テラフォーマーズのレビュー・感想・評価
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これは酷い
ゴキブリに踏まれるAKB、ゴキブリの胎内から登場する菊地凛子、ゴキブリと戯れる伊藤英明&山P、一体誰がこんなのみて喜ぶんだ?
一般料金1,800円を払って劇場で見てしまった方、鑑賞後に体調を崩されたりしませんでしたか?
コレを見ると「シン・ゴジラ」の凄さが再確認出来た。その点だけ良かった。
予想通りの退屈な作品。このスタッフ、キャストでこうなるんだ…ストー...
予想通りの退屈な作品。このスタッフ、キャストでこうなるんだ…ストーリーは原作のまま。小栗さんの役だけあんなスタイリッシュでキモイキャラになってたw
酷評されるのも分かるなあ
百点満点でつけるとしたら
まず、ストーリー(脚本)は20点、最悪のシナリオ。
原作を抜粋し歪曲しオリジナルの設定も
仕方ないと思うが何かどーでもいい部分に尺多いが
肝心な部分が足りないし展開が悪すぎ。
これだけでもう映画としてB級からC級にダウン。
次に配役50点、役者の凄みや妙味まるで無し。
台詞や脚本悪いから仕方がないがまあ、大根。
次に音楽、まるで感じるところなく25点。
全然盛り上がりやストーリーを助けていない。
次にCG、60点、悪くないけど雑な部分といい部分が
はっきりしすぎ。ゴキブリさん達悪くなかった。
最後に監督、40点、商業的な作品から傑作まで
まあ、分かれる監督であるので、今作品は外れ。
実写版はもういいわ。
なんだコレ?
冒頭から始まる逃走劇。
ここを見た時点でこの作品がこのレベルで作っていますと教えてくれています。
ゴキブリ殲滅にいくのに緊張感の欠片もない時点でワザワザ15人を選抜してまで行く意味がありません。
しかも人体改造までして、火星のゴキブリ退治をしに行くのにろくに説明もしない。
そして、この実写「テラフォーマーズ」が実力を発揮するのは変態した後に訪れる俳優たちのしょっぱい演技しょっぱい特殊メイク登場した時である。
恐らく原作ファンが望みもしないテロリスト(ケイン・コスギ)の闘いがお笑いのネタみたいな結果になった瞬間、観客からため息が漏れたと思う。
漫画原作から実写化と言う流れでまともに成功した作品は少ないがこの「テラフォーマーズ」も間違いなく「実写化してたなぁ」と笑い話に思い出される作品になるだろう。
正直、ちょっと製作費かけたTV用位にしか見えない作品と思ってしまう。
これでシン・ゴジラと予算はほぼ同じです。
凄く人気のある漫画なんでしょう?
すみません!原作は読んでないんですよ。
火星をテラフォーミング(惑星改造)するの為に送られたゴキブリが、宇宙放射能?によって進化というか、より強く、より早く動ける、凄い生き物に変化してしまった。
火星はそいつらに、まんまと仕切られてるんです。迂闊!
そこで、その進化ゴキブリを駆除する為に、特殊な手術(昆虫の能力を与える:昆虫が人間サイズだったら?)をされた人間15人?が送り込まれる!
この(あらすじ)の中で、ちょいちょい引っかかるとこがあると思います。
例えば、火星改造の為に何故ゴキブリか?とか。
せめて、人間に近いほ乳類にしたらいいじゃないか?とか。
進化の説明が、宇宙放射能ってざっくりし過ぎじゃないか?とか。
宇宙放射能で、ゴキブリが二足歩行でマッチョな、浅黒い肌の非常に人間に似た生物になるんですけど、そりゃ無理がないかい?とか。
進化、進化って、凄く便利だけど、個人的には、現在の生物の授業で習う進化の説明って、林檎の木にミカンがなる!って言ってるような、かなりむちゃくちゃな話しだと思っているんですよ。
さーせん!
あとそもそそも、昆虫が人間サイズになったら、「人間より強くなる」ってどうなの?
とか。
でも、噂によれば、原作ではそこは説得力のある内容になってるようです。
で、本作なんですけど。
冒頭を観て、映画好きのみなさんなら、絶対に「ブレード・ランナー」か!?ってなります(笑)
ええ、なんでしょう?ここまでがっつり寄せてこられると、逆に清々しいよねーって……、ならねーよ!なるか!
あ、まさかの突っ込み待ちなのか?って思ってみたりしましたが、その後の緊張感のないファイトシーンを観るに、「こ、これは、ガチでカッケー映画を撮ろうとしてるのか!?」と分かって、唖然とします。
何故、ブレード・ランナーに寄せてくるのか。
三池監督お得意の、グロホラー(SF隠し味程度)にしないのか。
「人間は本能的にゴキブリが嫌い」
つって、進化した人型ゴキブリ、スタイル抜群なんすよ(笑)
しかも、表情というか、所作がユーモラス。
たまに"ジョジョ立ち"してますからね(笑)
ジョジョ立ちに"本能的な嫌悪感"って、持てないっす!
なので、モデル体型の進化系ゴキブリが大量に襲って来ても、「うわわーきっしょ」とか、「こえー」とかならないです。
おい?キャストが変更された「300(スリー・ハンドレッド)」か?って感じっす(笑)
寧ろ少ないモデル体型進化系ゴキブリが、中盤までちらちら見え隠れして、不安感を煽るくらいの、サスペンスホラー(グロ大目)の方が良かったんじゃないですかねー?
もっとじらして!
あと、三池監督もご存知のように、ホラーって予算が抑えられるじゃないですか-?
インタースティラーのスタッフと一緒に、SF映画の聖地?アイスランドくんだりまで行く必要もなかった筈です。
何かが、大きく間違ってます!
(あらすじ)にありますように、昆虫の能力を持った人間達がモデル体型進化系ゴキブリと戦うんですけど。
「解説しよう」的に、例えば蟻は自分の体重の○○倍を持ち上げられるんだ!とか、いちいち注釈を入れてくるんです。
ま、蟻はいいとして、聞いたことないクロカタゾウムシ、メダカハネカクシの生態を語られても、あんま興味ないですし、頭に入ってこないんですよね。
それより、"何故この昆虫の能力をこの人に?"の方が重要だと思うんです。そのキャラの能力にあった昆虫とミックスされるので。
主人公&準主人公までは、説明(想像がつく)があるんですけど、他のメンバーに関しては、象が乗っても死なないくらい固い虫から、"固さ"とか。
背中七色に光る虫から、"目くらまし"とか。
昆虫の生態の説明はあるも、何故にこの女の子を固いだけに(笑)?とか疑問が残ります。
また、本作の登場人物それぞれに事情があって、崖っぷち状態なんです。
だから「モデル体型進化系ゴキブリ駆除」に参加しているので、やっぱり!幸薄系な回想シーンが長々とあるんです!
俺語り、興味ねーし。俺語り、興味ねーし。その昆虫、興味ねーし!説明長い割には、分かんね。おら、話し分かんね。と、なります。
私かなり昆虫が好きで、アリの目カメラで撮影された「アリのままでいたい」も映画館に観に行ったんですけど。
本作よりかなり面白かったし、昆虫たちのドラマに感動したもんです。
あと、VFXがひでぇ。各登場人物の変身した姿を観て、思わず悲鳴を上げました。
「に、日本って、大魔神時代から、あ、あんま、技術って進化してないんすか?」
と、愕然とする仕上がり。
だから、アイスランドなんか行かないで(以下省略)。
ただ、ただ一つ、すとんと納得したシーンがありました。
それはサバクトビバッタの能力を持つ武藤(山下智久)の、今際の際の台詞です。
変身薬をどんどん打つと人間に戻れなくなってしまうんですが、武藤は構わずもっと力を!もっと力を!と、モデル体型の進化系ゴキブリに囲まれながら、打ち続けます。結果、哀れバッタ人間に。
主人公でオオスズメバチの能力を持つ小町小吉(伊藤英明)に、ボッコボッコな状態のバッタ人間の山ピーが聞くんです。
「(俺)気持ち悪いだろ?」
さすが!まずは見た目!
流石ジャニーズ!この状態で、やっぱ見た目は重要!
すとん。この映画の中で、一番すとんと落ちました。
まぁ、色々と申しましたが、私はこの映画をある方と一緒に観たんですね。
で、突っ込みながら観たので、今となっては「あれ?笑えたかも?」な思い出となっております。
結局、どんな映画にも楽しみ方はありますね。
あ、強引に締めてすみません!
ミニレビュー
55点(100点満点中)
昆虫になって戦隊ものを楽しむ役者たちは見てて楽しい。小池栄子が特にすばらしい。ゴキブリたちも気味悪いし、最後までゴキブリの戦いにしてたのは良かった。だけど、なんでこうもテンポ悪いんだろうか。どちらにしてもC級映画には変わらない実写なんだからテンポ良ければもうちょっと楽しめたろうに・・・堂々とこういう作品を撮る三池監督は凄いが、もうちょっとハジケても良かった気がする。まあ原作もそんなに良いとは思ってないけど、こんなテンポでやるのはちょっとないな・・・続編はムリだな・・・
大人の鑑賞には耐えない
これまたコミックの実写映画化である。コミックは未読である。アイデアは面白いと思うが,実写映画化は進撃の巨人より酷い出来であったと思う。
CG が大半で,その出来はハリウッドものに比肩しうるものだと思うが,実写部分のスタジオ撮影の部分が目を覆いたくなるほど酷かった。500 年ほど未来の話なのだが,最初に出て来たパトカーを見た瞬間,地雷を踏んだことを確信してしまった。結局,その確信が揺らぐことはなかった。簡単に言えば,少し金をかけて CG を丁寧に作った虫レンジャーとでも言えばいいのか,あるいは昆虫版の「魁!男塾」とでも言えばいいだろうか。とにかく,大の大人の鑑賞に堪えるものではなかった。誰が監督したのかと思えば,またしても三池崇史であった。この監督の作品で面白いと思ったことがないので,そのサンプルがまた増えただけであった。
脚本がまず酷い。夥しくいる原作のキャラの中から厳選したにしては,ショボ過ぎるメンバーである。中には変身シーンさえ見せずに死亡するキャラなどがいたのには,脱力感しかなかった。また,火星に到着してクルーが外に出る前に敵の正体を教えないというのは,一体どういう趣向なのだろうか?全く理屈が通らないと思った。それに,火星上を移動するだけであんなにダメージを受けてしまうようでは,ハナっからこんな計画は無理だったのではという感じがした。ハッキリ言って,この映画の脚本は,昭和 50 年代のテレビのヒーローものより出来が悪いと思った。
役者はピンキリであったが,ジャニの山下や元 AKB の篠田が出演していたり,クレジットの留め(最後に名前が出て来る俳優)が小栗旬というのを見ても俳優陣に実力が足りないことは明白であった。菊地凛子までが出ていたが,出るべき映画を間違えていたとしか思えない。音楽は長年三池監督作には定番の遠藤浩二であったが,特に耳に残るような曲はなかった。
演出は,良くこれで OK 出したものだというシーンの連続で,よほど時間や予算が限られていたのか,目を覆いたくなるほどであった。こういう仕事ばかりしていると,監督としての評価が落ちるだけではないのかと,他人事ながら心配になるほどであった。繰り返しになるが,大の大人が見に行くべき映画ではない。アイアムアヒーローの監督がこの人でなくて良かったと思うばかりである。
(映像3+脚本1+役者3+音楽2+演出1)×4= 40 点。
苦虫噛み潰したような表情にされる映画
酷評なので、読みたくない方は読み飛ばしてくださいな。
たいてい原作未読の場合が多い自分なのだが、今回は
珍しく原作マンガの3,4巻までは読んだことがあった。
まあそんな『話の流れは知っとるよ』くらいの人間のレビュー。
……ああ、その前に皆さん、
『進撃の巨人』実写版にはどんなスコアをつけただろうか?
原作への思い入れが無く、ネット上での“場外乱闘”にも
興味の無かった自分は、あの映画はあそこまで悪し様に
言われる出来ではなかったと思っている(3.0判定を付けた)。
人物描写やツメの甘い設定やシナリオ(特に後編)は
そりゃ酷いものだったが、それでもあの映画には
映画でしか表現不可能な映像的興奮があった。
これまでの邦画を凌駕するものを作ってやる!
という作り手の気概もひしひしと伝わってきたし、
実際それに成功しているシーンも間違いなくあった。
ここまで書いたら、
このレビューがどう続くかはなんとなく予想できるだろう。
果たしてこの実写版『テラフォーマーズ』は、
観客の度肝を抜いてやろうという作り手の気概が
伝わってくるようなエンタメ映画であったか否か?
僕の答えは、否、ノー、ノン、ナイン、ニェット。
100%ナシだ。
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世界中から集められた精鋭たちが主人公という原作設定を
日本人キャストで成立させるための設定改変はまだ納得。
次々に登場する昆虫の能力には物珍しいものも多く、
図鑑を眺める小学生のようなワクワクを感じることはできる。
CGで描かれた火星ゴキブリ軍団も、CG感はアリアリだが、
人と一緒に映ってまるきり実在感がないほどには酷くない。
宇宙船に張り付く火星ゴキブリ軍団とかもまだ我慢する。
ゴキブリの生態や生息分布がさっぱりわからなくなる
ゴキブリウェーブもまだ我慢する。CGに関して
ハリウッド映画とかに勝てる訳ないし。
徐々に明かされていく陰謀も、ステレオタイプだが飽きはしない。
(原作の細かい内容を忘れてたのもかえって良かったかも)
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しかしながらこの映画最大のメインは
『火星ゴキブリと昆虫の能力を移植された人間のバトル』。
でもって、本作が見せるのは……
役者陣のアクションスキルが低いのか、活かす気がないのか、
スローだらけで、細切れで、寄りの画ばかりの鈍重アクション。
その鈍重さを更に増強し、失笑をも付加するコスプレメイク。
この作品の直前に鑑賞したのが『シビル・ウォー
キャプテン・アメリカ』という最高位のアクション映画
だったのも不味かったのかもだが、さらに前週観た
邦画『アイ アム ア ヒーロー』のアクションが、
世界と余裕で戦える出来だった点はもっと不味かった。
『GANTZ』『るろうに剣心』『アイ アム ア ヒーロー』etc……
VFXアクションの進化も著しい今の日本で、
まだこんなレベルのアクションを全国規模で
上映される大作映画でやってんの?と。
ハナから期待してない監督ならまだしも、三池監督は
『クローズZERO』や『十三人の刺客』で良い
アクションを撮っている。それに比べて本作の
これは何だ? よほどやる気が無かったのか?
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次。演技とかテンポとか。
原作では恐ろしさ十分だった火星ゴキブリとの
ファーストコンタクトが、全然怖くない。
なにより主人公よ。あれが今まで命懸けで
守ってきた恋人の首の骨を折られた男の怒り方かね。
こっちが「ナニヤッテンダテメー」って言いたいよ。
他のキャラも、人気も実力もあるキャストをこれだけ
揃えてるのに、まるで演技に熱が感じられない。
昔のゴキジェットCMのロボコップの方が、
まだ熱い演技してたと思うよ。
で、登場時あれだけ素早かったのに、
以降はゾンビのようにゆっくり迫るゴキブリ軍団。
それ以上にゆっくりのんびり会話を続ける主人公たち。
会話が終わるのをゆっくりのんびりじっくり待つゴキブリ軍団。
なんだろ、この映画、ほぼ全シーンが間延びして感じる。
そこを削るだけでも宣伝文句の〝衝撃の109分間”(笑)を
10~20%くらい短くできたんじゃないかしら。
最後に色々。
SF的な描写の既視感。特に序盤の25世紀の日本の風景。
『ブレードランナー』('82)の世界観に影響を受けた映画なら
幾らでもあるが、パロディどころかパクリと呼べるほど
独自性の無い本作の未来風景にはイラッときた。あと
小栗旬も多分『フィフス・エレメント』のゲイリー・おーるd
まあいいや。小栗旬の役のファッションセンス
以上に心配なのは作り手のユーモアセンスだし。
アース製薬のネタとか、滝藤賢一と女性陣2人の
やりとりとか、ヤクザ2人組とか、面白いのアレ?
あと、大量の敵がぶつかってくるのを防御するのに、光学迷彩の虫なんて役に立つん? あれもギャグ?
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以上。
文句言い過ぎたかね。まだ言い足りない気もするけど。
これだけ豪華な役者陣を揃えておきながら、割と悲惨な出来。
シナリオが必要以上に面倒臭くないのがまだ
救いだし、そんなに眠くもならなかったが……
……これ、もう海外でも上映されたんだよね?
なんというかこう……恥ずかしい。
不満タラタラの2.0判定で。
<2016.04.29鑑賞>
そこまで悪くはないですが・・・
またもや原作マンガのアニメ化を経ての実写化で、酷評の嵐ですね。実際、漫画やアニメのイメージとはかなり違っていて、違和感を覚えるのも無理はありません。自分も、日本人のみで編成されたクルーには、スケールの小ささを感じてげんなりでした。おかげでB級臭が漂い,せっかくの原作がもったいなく感じます。もし続編をつくるなら,そこだけはなんとかしてほしいです。
でも、テラフォーマーズや変身・バトルシーンのCGはなかなか見応えがあってよかったと思います。手術ベースとなった昆虫についても、池田秀一さんの解説でとてもわかりやすかったです。
あと,予告編や宣伝がダメすぎだったことも,酷評の原因の一つかなと思います。
ゴキブリの進化てすか
変身戦隊モノとしてアクションを楽しむ感じですね。
設定がだいぶ残念でした。
人間みたいに進化したゴキブリがテラフォーマーで、知能がある個体があったり道具を使えたりするわりには生態や食料などまったく出てこないのでリアリティがない。
たった15人でテラフォーマーを倒しに行くのもあれだけ大群で生息してると明らかに力不足である。
戦闘シーンは変身して強くなりそれぞれ異なる能力があるので個々の活躍には期待させてくれるが、まったく連携できていないので結局すぐに負けてしまう。
全然ヒーローになれていない。
続編に期待したい。
これが、現在の日本映画
あまり酷評ばかりだと、今後アクションSFなんて日本じゃ作らなくなるかもしれないとは思うけど、よくこれをシビルウォーの同日に公開したもんだな。
90年代ならまだ少しは楽しめたかもしれないが、これは今の日本映画の限界を世界にさらしたようなもんだ。未だにブレランをパクるなんて…
そもそもこの企画を通したのがどうかしてる。安い恋愛映画ばかりなのもどうかと思うが、ちゃんと予算と技術にあった映画を作ってくれ。
YAMATOで懲りなかったのか。
グェーーーーーー!!!
邦画の悪癖満載!動機の薄い慟哭!雄叫び!必要かと疑問に思う微妙に長い尺!キャラの使い捨て!原作クラッシュとしょぼいCGは、まあ、いいとして。
原作の再現がどうだとかリスペクトがどうだとかどうでもよくて、ただ単につまらない。テンポが悪い。ためが長すぎる。面白かったのは本多博士の怪演と昆虫大図鑑ナレーションのみ。いや、この2つだけは本当に面白かった。これがなければ☆0.5まであった。
頭にダメなところを列挙したものの、邦画のダメな「映画的演出」が本当に鼻につく。動機付けが薄くてなぜ怒るのか叫ぶのか感情移入しづらい。結局山Pはなぜ注射を繰り返したのか?ほぉーんって感じで無駄死ににしか見えない。睨み合って絵を引いて5秒ほど硬直させるのに何か意味ある?ただでさえテンポ悪いのに、イライラが強まる。キャラの使い捨てはある意味原作通りだけど、ゴキ津波突破で紹介した挙句3人を使い捨てる必要あった?オチがないとご都合主義的死亡にしか思えない。原作クラッシュは別にいいんだけど、原作を読まないと意味が分からない(感情移入できない)ようなシーンを入れるならちゃんと原作再現すればいいのに。シーンを取捨選択してさあ。CGには最初から期待してない。
もっと踏み込んでいうと、アクションがしょぼい。変態がダサい。なんだよ、山Pのあの髪型。なんだあれ!と指差した方向を皆が見てから靄が晴れたりことが起こったりするリアリティのなさ。画面外の出来事が完全に静止しているなど。これらが映画のクオリティを格段に下げている。これでテンポと勢いが良ければ好きになれたのになあ……。
一番ひどいのはアキちゃん復活?シーン。
ラハブ関連かな?いや、羽の模様は蛾っぽいけど、まさかな……。頼むからやめてくれよ……。「奈々緒…!」ああああああああああああああ!「まさか粉じん爆発!?」えええええええええええええ?「奈々緒ォォォォ!」あっ羽根生えるんですね。「じょうじ」お前が火をつけるんかい!自爆じゃないじゃん!……鱗粉ってすごーい。
見てる間本当につらかった。最後列に陣取ってツイッターでもやりながら鑑賞したかった。でも、本多博士と昆虫図鑑はよかった。エメラルドゴキブリバチの人がゴキブリの中から出てくるシーンもとてもよかった。このくらいかな、良かったのは。
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