劇場公開日 2015年11月27日

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黄金のアデーレ 名画の帰還のレビュー・感想・評価

全176件中、41~60件目を表示

3.5全てを奪われたこと。取り戻したいのは自分のアイデンティティ。

2018年1月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

クリムトの「黄金のアディーレ」をナチスに奪われ、オーストリア政府に取り上げられ、それを取り戻すために不可能とも思える裁判を起こす勇気は、勝つためというより、自分の一族のアイデンティティーを取り戻すためのように感じる。
ユダヤ人だというだけで、財産も家族も全て奪われる。その恐怖は計り知れないものだったと思う。
なんとかアメリカに亡命することができ、戦争も終わり、平和な日常が送れるようになったとしても自分の祖国を奪われ、家族を殺されたその過去の傷は消せなかったんだと思う。
途方も無い裁判と最初は思ったが、よく考えれば、取り上げられたものに対しての権利を主張したかっただけ。そこには、一族と家族の幸せな思い出が詰まっていたのだろう。
これが、事実を元に作られた映画で、実際にその絵は今、アメリカにあることを考えると非常に感慨深い。

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七星 亜李

3.0人は奪われ奪い取る。 加害者であり被害者なのだと。

2018年1月24日
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鑑賞方法:VOD

人は奪われ奪い取る。
加害者であり被害者なのだと。

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sakahiro

5.0戦争はまだ集結していない…。

2018年1月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ユダヤ人がナチスから奪われた金品は10万点。

ほとんどが持ち主の元に戻っていないという事実にショックを受けました。

この黄金のアデーレが、マリアの元に返還されたケースはとても幸運だと思います。

彼女が叔父様の遺言書を提示して美術館に訴えても、美術館側は絵を奪われたくないと必死に抵抗するのです。

なぜそこまで意地になるのでしょうか…?

マリアの正当な訴えが裁判沙汰に発展するという悲しさに、ナチスが負わなければならない責任が山積していることを感じました。

戦争の本当の意味での終結はいつになったら実現するのでしょう…。

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ガーコ

5.0裁判で勝つ瞬間は山の頂点じゃなかった。クライマックスはそこじゃない...

2017年12月27日
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BOnbon

5.0過去との向き合い

2017年12月13日
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最後の実在のマリアの優雅な佇まい。美しくいきたい。
それにしてもナチの行いは多くの悲惨な物語を生み、今もそれが続く。少しずつでも人間が賢くなれルことをねかう。
あーなんてこと、ここにもワインスタインの名前が、、、

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マッターホルン

4.5過去の記憶

2017年9月24日
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鑑賞方法:VOD

過去の記憶を蘇らせることがいかに重要か。
お金ではない、人のルーツが人との繋がりがどんなに重要かを考えさせてくれた。

実話。

昔からクリムトの絵が好きだった。ただ単に私にとって他の絵画に比べ何と無く分かりやすいような気がしたから。

アメリカヨーロッパオーストリア、ナチスとこんなに関わりのある絵画だったとは。

シンプルなことを難しくいうのではなく。

不当に奪われた自分の家族に所有物を返して欲しい。
それだけの当たり前のことがこんなにも難しく、感動を呼ぶ物語になるなんて。

泣ける、俳優が本当に素晴らしい。

おすすめ!

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emp

3.0印象操作

2017年8月29日
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もりり

2.5強国

2017年8月28日
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鑑賞方法:VOD

絵画などの芸術品はやはり、お金のある強国に集まるのだなと思いました。貧しい国は、収奪されっぱなしのままだったり。

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ミカ

3.5実話を元にした作品

2017年8月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

実話を元にした作品で、物語そのものが非常に興味深かった。
映画的には非常に分かりやすかったが、よくも悪くも標準的なものだった。

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naga1548

4.0深い歴史映画

2017年8月24日
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一枚の絵に秘められたホロコーストの歴史を振り返る。単に絵一枚をめぐる話だけど、いろいろ考えさせられる。

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素子

2.0ドキュメンタリー映画としては

2017年7月23日
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面白いのではないでしょうか。
クリムトのファンなので楽しみだったのですがクリムトの作品とかあまりでてこないのですね。
クリムトの作品はオーストリアで大事にされてたのだからオーストリアの美術館にそのままおいといてよかったのではとどうしても思ってしまいます。
あとマリアがわがままだとおもいました。

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山のつん

4.0●一枚の絵にかける想い。

2017年7月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

一枚の絵を巡る数奇な歴史。素直に感動する。もちろん泣く。
戦争は人びとの暮らしに土足で踏み込んで、破壊する。四半世紀経てもなお晴れることのないトラウマ。過去は捨て、前を向きたい。その心情も理解できる。奪還後のマリアのセリフがなんとも切ない。

弁護士のシューンベルク。この作品のもうひとりの主人公。彼の人生も一枚の絵で変わる。
人は、どこで何を掴むか。何に人生を賭けるか。そんなことを教えてくれる。

余談だけど、いまは亡き渋谷シネマサンライズで最後にみたな。
変わらずアンケートとってて、ラストらしさはなかったけど。

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うり坊033

4.0

2017年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

判決がでた瞬間涙でてきた。久しぶりに感動した映画だったよ

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Akane Sekiguchi

4.5取り返したのは

2017年6月13日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ke_yo

4.5美術品

2017年6月7日
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って色々な思い、歴史を背負っている 戦争のドサクサで本来の持ち主から離れてしまった物って沢山有るのでは オーストリアで調停に持ちこみよくあんな判決(?)が出たと思う しかしネックレスはもう戻ってこないのか?

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ゆう

4.0思っていたより!

2017年3月26日
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こういう映画は、あまり好きではないが、
これは面白かった、金のためでなかったというのが・・・・・・

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hideaki

5.0いい映画だ

2017年2月17日
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鑑賞方法:映画館

無関心••3••好/並••3••凄
無••3••涙/無1••••固ゆで
無••3••社会派/大衆•2•••狂信
楽しめた/紹介する
俺の満足度 70点
作品賞ノミネート可能性 80%

再度鑑賞。
いい映画だ。心が揺さぶられること、映像と音楽が美しいか凄いこと、終わりまで飽きないこと、この3つが自分にとってのいい映画の条件だが、該当!

いい映画だった。
婆さんに主演女優賞を。とても気持ちのいい 凛々しさ でした。
若者にいい感じの頼りなさと頼りがいを。では、成長物語だったのか? いや、やはり彼女に尽きる。
原作があるとしたら、けっこうな長編なのだろうな、ストーリーはかなり駆け足で重厚さはないけれど、実話であり歴史であるということは、それらを凌駕していた。
あ、それと音楽賞、美術賞の次点かな。音楽賞は、俺の中では「セッション」だから。あちらの激しく叩きつける熱き音楽に対して、こちらは静かな中に歴史を感じさせるいい音楽だった。

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CB

4.0とてもとても良作

2017年2月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

劇場の予告で面白そうな映画だと思ってはいたものの公開中見ることはなく…忘れていたんですけど、新作5本割引で数合わせに借りてみたらなんとめちゃくちゃに良作でした。良い映画。大人なら泣けます。

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の

4.0ヘレンミレン

2017年1月22日
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なんともかわいい。アイインザスカイを見て間がないので落差がすごい。ユダヤ老婦人と若者というバディー感がたまらない。パイナップルアーミーでこういう組合せを読んだが。ライアンレイノルズの血が騒ぐこの映画の転換点、実によくできている。
戦争の罪をナチに棚上げするオーストリア人、ドイツ人よりも加害者意識が低くて済むかもしれない。そこを見事に貫いた問題提起は鮮やかでもある。
国の枠組みだと問題解決はしづらい訳だが、国の内外を超えて戦争において被害を受けた方には寛容であり、慰霊と同情の念を忘れぬこと、過去を知り過去を現在の教訓として平和を希求する意識をもって努力することの大事さを問う。コンフリクトを打開するために、安易に相手を否定して、自分の中で勝手に解決したことにしても、それは独り言の類。解決はもたらさない。
とはいえ、この映画はオーストリア政府を意図的に悪く描いている恐れがあるが。オーストリア側からこの話を描いたら、ゴリ押しのアメリカ、狡猾な弁護士が国宝を奪い取る話になるんだろうけど。

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Kj

4.0絵画を通して見る歴史

2017年1月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ナチものは重くなるが、華麗な絵画を軸にウィットに富んだヒロインと弁護士の二人を通して、冷静で冷徹な法廷バトルと過去のナチによる過酷な思い出が交錯する様は見応えがあった。アメリカは希望を叶えてくれる国だったのだなあ(なぜか過去形?)

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Sheeta