太陽のレビュー・感想・評価
全82件中、21~40件目を表示
森繁と叔父さんが争うシーンからドタバタが長くてうるさくて萎えてしま...
森繁と叔父さんが争うシーンからドタバタが長くてうるさくて萎えてしまった
あと微妙にグロいのがちょっと、、笑
最初と最後は良かった
確かにこれは舞台の方が面白そう
通好み?
角川シネマ新宿、初見参。TCGグループだったのね。
真面目。めちゃくちゃ重たい。ラストは一応、希望だが。
2時間9分の長編だが、眠ることはなかった。
差別は、必ずしも悪意の元に生まれるものではない。しかし、ひとたび生まれてしまえば、同じ種ではないかのような悪意なき誤解までを生み出し、差別側、被差別側の両方に、悪意なく傲慢や卑屈を生む。そしてそれらは急速に常識となり、悪意ですらなくなり、残るのは言いようのない不満や不安のみとなる。
特撮を全くといっていいほど使わないSFでした。おそらく、セットすらなし。
神木龍之介と門脇麦ははまりとして、父親役()は、別の人でも見てみたかったな。
無関心••3••好 SF
並••3••凄 低予算
無•2•••涙/無•••4•固ゆで
無••••5社会派/大衆••3••狂信
満喫/沈黙
俺の満足度 70点
作品賞可能性 80%
舞台
まるで舞台を観ているよう。後から説明見て納得。もともと舞台でやってるのを映画化したものだった。というのも周りの人間(主要キャスト以外の人達)が少し仰々しく騒ぎすぎてる感じがするから。
そこは映画なりの落ち着きがあっても良かったのでは…
近未来、人々はウィルスに感染し太陽の光に弱い人間ノクスと従来の人間キュリオに分割されて生活している。ウィルスに感染してるノクスの方が富裕層で、そうでないキュリオが貧困層。
富裕層と貧困層、他作品でもみかけるよくある設定。面白いのだけれども貧困層キュリオが学がなくて多くが粗暴で暴力的という描写が大袈裟すぎてあまり好きになれない。
どちらが幸せなのか…
ラストは良かった。
家庭用ゲームのようなシナリオ!!
悪い意味で家庭用ゲームか学生演劇のようなシナリオで、それでもテンポが良ければ良いのですが尺も長すぎて終始退屈でした。日本の寒村を舞台にしているのに種族の固有名詞(キュリオ、ノクス)が野村FFっぽくて気持ち悪く、対立構造も空想の域を出ず最後まで馴染めませんでした。役作りした事がないと言う神木君の喚き散らす一辺倒な演技は飽きました。
太陽
この先の人間の在り方を
問いかけているような映画でした。
太陽の下で貧しい生活を
余儀なくされている旧人類、
太陽の下では生きれないが
ハイテクで裕福な生活をしている新人類。
旧人類は
笑ったり泣いたり怒ったり
私利私欲に走ったり
人間味があったように感じました。
新人類は感情というものが薄く、
どちらかというとロボットのような
かんじで人間味がなかったように感じます。
最後新人類になった麦ちゃんが
その悲しい変わりようを表していた
のではないかと思いました。
そんな悲しい現実の中、
古川くんの役は希望でした。
人間というのは汚い部分も
ありますが、人間味がなくなって
ロボットのようになってしまうのは
悲しい。
この先ますます世界がハイテク化し、
人間が人間でなくなっていってしまう
のではないか、そんな危機感を覚えました。
重い・・・
神木くんのファンなので観ました
内容も全く知らずの鑑賞でしたので
まさかこんな内容とは思わず驚きでした
人間は貧しさに弱く人間の恐ろしさを描いているなと
思った作品でした
最後は希望が持てる終わり方なのですが
途中経過が殺人やら レイプやら
人間があのような状況に置かれたら
ありえそうで とても怖くて 観ていて
心が疲れました
ミニレビュー
満足度60点(100点満点中)
舞台なら傑作であろうとしか思わなかった作品。悪くないんだが、映画なのに舞台的なシーンは正直浮いてるようにしか思えない。神木隆之介も正直オーバーすぎるかな。クライマックスもコメディのような感じになっていて見てる側としては感動もハラハラもなにもなかった。ラストあたりも良いんだが、門脇麦のキャラが安定してない。というか演技が殺されていたように感じたかな。個人的には入江監督は『日々ロック』や『ジョーカーゲーム』的なコミカルながらシリアスな作品が一番合ってるように感じる。
考えさせらるれ内容でした。
ウイルスにより、人類は少なくなっていき、種族は二つに分かれました。
ウイルスに強くなり、老化も遅いが、太陽に浴びると死んでしまう「ノクス」と旧人類「キュリオ」。キュリオは、ノクスに管理されています。
ある日、青年がキュリオを殺してしまい、その青年は逃げました。
青年が暮らしていた村は、ひどい扱いを受け貧しくなっていきました。
そんな村で、育った少年は、ノクスになりたいという思いが強く、あることをきっかけにノクスの友人ができます。
しかし、そんな中、キュリオを殺した青年が村に帰ってきます。
その青年は、ノクスに管理される人生は駄目だと主張していました。
その話を聞いた少年は、どちらがいいのか悩み、ある決心をします。
というのが、大体の内容でした。
この話は、色々なことが、両極端に比べられる話だったと思います。
昼間に、生きるか、夜に、生きるかや田舎と都会どちらがいいのか。
ノクスは、生命体としては、いいと思います。病気にならないでしょうし老化も遅いしかし、観ている限りでは、感情が感じられない気がしました。
たいして、キュリオは、貧弱で、悩んでいる不完全な生き物だと感じました。
どちらが、いいのかは個人的な判断になると思います。
自分にとって何が一番なのか考える作品だと思いました。
素晴らしい
早稲田松竹で鑑賞
圧倒されたレベルで面白かったです
鑑賞後自分には珍しく打ちのめされた感覚があった
個人的にも好きだし、映画批評的な観点からも傑作の部類に入るのではないか
その割にここの評価は低くなってるな
という感じがします
2本立てで一緒に見たアイアムアヒーローが出落ちの無内容な映画だったので
こちらが見れてよかった
映画、物語りに肝心な「必然性」が全く存在しない。
入江悠監督という事で観に行って、愕然とした一本。
映画、物語りに肝心な「必然性」が、画面にも演技にも全く存在しないのが致命的だった。
評価された舞台の映画化ということだが、舞台だからこそ許されることを映画でそのままやってしまってはダメだろう。
ギャーギャー煩瑣い多動障害のような神木氏のキャラ、要所要所で棒読の門脇氏の演技など、これで良いのか?と思ってしまうちぐはぐな人物描写。
設定のみだけで、人物もその行動の理由も何も説明のない展開。
心情的にリアリティのない、長回しとは到底呼べない冗長な演出
後半、村上純氏が「いつもの調子でいつものキャラ」で飛び出してきたときには思わず吹き出してしまった。
(他のお客様には申し訳ないが、ここが一番面白かったわ)
すべては脚本も兼ねた監督の、完全な力不足としか思えず。
「SR」以降の仕事ぶりに、「一発屋」という言葉が頭から消えなくなった作品。
上映シアター増やしていれば。
上映館 が少ないので、少し不安を感じながらも演技派の人気俳優、神木さんや門脇さんの出演ということもあり、遠くの映画館を探して鑑賞した甲斐あり面白かった。映像もなかなかのできだった。冒頭の炎を見上げる少女のシーンが印象的だった。脇役の役者さんの演技も良かった。残酷なシーンや暴力的なシーンを子供でも見れるように作っていれば、上映館が増えて、今年のヒット映画になれたのでは。このあたりは、集客ではなく原作にあえて忠実に再現した監督さんのこだわりでしょうか。
解釈はしづらいが、楽しめた
田舎と都会、野性と理性、自由と管理、光と闇、自然と人工など、対立するいろんな概念が盛り込まれた設定は、いかにも象徴的かつ寓話的だが、何をどう解釈したらいいのかは、今ひとつわからなかった。
しかし展開はドラマチックで、ストーリーを追ってるだけで楽しめた。
また、未来世界のデザインがチープにならずセンスよく出来ていたのも好印象だった。(ガタカ的な落とし所だと思う)
結末は、どっちが幸せか?という単純なことではなく、お互いが違いを認め合って共存できるかもしれない希望を感じた。
SFなヒューマン
ここではないどこかを夢見ることだったり、仲間を守ろうとすることだったり、子供の将来を思うことだったり、太刀打ち出来ない自然の摂理の中でもより快適に生きるためのテクノロジーを開発することだったり、誰もが良くありたいと思う中で、それ故に生じる摩擦。こんなにも人間は未熟で、それをこうやって映画で俯瞰しようとしているっていうところ込みでおもしろい!と思わせてくれる。濃い時間でした。
昼と夜、それぞれの光
日本の村の昔ながらの清貧な美しさと、システマティックな夜の都会の美しさと、昼と夜と、それぞれに生きる人々。
キュリオの日常は、見ていて痛いし酷いし惨めであるが、人らしさに溢れている。辛いシーンも多いが、戦前の日本はこんな感じだったのかな。
小説のノクスの内的特徴?あるいは欠陥?みたいなのが、映画版では省略ぎみだったが、ノクス側は最小限の登場人物でうまく描かれていたと思う。
なんか、途中からずっと泣いてました。
くどくて荒いが掴まれる部分もあり。
神木くんと門脇麦さんという組み合わせに惹かれて見ました。
舞台っぽい題材ですよね。世界観が映像よりも台詞での表現で、立ち上がってくる感じがしました。
ノクスの血の色がピッコロの色(ドラゴンボール)やんって思いました。
結局何が言いたかってんという気がします。
神木くんと古川くんが、暴力を拒んで共生しようとする未来は確かに希望ですが、このSF設定にしなくても、描けたのでは?という疑問が拭えません。
人間の愚かさも、思考停止が如何に悪を生むかも、もっと効果的に突きつける物語はすでにあって、それらの完成度に、深遠さすでに触れている身としては、目から鱗とはいきませんでした。
とはいえ引き込まれなかったわけではないのです。古館さんの親としての矛盾に共感しましたし、もっといい暮らしを望んで何が悪いと吠える鉄彦はもっともだと思いました。
結がレイプされ(好きだったら犯していいのか?最低だ。好きだというならば相手をどこまでも敬え)、村上淳がリンチされて殺されるあたりはショックが強かったです。現場がバッチリ映ってはないんですけど、きつかったです。
全体的にくどかったです。
キュリオとノクス
映画も舞台も見た。映画が舞台的という意見も聞くが、二つ見比べるとやはり違っていて面白い。
どちらも人間について考えさせられる。何が幸福か、人間とは何か、差別とは何か、自由とは何か、などなど。
ノクス自身が自分達を劣等視して、しばられている感もある。
痛々しいが、見る価値のある映画だと思う。
全82件中、21~40件目を表示