劇場公開日：2015年4月17日
「アニメミライ2015」上映作品。若手アニメーターの育成やアニメーション分野における人材・制作母体の発展を促すことを目的とした文化庁のプロジェクト「アニメミライ」の2014年度に製作された短編4作品のうちの1本。ひとり暮らしのひろしは、ロボット会社ハッピーカムカムにメイド型ロボットを注文する。しかし、やってきたのはお母ちゃん型ロボットのヨシコだった。実の母親以上に母親らしいヨシコの振る舞いに、最初は戸惑うひろしだったが、次第に心を動かされていく。制作は「メタルファイト ベイブレード」シリーズなどを手がけるSynergySP。監督は「ちびまる子ちゃん」の須田裕美子。
2015年製作／日本
劇場公開日：2015年4月17日
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涙腺が弱くなってきた自覚はあったが、まさかこれでボロ泣きさせられるとは思わなかった。個人的にツボをつかれてしまった感じ。全体に不作気味だったアニメミライ2015では一番印象に残った作品。
現代人が抱く孤独感をハートフルに解決するわかりやすく完成度が高い作品。
ただ、若手の作品だと言われると、若さをあまり感じないのがこうなんというか。
ストーリーと解決法やギャグがひと昔以上前、魚のシーンなどの演出も昭和ノリなのはわざとなのか。
このロボット販売会社を舞台に連作が作られても面白いと思う。
星3.5、直球ど真ん中の良作。
