界中で話題になった見事なミュージカル映画。
デミアン・シャゼル監督の手腕が光る作品。
エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの化学反応は素晴らしく、
彼らの情熱的な演技が見どころの一つです。
恋が弾けるエネルギー、
そして離れゆく切なくて歯がゆい刹那。
夢と現実の対立や成功への苦闘を描いた物語は心に迫るものがありました。
同時に、終盤の感動的なシーンは印象的で、深く感動しました!
現代のミュージカル映画の傑作と呼ぶにふさわしい作品だと感じました。
恋、そして夢と愛のかたち
ライティング、カメラワークが良い
徐々に明かりが絞られて、スポットライトが当てられる演出が印象的
他にもかなり古典的な手法が使われているが、それが作品の雰囲気に合っているので良い
物語は主人公二人に焦点が合っていて、二人が一緒になる、離れる。
が物語のポイントになっている。ラブストーリーらしいラブストーリーの作り。
冒頭のロケットスタートから、二人の恋の盛り上がりをダンスで表現
最高潮になったところからダンスはなりを潜めつつ
適度に歌で演出、終盤の集大成は最高
夢と愛のかたち
間違いなくお互いのことを想いながらも、それで喧嘩したり
道が分かれるという展開は感情を揺さぶられる
同じアングルで違いを表現するシーンがいくつかあるが
これがとても効果的に使われている。
伏線も丁寧に回収されるので気持ちが良い。
ミュージカルシーンと、セリフ主体のシーンを組み合わせた
緩急の付いた展開がとても良かった
個人的に頭がアンテナになるから顎にリモコン当てろというシーンが面白くてお気に入り、そしてプリウスw
高評価も分かる傑作
タイトルなし(ネタバレ)
名前だけ聞いたことあって今頃観た。
ミュージカルは嫌いじゃない。最初の車のボディの上でターンをきめるとか今どきの日本の車事情だとありえんと思ったがそんなことはどうでもいい。よその国の話だ。
ジャズもいいなと思った。音を聞いて。
ハッピーエンドがねじれている。というか愛し合う二人はお互いの夢と共に愛し合っていたんだろう。
男は夢を叶えたが叶えるまでに夢に向かっていく女と、互いにすれ違い、女は違う男と結ばれていた。子供も赤子ではなかったから、女の夢が叶ったとき、そこにいたのはその違う男だったのだろう。
店の名前もラストの演奏も女々しさ極まりないものであったが、人生とはこういうものなのだ、ジャズなのだ、ということなんだろう。
半分観て、しばらくしてから半分観た。こんな観方をしてしまったが、映画館で普通に一気観したら「いや〜よかったなあ。DVD出たら買おうかな」とか思ったかもしれない。
甘いラブストーリー。隠し味にほろ苦さ
二人が夢に向かって愛を育んでいくストーリーは、最高の音楽に彩られて甘くキラキラと輝く。でもはじまりと、終わりにほろ苦い人生の挫折や別れを描いてあるあたりは、思わず涙ぐんでしまうほど。
ただ甘いだけのミュージカルじゃないんです。
劇中、カメラ割りまでが緻密に計算してあって、見ているこちらにまでリズムに乗ることを要求されているような錯覚に陥りました。それほどに見事なコレオグラファー。踊りだけじゃなく、現場のすべての動きを仕切っていたような完璧なタイミングでした。
エマ・ストーンの演技も抜群で、華やかな笑顔の影ににじみ出ている悲しみや寂しさを表情だけで伝える演技力は見事としか言いようがない。
これから、10年と言わず長い年月を『ラ・ラ・ランド』の美しく儚いスコアたちが語り継がれていくことが想像できます。
素晴らしい音楽。踊り、カメラワーク。
画面の中にいくつもの奇跡が収められています。それを見ているだけでも退屈しないステキな映画でした。
うるっときました
評価爆上がり
映画上映に合わせてオーケストラが生演奏するという「シネマコンサート」に参加して、5年ぶりに再視聴しました。
初見と違ってストーリーを把握してから観てみると、音楽、ダンス、衣装、映像の素晴らしさに改めて気づきました(セブの演奏にズレなく合わせる東京フィルのピアニストにも感動!)。
往年のミュージカル名作を思わせる作品…ながら古さは感じませんね。
ハマってしまったので、メイキングDVD視聴したりサントラ聴きまくってから3度目の視聴。
いや〜良き作品です。
ララランドってLAの別称なのですね、現実離れした世界 的な意味もあるそうです。
ミア、セブそれぞれに夢を叶えて、結ばれなかったけれどお互いの夢には欠かせなかった大切な存在。
エンディングのアイコンタクトには色々なことを想像させられます。
再視聴して格別な作品に昇華しました♪
スクリーンで観るべきミュージカル
初めの方は凝ったカメラワークを「これでどうだ!」と見せつけられてる...
2017/2/16
LALALANDは未来のクラシック映画になる、多分
ミュージカル映画=「木に竹を接ぐ不粋なジャンル」と言う先入観から長年、拒絶感、アンチの感情を払拭する事が出来なかった。
でもこの映画にはそんなマイナスイメージと言う毒素を薬へと転化させてしまう変移的ミラクルな効果があった。
ただその余韻はこの映画に限ったオンリーワンな浄化作用…恐らく。
誰もが憧れる普遍的な理想を架空の世界に築き、現実に行き詰まった時にはいつでも心の処方箋として見る側の心に寄り添う…そんなヌルさ溢れる脳内お花畑感Maxなミュージカル映画とタカを括ってた…甘かった。演技と本音、夢と現実、融合し合う事が困難な二律背反する要素をこれでもか!と言う情熱で繋ぎ合わせた虚構を超えたリアル、ジャズ、歌とダンス。一つ一つの本気がパズルのピースを組み合わせたように緻密であり、役者の演技も自由なアドリブを感じさせる躍動感と気迫に満ちている。矮小な偏見は脱帽へと変わり、LALALANDの魅力に屈しました。
絵空事ではなく地に足の着いた、夢を叶えると言う現実とそこに付随する喪失感を描き切った事がLALALAND最大の成功要因やったと思う。
夢なんてどうでも良い、この映画そのものが夢や!
なんかそんな感じ
腹いっぱいのLALALAND…ごっつぁんす!by天龍
私の勝手な解釈
春夏秋冬、起承転結。
ラストの”冬”が衝撃的で感動した。
冬じゃなくて5年後ってのがツボ。
”春夏秋”がミュージカルで、やけに空が綺麗でおかしいなあと思っていたが、”冬”で納得出来た。
最初のクルマの場面の季節はいつかはわからないけど、いかにも「今作はフィクションです」という始まりかただ。
解釈はそれぞれ自由。
主役の二人が結ばれるほうが現実かな、と思った。
そう思えばハッピーエンドでスッキリする。
バイブル!
これはミュージカル映画なのだろうか?
観てから大分時間が経っているので、記憶が曖昧な部分があるが、率直な感想は、タイトルのとおり。泣けるとか、切ないとか、新感覚のミュージカル映画とか、そういう声を聞いていた。忘れていた頃にラジオでこの映画の話を聞いて、観た。確かに切ない話だったが、泣きはしなかった。どう評価したらよいか困った作品。
(過去鑑賞作のレビュー(2022年DVDで鑑賞))。
まず、私はミュージカル映画が苦手である。感情表現が過剰で派手で大きいのが繰り返されるのが苦手である。その点で言うと、この作品はミュージカル的演出は抑制的で、ストーリー重視の普通の恋愛ドラマ映画と同じ感覚で観られる(話が切ないものなので、演出が控えめになっているだけという見方もできるだろうが)。
しかし、皮肉になってしまうが、それ故に全編にわたって中途半端感が拭えない。そして余計なものが1つ。最後の「実現しなかった2人の世界」は必要だったのか?ミュージカル映画だから、あの「わかりやすい」シーンがないと締まらなかったのか?自分にはしっくりこなかった。
恋愛ドラマとしては悪くない。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの演技はとてもよい。特にエマ・ストーンがいい。2人とも真摯に演技しているのが伝わってくるので気持ちがよい。2人並んでピアノ奏でるシーンや公園での別れのシーンは良かった。それだけに全体としてどう評価して良いかわからなくなってしまう。
評価の難しい作品だった。
売れない二人が夢をかなえる話
ジャズをやるオーナーを夢見る男と女優を目指す女の恋愛の話。二人は夢を叶えるが、恋は成就しない。
映画全体が古いものに対するリスペクトがあり、ジャズはメタファーになっている。
話は王道展開。
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