スノーデンのレビュー・感想・評価
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頭が良いのは羨ましい!
凄く話題になっていたので気になって観ました。
こんな頭脳を持っていることを羨ましいと思います。私も欲しかったです。
ですが、頭脳を買われて危険な目に合ってしまう。。そういう道を避けて通ろうとは思わないのでしょうか…?やはり世のため人のために、といそしむのでしょうか…。
彼の人のために自分を犠牲に出来るところ素晴らしいですね!!
そしてこれを映画にし、世界に発信してしまうのも凄い!!大丈夫なのかと、つい心配になってしまう(¯∇¯٥)
オリバー・ストーンの変わり映えしない手法
アメリカ政府がインターネットで世界の情報を見放題だと言う事を元CIAスノーデンが暴露したお話。
容易に「盗撮、盗聴するのは良くない」とか「アメリカは身勝手過ぎる」とか思う人は後を絶たないだろう。
しかし、私的には逆にそういう人々に言いたくなる時がある。
コンピュータ、インターネットと言う英知の結晶を使わせて頂きながら、リスクも考えずその発言は逆に身勝手過ぎないかと。良い所は何も言わずに活用だけする。
「お金払ってるんだからいいだろ」とか言い出す人もいそうだ。時にはそのインターネットに守られている時だってある。
私的に中間的立場に立てない人間が多いなぁと思う世の中。この事件当時も「あっ、そう。」と思った程度だ。
英知の結晶を手にした時、人間には必ず「得」と「損」がある。石炭石油しかり、ダイナマイトしかり、原子力しかり、テレビしかり、コンピュータしかり、インターネットしかり。議論は今でも絶えない。
損と言う物は後々分かるもの。それだけに声を荒げる人もいる。
今回スノーデンは米国の悪政を暴露したかった訳では無い。
世界に議論を持ち込み世論にて「インターネット正しい方向性を示そうよ」と考えただけ。
中立的立場にて。
映画内容からだいぶそれてしまったが、内容はスノーデンのCIA入社経緯から告発までの流れなので、起伏がある話では無い。
私的にはオリバー・ストーン監督の進歩の無さにガッカリ。JFKぐらいから始まった無難な政治的ネタ祭り。
プラトーン辺りがピークで終わってしまった様で無念です。
スノーデンの物語は面白いが、オリバー・ストーンの手法が変わり映えしない。
他の監督でも作れるだろうね。でこの評価。
レビュー
社会派を撮らせたらいい味を出すオリバーストーン監督作。日本にいるとゴシップ感が強めで報道されてましたが、真剣に考えだすと現代人の深い問題が…😇
IT が発達した現代で、監視という強大な権力を誰が、どのように監視するのか…
あなたのPC、スマホはどうですか?
思っていたのと、違っていた。
最近の話の実話物なので。断片的なニュースから自分の中で「スノーデン=裏切者」と勝手に思ってました。
スノーデン側から語られる話ということもあってか、「大衆監視されている危機」を公にした話を、今と過去を行き来しながら進むところが。興味深かったです。
「仕事上の守秘義務」はどの仕事にもあります。ただそれを究めすぎると、「やりすぎ」だったり公共性に欠けてしまう。
スノーデンは「自分の信条」をしっかり持っていて。その手腕からどんどん秘密の闇の奥深くへ連れ去られる一歩手前で、気づきその証拠をコピーして持ち出す所は、スリリングでした。
手話・マイクロSD(だと思う)・ルービックキューブ。この3点の使い方もかっこよく。スパイ風に仕上がってました。ひゅー。
スノーデンの恋人の話も随所に織り込まれているのが、スノーデンを応援したくなる要素かな。
スノーデンのドキュメンタリー映画「CitizenFour」。2015年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したと知り。機会があったら見てみたいです。
全国民が「アメリカとは?」という壮大な大喜利に参加している国
米インテリジェンスの中枢であるCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)で数々の実績を挙げてきた優秀なプログラマーであるエドワード・スノーデンが、極秘裏で進行してきた国家ぐるみの個人監視の実態を暴露する、実話に基づいた物語。
イメージ的にだが、アメリカという国は、全国民が「アメリカとは?」という壮大な大喜利に参加しているように見える。そんな大喜利で人気を集める回答が「自由」「権利」「最強」あたり、そこに911以降加わったのが「安全」であろうか。オリバー・ストーンという監督も、その大喜利に自国への批判的精神を隠さずに答え続けるクリエイターのひとりで、本作でもまた、スノーデンの姿を通じて彼の回答が示されている。
愛国心、正義感から軍に入隊したスノーデンは怪我が原因で除隊を余儀なくされる。それでも祖国のためにと、もともと才のあったプログラミングでテロ対策に従事することになるが、徐々に業務内容に違和感を覚え、その実態を確信した時、こんなセリフを吐く。
「テロの予防は言い訳で、個人監視は政府の覇権のためだった」
テロはアメリカの「安全」を脅かすが、個人監視は国民の「自由」や「権利」を脅かす。政府の覇権は「最強」であることの証明。つまりアメリカは、「最強」であるために「安全」という言い訳を振りかざし「自由と権利」を侵した、という怒りがこの暴露の根っこにある。
スノーデンは、高給や出世、パートナーとの幸せな日々を犠牲にした暴露によって、国民の「自由」と「権利」を守り、彼なりの「アメリカとは?」という大喜利への答えを出した。オリバー・ストーンは本作の製作によって、「最強の証明のために、それ以上に大切なものを何度も台無しにする」という、「プラトーン」や「7月4日に生まれて」など一連の作品群に通じる答えを出した。そして、そのどちらも大喜利としては全然笑えない命がけのものであり、まさにそこが映画としての面白さ、緊張感を生み出している。
この暴露劇、実は本作公開の何年か前に、すでに本人出演のドキュメンタリー映画が公開されている。それでも本作が製作された背景には、クリエイターであるオリバー・ストーンの大喜利への回答と、スノーデンという一個人の人間性のドラマ化によって、ドキュメンタリーとは違った、奥行きを出したかった点にあるのだろう。実際、スノーデン役を演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットの完コピっぷりは想像を絶するクオリティで、必見である。
恐ろしい
今でもアメリカと仲違いしたらボタンをポチッと押されて日本のNETや電気をダウンさせる事が出来るのかと思うと恐ろしい。
映画は淡々と告発をする為の作業を続けて行くだけで凄く長く感じた。
社会的地位、経済を操りいつでも都合良いように操作できて、常に優位な...
社会的地位、経済を操りいつでも都合良いように操作できて、常に優位な立場でいる。
世界の安全を守る方法に境界線はあるのかな。私は安全に生活していくためにプライバシーを犠牲にしなければならないなら、それは仕方ないことだと思う。時代だよね。でもそのただの庶民の生活情報さえも操作されて気づかないうちに大変な事態に陥るかもしれない。
バタフライエフェクトというやつですか。
映画自体は難しいと思っていたけど、私でも分かったし、本人の意とする議論する題材を定義する映画だったと思う。
こんな現実に追い付けない
凡人には途方もない話のようで、自分が盗聴に値しないなどというのは承知しているし、世界大戦を未然に防ぐためならいいんじゃないの?なんてうっかり思ってしまいそうだけど、スノーデンは違った。彼の立場になれば、そのような正義感の強い人であればなおさら、それが間違いであり追い詰められていくのだろう。どちらに賛成か?わからない。
スノーデンが訴えた問題をすり替えてしまっているような
ネット監視社会の脅威がそもそもよくわからないという人にはとてもわかりやすく作られた作品だと思いますが、スノーデン事件にかかわるノンフィクション作品とうたうにはかなり問題があるような。(脚色しすぎという点で)
ストーリー上ドラマティックでとても見やすい作品であることは間違いないです。その点はフィクション且つエンターテインメント作品として十分に楽しめます。
けれど実在人物のスノーデンはプライバシーの侵害は言論の自由を奪われることであると訴え、人権侵害の問題を提起した人間です。アメリカが個人を監視することで民主主義は独裁主義変わるだろうと社会に警告した人物です。
本作中でもその点には一応触れているものの、焦点はシステムの軍事利用の方にスポットがあたってしまい、作中彼の怒りの沸点が自分の作ったシステムがいつのまにか軍事利用され、罪なき人々の命を奪っていたことにより暴露に至るため、彼の訴えの趣旨が異なり過ぎてノンフィクションというにはあまりにもひどいと思ってしまいました。
この作品を見る人は、スノーデン氏が命がけで訴えた根源を忘れないで欲しいと思います。彼は自由の国を愛しているから国民に警告を決断し、国に戻れなくなりました。そして悲しいことにアメリカと不仲である国に助けられ、人権弁護団の頭脳を持ち寄っても司法が彼を守ることは難しいそうです。
ハッキングもクラッキングも可能な彼が最終的にアナログ式の情報交換に頼りながら亡命できた点。すべてが本末転倒なだけに事実は物語よりも切ないものがあります。
このあとドキュメンタリー映画「シチズンフォー」を観ることをお勧めします。
おもしろい!はじめはフーンてなもんだったけど、観ているうちにじわじ...
おもしろい!はじめはフーンてなもんだったけど、観ているうちにじわじわと、自分も無関係じゃないんだ…と感じさせられるのでコワイ。展開としては割とすんなりなのだけど、ジョセフゴードンレヴィットの演技がうまくて引きつけられた。この俳優いいなあー。
って、似てるなと思ったら本当にリスエバンスだったのね!おっさんになっちゃって!
ニコラスケイジはすぐにわかった。
議論を始めるために情報がなければ、僕らは迷子です
映画「スノーデン」(オリバー・ストーン監督)から。
アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた、
元CIA職員エドワード・スノーデンの実話だから面白い。
まだ数年前に発覚した事件として記憶に新しいからだ。
どこまで事実に忠実なのかはわからないけれど、
会話の節々に、なるほどなと思うメモが増えた。
「人生で最も重要な日は?」「 9.11です」
「インターネットは世界中の人々が、
理解し合えるようにするテクノロジーです」
「テロを止めるのは、糾弾ではなく頭脳だ」
「20年後にイラクは見捨てられる。
テロは短期的な脅威だ、真の脅威は、中国・ロシア・イラン。
サイバー攻撃を仕掛けてくる」
「戦闘の第1ルールは?」「敵に悟られるな」
「もし1人でも外部の者や議会に知られたら?」「敵にも知られる」
「秘密保持が防衛だ、防衛が勝利に繋がる」などなど。
そして最後に「暴露は正解だった?」と尋ねられると
「もちろん議論を始めるために情報がなければ、僕らは迷子です。
権力がある人々が、全て機密にして隠そうとすれば僕らは糾弾します」と。
誰もが日々監視される可能性がある情報の世界、恐ろしい時代になったな。
オリバーストーンの現代戦争映画。
私的には良かった。
まずオリバーストーンと言えば戦争映画だから。
ベトナム三部作を見てる私のイメージが少々…
だけど、クリントイーストウッド作品に近い
本当の話を凄く良く現代的かつ分かりやすく
表現してあった。スノーデン氏のしたことに
賛否よりも事実をリアルに観れた気がする。
もちろん主人公にも愛嬌があると思った。
こーゆー情報機関で働いてるのは
アイビー出のムキムキマンだから。
なのに、この人てんかん持ちの低学歴。
だけど独学で乗り越えてきた努力家。
そして彼には彼なりの信念があったこと。
あの最初の面接の教官との面接の話
スターウォーズのソロ
肩をすくめるアトラス
上記2点は興味深かった。
そしてリベラルな彼女の影響もあってか徐々に
愛国者から自分の信念を貫こうと努める彼は
テロは短期的な脅威
だれも選んでないけれど…
安全に遊びたかったら入場料を払って当然?
現代の戦場はevery where!
先頭の第一ルールは敵に悟られないこと。
誰かに悟られるだけで敵に悟られる。
教官と狩りをしながら会話をした時は未だ
愛国者だったけれどハワイで遂にブレイクスルー。
秘密保持が防衛に。
防衛が勝利に繋がる。
という言葉に惑わされずに暴く。
たしかに本当にこれが世界の現状なんでしょうけど
彼女の気持ち分かるなぁ。やましいことしてないし
ピンとこないって話。だけどパソコンのカメラは
速攻で私も何となく隠しました。笑
でも手話っていいね。ハワイの同僚だった
パトリックとエドの手話のシーンすごく良かった!
戦闘の第1ルール:敵に悟られるな。戦場は世界中だ
オリバーストーンの面目躍如
本作は2004~2013年の実話に基づく
恐怖のエックス・キースコア
FISA裁判所も初耳
エドワード・スノーデンの彼女役がシャイリーン・ウッドリー。
ポールダンス教室やヨガを披露
香港
ジョージア州
アメリカ・バージニア州CIA訓練センター 通称〝ザ・ヒル〟にニコラスケイジが出てきてちょっとげんなり。
ワシントンD.C.
香港
スイス・ジュネーブ
日本 横田空軍基地
ここでは日本の情報のみならずインフラまで掌握されていると。
メリーランド州
ハワイ・オアフ島 NSA工作センター 通称〝トンネル〟
個々の上司がスコット・イーストウッドてのもげんなり。
スノーデンが作ったエピックシェルターが流用されている
ハートビート作戦
まさに最近よく見るドローンによる遠隔攻撃
エクアドル
ロシア
ほんとに世界中を駆け回ってる。
こんな恐ろしいことが暴露されても我々はネットを利用することをやめられない。完全依存している中毒患者のようだ。
対テロ戦争といいながら一番たくさん監視しているのが米国民ていうのが笑えない。それでも安全のための入場料だと割り切れるのか。
本編の最後は本人よね!鳥肌立った
愛する国を暴く
2013年6月。イギリスのガーディアン誌が報じたアメリカ政府による国際的監視プログラムの存在。情報提供者は、29歳の青年だった。
国家の秘密に関わるという想像絶する仕事に就く覚悟も尊敬に値するというのに、母国を追われるであろう暴露を企てる青年。
また、その行動力を支える周囲の人々に驚かされる作品でした。
淡々と進むので全体的なテンションは割とlow。
私たちも単なる情報のひとつ。今もきっと誰かが日常と隠し事を覗く準備をしているのかもしれない。
米国人なら、面白かったと思う。あの時、世間を騒がせた彼はこんな人だ...
米国人なら、面白かったと思う。あの時、世間を騒がせた彼はこんな人だったのかと知れる映画だったのだろう。ただ、こちらからすると、「何故彼が世間を騒がせたのか」を観たかったので、そこにもっとフォーカスを当てて欲しかった。恋人と仕事のバランスに悩む表現は良かった。
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