テラフォーマーズのレビュー・感想・評価

三池だし、ゴリゴリCGだしダメ出しするつもりのマイナス目線で見に行った。
途中一度飽きかけたが持ち直して(笑)最後まで何とか見れた。
おかしい、三池なのに…‥
エンドロール

脚本 中島かずき
…‥ちっ…‥してやられた。
長丁場な映画なので途中飽きかけますが、見れん事はないです。
「つまんないだろうな」な気分で見に行ってください。
どーにか見れるとは思いますが、
「無駄な金使ってる余裕ねーよ」って人だけ遠慮して下さいませ。

原作未読なので詳しいことはわからないのですが、
原作を忠実に再現しすぎた？ということなのでしょうか？
唐突に入る回想シーンや、埋め込まれた昆虫DNAの紹介などで流れや間というものが完全に死んでいたと思います。
なので個人的には作品に入り込むことができませんでした。

観ていてどこか既視感があるなと思ったら、
数十年前のウルトラマンや仮面ライダーに某tv局の生物系の番組。
それらがごちゃ混ぜに合わさりつつストーリーを展開させていたので、今目の前で何の作品を観ているのかがわからなくなることがありました。

続編を匂わす終わり方をしてたのですが、
もしあるならもう少しまとまりをもたせて欲しい、というのが本音です。

(´- `).oＯ(ケイン・コスギの迫真のアクションシーンですが、画面いっぱいの砂嵐のせいでケインがほとんど映ってなくて本当にかわいそう)

評価って事前の期待がかなり影響しますよね。
私はこの映画、きっとつまらないできなんだろうなあと思っていたのですよ。
何故かと言うと、予告編を見ていてなんだかチープだなあと思ったからなんですよね。たいていこういうのは駄作が多いです。
ところが観てみたら、なんだかあまり気にならない。かなり楽しめました。
ちゃんとテラフォーマーズやってるなあって。

内容は原作の1巻部分のみ。バグズ2号で小吉や奈々緒が火星に行った話ですね。原作1巻部分と少ないことで、尺の短い映画でもきちんと描けていたと思います。
暗殺教室はヒドかったですからねえ・・・

もちろん映画ならではの設定の違いは大小ありますが、かなり原作寄りに作られてました。良くも悪くも。

評価については4にしようか迷いましたが3.5にします。
映画を観た直後は4でいいと思ったんですけどね。後から考えるとだんだん不満な点が湧いてきて・・・(笑)

では良かったところから。

・原作に割と忠実
原作レイプな作品が多いですが、この映画はきちんと原作のスジを追ってます。
いくつか設定は変更されていますが、破綻していないのは原作に忠実だったからかな？と思います。

・豪華キャスト
日本人だけですけど、キャストはなかなか豪華ですよね。
本多博士役の小栗旬の演技は良かったなあ。

・虫の説明
バグズ手術でそれぞれの虫の能力をクルーは得ている訳ですが、これらの説明を原作でもあるようにきちんとやってます。ギャグ混じりですが。
なかなか良かったですよ。かっこいいし。面白かった。

次に悪かったところ。

・何故日本人だけ？
最も大きな改変部分はここでしょう。それなりに日本人だけである理由の説明はありましたけど、やはりこれだけ大きなプロジェクトであるテラフォーミング計画の重要ミッションに日本人だけが行くのはおかしいです。
低予算だから仕方無いのかなあとも思ったのですが、キャストは豪華ですし、なんだかいきなり出演者に英語やロシア語をしゃべらせたりしてました。字幕を使って。
なんでなんで？ そんなこと出来るくらいなら最初っから原作通りに各国代表を出せばいいのに。よく分かりません。

・何故奈々緒があいつを殺したのか？
原作では奈々緒が殺したのは義父でしたが、今作では義父では無いっぽいです。単なるチンピラ？ 奈々緒に売春させている担当者のようでした。
奈々緒に対して暴力をふるうシーンを見て小吉が止めに入ります。チンピラはナイフを出して小吉に斬りかかりますが、空手の達人である小吉にはまったく通じません。ナイフを叩き落としました。
そこで奈々緒がいきなり背後からチンピラをブスっとひと突き・・・ん～～？？
なんでここでいきなり奈々緒はチンピラを刺しちゃうの？？ 小吉が殺されそうになっているならともかく、余裕で抑えつけてる状況でした。
そんなに売春が苦痛だったのかなあ？ 積もり積もった恨みが炸裂したの？ だったらそれが分かる描写を見せておいてくれないとねえ。
あまりにも唐突な奈々緒の殺人劇にちょっとぽかーんとしました。

その後の小吉の行動もちょっと引きました(笑)

・チープなCG、昆虫変身形態
最初から気にはなっていました。予告編を見たので。
ゴキブリと昆虫変身したクルーの戦いは、当然ながらCGを多用するのですが、なんだか作りがチープかなって。もう少しだけきっちり綺麗に作ってくれればいいのですが。戦闘シーンが気になりました。日本映画のCGってこんなもんでしたっけ？
また、昆虫形態に変身したときがどうも・・・。なんというか、張りぼて感？ リアルじゃ無いんですよね・・・。作り物っぽくて。もっと完全にCGにしたら良かったんじゃないですかね？

・グロさが足りない
私はグロいのが好きです(笑)
原作は十分にグロいので大好きなんですが、この映画はR指定も付いてません。まあ安心して観られるってことですねえ。
私にはそれが少し物足りませんでした。もうちょっとグロくても良かったのに・・・。まあこれは個人的嗜好ですね。
頭を潰されたり首が飛んだり腕がちぎられる程度のシーンはありますが、おとなしい感じですね。

・また粉塵爆発かっ！？
映画暗殺教室でも登場した粉塵爆発。この映画でもクライマックスで使用されてました。
粉塵爆発が便利なツールだというのは分かるのですが、暗殺教室でもこの映画でもちょっと無理があるかなあって思うんですよね。
この映画は密閉空間では無い、外で粉塵爆発を起こしてます。奈々緒の鱗粉により。
この条件であれだけの大爆発を起こすなんて現実的には不可能だと思うんですよね。ちょっと調べましたけど、粉塵爆発にはかなりの粉塵密度が必要なようです。
密閉されていないオープンな空間で粉塵爆発を起こすためにはあり得ないくらい大量の粉塵を用意しなければいけないと思いますが、奈々緒一人でねえ・・？
うーん、まあその辺は奈々緒が特別ものすごい能力を持っていたってことですかねえ？

ああ、単なる鱗粉では無く、可燃性の物質を撒いていた可能性もありますね。
奈々緒の手術ベースはクモイトカイコガですが、そんな可燃性の物質を精製する能力が・・・。

まあいいか・・・

・細かいところが甘い
いろいろあるんですが、例えば初期のゴキブリの襲来でゴッドリーが単身で撃退に向かうのですが、クルー達が「あいつなら勝つぜ」「ああ、楽勝だ」とか言うんですよ。
なんという分かりやすいフラグ・・・。原作通りあっさりゴッドリーはゴキブリに殺されてしまいます。
どっちらけだなーと思いました。もしかして原作通りだったっけ？と思って調べてみましたが、やはり原作ではそんなフラグは無かったです。
なんなんですかね？ 映画の観客をナメてるんですかね？

他にも、車でゴキブリの群れを突っ切るときに手塚がメダカハネカクシの能力でジェット噴射のごとくガスを噴射するシーンがあります。これは原作通り。(原作ではその後すぐ死亡)
映画ではそのまま長く車の動力として噴射し続けるます。そのときの体勢なんですが、車の上にちょっと乗って両手で左右のバーをつかんでる、ってだけなんですよねえ。固定が甘いよなー。
あんなデカい車を動かそうと言うのですから、あんな程度の固定では吹っ飛ぶでしょ？

とかですね、いろいろあるのですよ。なんだかちょっとだけおかしいところ。
そう言うのって見る人が見ればすぐ分かるようなことだと思うんですが、何故か修正されずにそのまま作品に入り込んでしまう。こういうところがちょっとイマイチかなあと思います。

総合的に見て、面白い方だと思いました。いろいろ気になるところがあるのはどんな映画も同じこと。
観て損は無い、特に原作を知らない人にとっては斬新な設定のこの話を楽しめそうです。
テラフォーマーズ好きにもいいんじゃ無いですかね？ 原作と何が違うか比較して観るのも楽しみの一つですよね。
オススメしても罪にはならない、くらいの評価に致します。

続編を作れるような終わり方になってます。どうでしょうねえ。この作品の評価、結果次第でしょうか。
続編を作るならもうちょっとなんとかして欲しいですね。また日本人だけってのは無しにして欲しいです。
ま、私はどっちみち観に行ってしまうことでしょう。
お願いですから今回の興行成績が良かったとしても慢心せずに、次はもっと高度なヤツをお願いいたします。

絵が気持ち悪いのは覚悟して見たのでそこはそんなに気になりませんでした。原作を知らないものとしては展開が飛んでいていまいちという感じでした。あとそれぞれの殺し方が雑だったように思います。

なんか続編やりますっぽい終わり方だったけど…どうでもいいかな。

原作のファンでもないし、逆になんでアニメにまでなったのか疑問ではあった。
映画は…なんつうか中身がない。
昆虫好きには、夢多き作品なのかもしんないけど。
しかし…
CGありきの作品ではあるのだろうけど…なんか時間もスタッフもお金も足りない感じが腹立たしい。

原作はざっくりしか読んでないけど、行き当たりばったりで、辻褄合わせが嫌んなってつまんないと思ったのを思い出した。

気持ち悪い。ゴキブリ嫌いな人はやめたほうがいいです。結局山田孝之かあ～笑っ予想ついた笑っ

時間と金の無駄。
一緒に見た中1のセガレが飽きていました(｡-_-｡)

こんなもんでしょうって感じかな。
もっともっと酷いかな〜と思っていたので…
無難にダイジェスト的にまとめた、やっつけ感たっぷりの作品というとこでしょうか。

ちょっといまいちだったキャストが豪華だけな作品だった

　ライダーシリーズだと思えば結構楽しい。
配役からして、かなり重い作品かと、、、期待したが。
上映始まってから全然宣伝ないなあ、、って思っていたら。
内容はちょっとコミカル過ぎた。ちょっと力が入っているな、
って思えるのは、「変身」する場面だが、、、

　それにしても、、後半の「撮り付かれ」感がすごい。
バタバタっと撮った感あり。画面もものすごくちゃちな感じ。
見どころは、女優のコスチュームか、

某巨人映画のような映画を期待して見に行った(誤解なきように言うと、某映画好きです)。

ら、ですよ。
普通に面白く見れて大変残念(?)でした。

結構うまく原作を反映できていたし、脚本のオリジナルの部分も無理なく挿入できていたと思う。
セリフとかが微妙に長いとか、演出の都合上の時間とかで「なんでゴキブリが攻撃しない御都合主義なのか」と思う人もいるかもしれないけど、そもそも原作もそんなんですから…笑

むしろあんな破茶滅茶昆虫劇の設定崩壊寸前な原作で、ここまで精度よく実写化できたのは凄いんじゃないかと思う。

ただ、ラストの展開だけはどうかと思う。
本当、どうかと思う。

個人的には山ぴーの変身と「あんた、いい女じゃん。」が聞けたので満足しています。

人気俳優を揃えてるけど
キャステングどうなの？
ストーリー展開も微妙かな？

ただただひたすらゴキブリ対人間のバトルオンパレード。が、いろいろ昆虫の特殊能力活かしながら描くつもりがそこまで出来てないから面白くなく単調。おまけに、特殊メイクがいまいち貧相…こんなもんなんかな〜。アメコミとかハリウッドだと実にリアルになるのにこれが日本の持ち味なのか…。
豪華スター達もほぼほぼ見せ場なく瞬殺されちゃう人ばかりだし。
同じアニメ原作ならアイアムヒーローの方がおすすめ。

いやいや還暦過ぎた僕が見ても実に面白いし、退屈しない娯楽映画に出来上がってました。
最後の音楽も良かったです。
あくまでアクションメインの内容で、あと昆虫に多少の趣味があるのもよかったのかも。

気持ち悪かったし、こんな有名人たち、他の映画に出ればいいのにって思うくらい残念だった
しかも福岡の試写会伊藤英明来なくて、監督と篠田麻里子だけだったのもがっかり
篠田麻里子 福岡出身だから、帰ってきたってだけじゃん…

豪華キャストということもあり期待して見に行きました。
原作でいう1巻を再現しており、忠実に再現していて感動しました。よく2時間弱にまとめられたなーと感心しました。
原作と違う点もありましたが、名台詞はぜひとも言って欲しかったなという残念感があります。原作を知らない人はきっと楽しめます。

点は低めだけど言われるほど悪くなかったし、普通に楽しめました。原作既読で何度も読んでるけど、原作漫画のケレン味だけを上手く映像化した感じですかね？そこまで酷評するかなあ？

酷評が意味わからない？
傑作とは言わないけど、普通に面白い映画です。

映画の日レイトショーで、一番空いてたのがコレでした。
鬼才三宅監督に日本の若手精鋭俳優にハリウッド女優参戦！！

いやぁ。。。。シビル・ウォーの翌日に観たので、進撃の巨人と同じく邦画の限界を嫌という程感じさせられました。

豪華キャストが、エッ！ってくらい瞬殺されて行きますが、小池さんと真・仮面ライダーになった山Pは、特に頑張ってました＾＾；；；

続編やるのかな。。。。☆2.5

ＣＭのチープなナレーションで期待値ゼロで見に行ったらソコソコ楽しめた。
原作マンガは劇場で配ってた導入部読破。この程度の基礎知識が良いのかも。
オープニングの未来の東京は良かった。
特別協賛のアースも息抜きに良い。
ボディラインを強調した宇宙服で女優の魅力倍増。
人間同士の殺し合いだとグロ過ぎるところを昆虫に置き換えて軽減。
伊藤英明がイマイチでしたが小栗旬がカバーしてました。
原作の魅力だと思いますが、Ｇとの関係を再考させられました。
期待値を上げずに見に行けばチープなメイクも許せます。