スノーデンのレビュー・感想・評価
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心の声に従う
実話というから本当に驚き!
他人事じゃないし、世界中誰もが関わる大きな事件だからこそ、知っておくべきことなんじゃないかなと思いました。
日本でもマイナンバー制度や、今後AIの進歩でどんどん情報が管理される社会になっていく、その予兆かもしれません。
スノーデンのした事は、いい事なのか悪い事なのか?判断するのもおかしい話で、彼は、自分の心の中声に従って、彼なりの正義を貫いたんだと思いました。
「不快」な思いを解き放とうと、自由を求める感覚は人間誰しも感じるはずで、それが、向上心と呼ばれることもあれば、そうじゃないこともあって、価値観はそれぞれだと思います。
ただ、私自身も、他人に左右される人生ではなく、自分の思いのまま生きていこうと思いました。
一種の記録映画として
事態が起きた時、前代未聞のスキャンダルだと驚かされた。確かに過去、個人が国家を暴くなどあったかどうか思い出せない。
タイムリーでニュースを追っていた時も、まさか逃げ切れるなどと思いにもよらず、それこそ映画のような展開に唖然としたことが忘れられない。
オリバーストーンという安定感が全編を通して裏切らない。どれほどニュースで流れを知ろうと展開はスリリングだし、スパイ映画として終ることのない倫理観への問いかけ、主人公の苦悩もまたよく伝わってくる。ネット抜きに生活できない今、通して、鑑賞者が考えを深めるにはもってこいだ。
いずれにせよ、前代未聞の大事件は記録しておくに間違いなく、されたからには見て損のない一作だと鑑賞する。
唯一のマイナス点は主人公の仕事上、情報管理、システム周辺のシーンが多く、ぼんやりでも知らない人には何がどうなのかわかりづらいかも。
しかしスノーデン氏、いうまでもなくキレものだ。
実話とは信じがたい話
スノーデンへのインタビューと、スノーデンの実際の経験を織り交ぜながら話が進んでいく構成。
淡々としているため、感動や衝撃などは薄い。
非公開のSNSなども監視されているということだが、ストーリーの流れからなのか、ITに関する自分の知識が乏しいからなのか、何でもありのSFスパイ映画を見過ぎだからなのか、あまり実話のように感じられない。
劇的なストーリー展開を期待すると少し退屈。
確かに個人情報は重要だが…
日本が日米同盟を破棄したら…の箇所はフィクションなんでしょうか?
スノーデンの決断やそこに到る葛藤も、米国政府が米国内外の人々に行っていた情報収集の内容も興味深いのですが、スノーデンからサクッと明かされた横田基地赴任時のエピソードがこれ。
本当なら日本にとってはアメリカ人の個人情報より遥かに重要。こんな大事なことをおざなりにして話を進められても。
このくだりがフィクションなら他の部分もそうなんだろうということになるし、事実なら監視社会の是非どころではない大問題に切り込んでいないということになるが...
情報漏洩って…?
ずっと観たかった映画。
何が正しいのか?
意見が分かれそうな内容。
主人公のスノーデンは、日本の攻殻機動隊が大好きなネットに詳しい青年。
米軍に所属し、国を守る一人の軍人だったが、足の怪我がきっかけでNSAの仲間入りとなる。
彼のデータ処理能力が認められ、全世界の機密データ収集を求められるようになってしまうスノーデン。
アメリカのために懸命に働く彼でしたが、自分は正しい事をしているのか、だんだんわからなくなって行きます。
憲法にあるように基本的人権を尊重しなければならないはずが、国は国民全員のデータを収集し管理しようとしている。
さらには、世界の機密組織までも管理下に置き、情報を乗っ取ろうとしている…。
これは、一体何のために?
本当に国のために自分は働いているのか?
自分の行動は正しいと言えるのか?
苦しんで苦しんで、悩み抜いた先に選んだ彼の行動は、アメリカを亡命し国を訴える事でした。
SNSの普及によって、ますます個人情報の取り扱いが慎重になっている世の中。
犯罪者もネットを経由すれば、簡単に犯人を特定できる優れた機能ですが、その反面個人情報の取り扱いの乱用の懸念が叫ばれているのも事実。
正しい使い方であれば問題ないのでは?
と思いつつ、一歩間違えれば個人情報漏洩にもなりかねない危険な問題です。
攻殻機動隊が好きな彼だからこそ、データの漏洩は慎重に行いたい考えたのだと思います。
AIの発達に伴い、ますます情報化社会になっていく今だからこそ、真剣に考えなければならない問題ではないでしょうか?
スノーデンの天才ぶりがすごい!
元々は軍隊所属だったスノーデンだが、CIAのハッキング対策に移り、その才能を発揮する!
スノーデンの天才ぶりと、その苦悩、覚悟、行動力が見応え十分。恋愛の部分も含まれているが、個人的には
男性向けな映画かと。
ルービックキューブがほしくなる!
実話とは信じがたい話
スノーデンへのインタビューと、スノーデンの実際の経験を織り交ぜながら話が進んでいく構成。
淡々としているため、感動や衝撃などは薄い。
非公開のSNSなども監視されているということだが、ストーリーの流れからなのか、ITに関する自分の知識が乏しいからなのか、何でもありのSFスパイ映画を見過ぎだからなのか、あまり実話のように感じられない。
劇的なストーリー展開を期待すると少し退屈。
最終的な結果はわかった
この映画はざっくり言うと理解するのが難しい。最終的な結果はわかったがそれまでなにをしてそれがどう言ったことに繋がるのかが理解しにくかった。
アメリカの過去というのを勉強になったしこういうことがあったんだと知ることができ、見て損は無いと思う。
見れば見るほど理解出来るためより楽しめるかと思う作品。
社会派としてもそうでなくとも楽しめる
何故だか余り面白そうな印象を持っていなかったので観るのが遅くなりましたが、観てみると完成された非常に美しい映画でした。
「事実は小説よりも奇なり」を地で行くようなショッキングな陰謀と勇敢に立ち向かう主人公。
一方向からのみ描かれたストーリーなので映画を通して主張されるもの全てを鵜呑みには出来ませんが、それでも価値あるドキュメンタリーだと感じました。
また忘れられやすいニュースよりも残りやすい映画という形でこのストーリーが残ったと言うことにも意義があるのかと思います。
全体を通して緊張感が張り詰める中随所に登場人物の暖かみが感じられ、社会的な面を抜きにしてヒューマンドラマとして観ても十分に楽しめる映画だと思います。
頭が良いのは羨ましい!
凄く話題になっていたので気になって観ました。
こんな頭脳を持っていることを羨ましいと思います。私も欲しかったです。
ですが、頭脳を買われて危険な目に合ってしまう。。そういう道を避けて通ろうとは思わないのでしょうか…?やはり世のため人のために、といそしむのでしょうか…。
彼の人のために自分を犠牲に出来るところ素晴らしいですね!!
そしてこれを映画にし、世界に発信してしまうのも凄い!!大丈夫なのかと、つい心配になってしまう(¯∇¯٥)
オリバー・ストーンの変わり映えしない手法
アメリカ政府がインターネットで世界の情報を見放題だと言う事を元CIAスノーデンが暴露したお話。
容易に「盗撮、盗聴するのは良くない」とか「アメリカは身勝手過ぎる」とか思う人は後を絶たないだろう。
しかし、私的には逆にそういう人々に言いたくなる時がある。
コンピュータ、インターネットと言う英知の結晶を使わせて頂きながら、リスクも考えずその発言は逆に身勝手過ぎないかと。良い所は何も言わずに活用だけする。
「お金払ってるんだからいいだろ」とか言い出す人もいそうだ。時にはそのインターネットに守られている時だってある。
私的に中間的立場に立てない人間が多いなぁと思う世の中。この事件当時も「あっ、そう。」と思った程度だ。
英知の結晶を手にした時、人間には必ず「得」と「損」がある。石炭石油しかり、ダイナマイトしかり、原子力しかり、テレビしかり、コンピュータしかり、インターネットしかり。議論は今でも絶えない。
損と言う物は後々分かるもの。それだけに声を荒げる人もいる。
今回スノーデンは米国の悪政を暴露したかった訳では無い。
世界に議論を持ち込み世論にて「インターネット正しい方向性を示そうよ」と考えただけ。
中立的立場にて。
映画内容からだいぶそれてしまったが、内容はスノーデンのCIA入社経緯から告発までの流れなので、起伏がある話では無い。
私的にはオリバー・ストーン監督の進歩の無さにガッカリ。JFKぐらいから始まった無難な政治的ネタ祭り。
プラトーン辺りがピークで終わってしまった様で無念です。
スノーデンの物語は面白いが、オリバー・ストーンの手法が変わり映えしない。
他の監督でも作れるだろうね。でこの評価。
レビュー
社会派を撮らせたらいい味を出すオリバーストーン監督作。日本にいるとゴシップ感が強めで報道されてましたが、真剣に考えだすと現代人の深い問題が…😇
IT が発達した現代で、監視という強大な権力を誰が、どのように監視するのか…
あなたのPC、スマホはどうですか?
思っていたのと、違っていた。
最近の話の実話物なので。断片的なニュースから自分の中で「スノーデン=裏切者」と勝手に思ってました。
スノーデン側から語られる話ということもあってか、「大衆監視されている危機」を公にした話を、今と過去を行き来しながら進むところが。興味深かったです。
「仕事上の守秘義務」はどの仕事にもあります。ただそれを究めすぎると、「やりすぎ」だったり公共性に欠けてしまう。
スノーデンは「自分の信条」をしっかり持っていて。その手腕からどんどん秘密の闇の奥深くへ連れ去られる一歩手前で、気づきその証拠をコピーして持ち出す所は、スリリングでした。
手話・マイクロSD(だと思う)・ルービックキューブ。この3点の使い方もかっこよく。スパイ風に仕上がってました。ひゅー。
スノーデンの恋人の話も随所に織り込まれているのが、スノーデンを応援したくなる要素かな。
スノーデンのドキュメンタリー映画「CitizenFour」。2015年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したと知り。機会があったら見てみたいです。
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