「【”世界の中心は女性!”オバマ大統領もビックリのオープニングからお下劣さも健在の第二作。アカペラパフォーマンスに更に磨きがかかってます。”今作のMVPは、太っちょエイミーである!”】」ピッチ・パーフェクト2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”世界の中心は女性!”オバマ大統領もビックリのオープニングからお下劣さも健在の第二作。アカペラパフォーマンスに更に磨きがかかってます。”今作のMVPは、太っちょエイミーである!”】
■全米大会3連覇を達成し、勢いに乗る女子大生アカペラグループ「バーデン・ベラーズ」。
だが、オバマ大統領の誕生日を祝う式典で太っちょエイミーが大失態を犯し(〇〇〇〇丸見え・・。)、活動停止に。
唯一与えられた汚名返上のチャンスは、世界大会での優勝。
だが、そこに登場して来たドイツの「ダス・サウンド・マシーン」が、立ちはだかる。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・第一作の時も思ったんだけど、「バーデン・ベラーズ」のメンバーって、多国籍で、体型も様々だし、それ故に個性的なところが良いんだよね。
・ベッカ(アナ・ケンドリック)が夢を叶えるために、皆に内緒でプロデューサーになろうとするんだけれど、結局は「バーデン・ベラーズ」に、残るんだよね。
ー あの仕切りが大好きな、卒業したオーブリー(アンナ・キャンプ)が管理する合宿所に仕掛けられたトラップに引っ掛かったシーンは笑えたな。-
・ドイツの「ダス・サウンド・マシーン」のアカペラパフォーマンスが、前半と、世界大会と二回披露されるのだが、個人的にはレザーに身を包んだ彼ら彼女らの”DEVO"や”ディペッシュ・モード”を想起させる楽曲は好きだな。
<司会者の男の、女性蔑視満載のコメント振りも健在であるが(今では、あれはNGじゃない?)、それを上回る太っちょエイミーの魅力は、第一作よりも更にヒートアップしている処も良い。
まさかの、トレブルメーカーズのバンパーと太っちょエイミーの恋の描き方も面白いよね。
女子大生アカペラグループの奮闘を描いた青春ミュージカルコメディの秀作である事には、間違いない作品である。
”今作のMVPは、太っちょエイミーである!”と断言したい作品でもある。>