太陽のレビュー・感想・評価
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通好み?
角川シネマ新宿、初見参。TCGグループだったのね。
真面目。めちゃくちゃ重たい。ラストは一応、希望だが。
2時間9分の長編だが、眠ることはなかった。
差別は、必ずしも悪意の元に生まれるものではない。しかし、ひとたび生まれてしまえば、同じ種ではないかのような悪意なき誤解までを生み出し、差別側、被差別側の両方に、悪意なく傲慢や卑屈を生む。そしてそれらは急速に常識となり、悪意ですらなくなり、残るのは言いようのない不満や不安のみとなる。
特撮を全くといっていいほど使わないSFでした。おそらく、セットすらなし。
神木龍之介と門脇麦ははまりとして、父親役()は、別の人でも見てみたかったな。
無関心••3••好 SF
並••3••凄 低予算
無•2•••涙/無•••4•固ゆで
無••••5社会派/大衆••3••狂信
満喫/沈黙
俺の満足度 70点
作品賞可能性 80%
舞台
家庭用ゲームのようなシナリオ!!
太陽
この先の人間の在り方を
問いかけているような映画でした。
太陽の下で貧しい生活を
余儀なくされている旧人類、
太陽の下では生きれないが
ハイテクで裕福な生活をしている新人類。
旧人類は
笑ったり泣いたり怒ったり
私利私欲に走ったり
人間味があったように感じました。
新人類は感情というものが薄く、
どちらかというとロボットのような
かんじで人間味がなかったように感じます。
最後新人類になった麦ちゃんが
その悲しい変わりようを表していた
のではないかと思いました。
そんな悲しい現実の中、
古川くんの役は希望でした。
人間というのは汚い部分も
ありますが、人間味がなくなって
ロボットのようになってしまうのは
悲しい。
この先ますます世界がハイテク化し、
人間が人間でなくなっていってしまう
のではないか、そんな危機感を覚えました。
重い・・・
神木くんのファンなので観ました
内容も全く知らずの鑑賞でしたので
まさかこんな内容とは思わず驚きでした
人間は貧しさに弱く人間の恐ろしさを描いているなと
思った作品でした
最後は希望が持てる終わり方なのですが
途中経過が殺人やら レイプやら
人間があのような状況に置かれたら
ありえそうで とても怖くて 観ていて
心が疲れました
ミニレビュー
考えさせらるれ内容でした。
ウイルスにより、人類は少なくなっていき、種族は二つに分かれました。
ウイルスに強くなり、老化も遅いが、太陽に浴びると死んでしまう「ノクス」と旧人類「キュリオ」。キュリオは、ノクスに管理されています。
ある日、青年がキュリオを殺してしまい、その青年は逃げました。
青年が暮らしていた村は、ひどい扱いを受け貧しくなっていきました。
そんな村で、育った少年は、ノクスになりたいという思いが強く、あることをきっかけにノクスの友人ができます。
しかし、そんな中、キュリオを殺した青年が村に帰ってきます。
その青年は、ノクスに管理される人生は駄目だと主張していました。
その話を聞いた少年は、どちらがいいのか悩み、ある決心をします。
というのが、大体の内容でした。
この話は、色々なことが、両極端に比べられる話だったと思います。
昼間に、生きるか、夜に、生きるかや田舎と都会どちらがいいのか。
ノクスは、生命体としては、いいと思います。病気にならないでしょうし老化も遅いしかし、観ている限りでは、感情が感じられない気がしました。
たいして、キュリオは、貧弱で、悩んでいる不完全な生き物だと感じました。
どちらが、いいのかは個人的な判断になると思います。
自分にとって何が一番なのか考える作品だと思いました。
素晴らしい
映画、物語りに肝心な「必然性」が全く存在しない。
入江悠監督という事で観に行って、愕然とした一本。
映画、物語りに肝心な「必然性」が、画面にも演技にも全く存在しないのが致命的だった。
評価された舞台の映画化ということだが、舞台だからこそ許されることを映画でそのままやってしまってはダメだろう。
ギャーギャー煩瑣い多動障害のような神木氏のキャラ、要所要所で棒読の門脇氏の演技など、これで良いのか?と思ってしまうちぐはぐな人物描写。
設定のみだけで、人物もその行動の理由も何も説明のない展開。
心情的にリアリティのない、長回しとは到底呼べない冗長な演出
後半、村上純氏が「いつもの調子でいつものキャラ」で飛び出してきたときには思わず吹き出してしまった。
(他のお客様には申し訳ないが、ここが一番面白かったわ)
すべては脚本も兼ねた監督の、完全な力不足としか思えず。
「SR」以降の仕事ぶりに、「一発屋」という言葉が頭から消えなくなった作品。
上映シアター増やしていれば。
上映館 が少ないので、少し不安を感じながらも演技派の人気俳優、神木さんや門脇さんの出演ということもあり、遠くの映画館を探して鑑賞した甲斐あり面白かった。映像もなかなかのできだった。冒頭の炎を見上げる少女のシーンが印象的だった。脇役の役者さんの演技も良かった。残酷なシーンや暴力的なシーンを子供でも見れるように作っていれば、上映館が増えて、今年のヒット映画になれたのでは。このあたりは、集客ではなく原作にあえて忠実に再現した監督さんのこだわりでしょうか。
解釈はしづらいが、楽しめた
SFなヒューマン
昼と夜、それぞれの光
くどくて荒いが掴まれる部分もあり。
神木くんと門脇麦さんという組み合わせに惹かれて見ました。
舞台っぽい題材ですよね。世界観が映像よりも台詞での表現で、立ち上がってくる感じがしました。
ノクスの血の色がピッコロの色(ドラゴンボール)やんって思いました。
結局何が言いたかってんという気がします。
神木くんと古川くんが、暴力を拒んで共生しようとする未来は確かに希望ですが、このSF設定にしなくても、描けたのでは?という疑問が拭えません。
人間の愚かさも、思考停止が如何に悪を生むかも、もっと効果的に突きつける物語はすでにあって、それらの完成度に、深遠さすでに触れている身としては、目から鱗とはいきませんでした。
とはいえ引き込まれなかったわけではないのです。古館さんの親としての矛盾に共感しましたし、もっといい暮らしを望んで何が悪いと吠える鉄彦はもっともだと思いました。
結がレイプされ(好きだったら犯していいのか?最低だ。好きだというならば相手をどこまでも敬え)、村上淳がリンチされて殺されるあたりはショックが強かったです。現場がバッチリ映ってはないんですけど、きつかったです。
全体的にくどかったです。
キュリオとノクス
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