「案外イケる後味。」高慢と偏見とゾンビ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
案外イケる後味。
クリックして本文を読む
劇場でチラシを手にした際なんだいこりゃ?と思った作品
だったのだが、何と原作は全米ベストセラーだというのだ
から驚き。てっきりふざけた感じのゾンビホラーだろうと
タカをくくり観てみたが、あらちゃんとJ・オースティン
の古典を堪能できる?何とも説明し難いのだが悪くない^^;
まずそんな作品の仕上がり具合に驚いた。まぁ高慢と偏見
自体が面白い話なので、そこへゾンビが入ったから云々と
いうわけじゃないのかもしれないが、すんなり溶け込んで
いることもある意味凄いんじゃないのか?高貴なご婦人は
すぐにゾンビと戦えるよう準備と武術を日々訓練しており
太腿からサーベルをシャキーン☆と取り出す際のセクシー
加減ときたらまぁステキ。バッサバッサとゾンビを倒して
いく姿に惚れ惚れ。ゾンビと恋バナ、どっちに重きを置く
かでさんざん迷った感のある脚本には食い足りない部分も
あるが、まぁ高貴な殿方にご婦人ですもの~!その程度で
いいじゃありませんか!なんて思ってみたり。いかんせん、
もっと変な話かと思っていたら意外と悪くなかった。って
いう、食わず嫌いの食物を食べて案外イケると思った時の
後味のような作品なのだ(この感想もどうかと思いますが)。
(しかしS・ライリーって可愛い顔してガラガラ声よねぇ^^;)
コメントする