「幸せのディフェンス」サウスポー everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せのディフェンス
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短気で怒り任せに戦う姿勢だった元チャンピオンボクサーが、全てを失い、再起するまでの道のりを描いています。
奥さんの理性的な支えなしでは、道に迷い怒る猛獣のような彼でしたが、周囲の雑音から自分自身を守り、精神的に自立していく過程で、彼のボクシング技術も磨かれます。最後に残るのは、所詮金目当ての輩ではなく、愛情と友情です。
元々左利きのEminemが主演する予定で、このタイトルだったみたいですね。
Jakeは右利きなので、右パンチが持ち味のボクサーということなんですが、最後の決め手が左パンチということで、タイトルは変更されなかったのでしょうか。ストーリー全体からは、そこまで左パンチの意義を感じませんでした。むしろかえって結末が見えてしまいます。
ファイティングシーンはリアルで大迫力です。本物の試合を観ている感じです。
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