Dearダニー 君へのうたのレビュー・感想・評価
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子役、ジゼル・アイゼンバーグの愛らしさに注目!
本作でなにより度肝を抜かれたのは、往年のロックスターを演じるアル・パチーノです。
ロックスター"ダニー・コリンズ"役なので、もちろんステージパフォーマンスもありますよ。
しかもその往年のヒット曲「ヘイ・ベイビードール」が、ロックというよりかなりポップス寄りな感じなんです。
腰をひょいひょいとリズムをとりながら唄う姿に、色んな意味でびっくりです(笑)
アル・パチーノもデニーロも、色んな役をやりますねー!
43年前、ジョン・レノンが新人ダニーに宛てた手紙が見つかる。そこには、音楽に対する愛情を持ち続けるように書いてあります。ダニーは43年前にこの手紙を受け取っていたら、こんな自堕落な生活にはなっていない!と思うんです。いや、今からでも遅くない!
若い頃ダニーは、グルーピーと関係ももってできた息子がいます。
関係修復をはかろうと急に息子に会いに行くんですが、ものごとはそんな簡単でも単純でもなく。罵声と共に拒否されます。
しかしむっちゃ可愛い孫娘ホープがADHDと知り、有名な専門学校への入学をロック・スターのコネで果たした後、息子とは和解します。しかし……。
アル・パチーノ、決して歌は上手くないです(笑)
でもピアノを弾きながら、語るように濁声で唄うシーンは流石です。心に迫りました。勿論、劇中で流れるジョン・レノンの曲も。
また脇を固めるクリストファー・プラマーや、アネット・ベニングなどの演技さえも霞む、難しいホープ役を演じたジゼル・アイゼンバーグの愛らしさ。是非、注目してください!
ジョン・レノンソングの入門書的映画
実際にあった出来事をアレンジした映画は、最近だと『チャップリンからの贈りもの』があった。チャップリンの遺族の全面協力がなければ出来なかったろうが、こちらもジョン・レノンの遺族(=オノ・ヨーコ)の協力なくしては難しかっただろう。
というわけでほぼ全編レノンの曲が使われていて、それもシーンごとに合った選曲をしている。諸事情で歌詞字幕は出ないが、興味を持ったら歌詞の意味を調べてみるのもいいかも。
ダメダメな役のアル・パチーノってこれまであったか?っていうぐらいのダメっぷり。ブロードウェイに立っているだけあって歌のパフォーマンスも堂に入っている。近々公開の『アントマン』でもいい味出してたけど、息子役のB・カナヴェイルも地味ながら好演。
ラストは正直、「えっこれで終わり?」という気がしないでもないけど、ライトな感じで観るといいのでは。
forget it
アル・パチーノ ロック・スター??? get the f### out
hopefully メリル・ストリープ does a better job in "Ricki and the Flash"
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