「ケイト・ブランシェットの体当たり演技が素晴らしい」キャロル ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイト・ブランシェットの体当たり演技が素晴らしい
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前知識なくて観たので、途中で同性愛ものであると分かってびっくり。タイトルが「キャロル&テレーズ」だったらちょっとは想像がついていたかもしれないが、あえて「キャロル」にしたのは、私のようにびっくりしてもらう意図があったのかな?
同性愛ものはなぜか多くの場合悲しい展開となるパターンが多いが(例えば「噂の二人」、もしかしたら時代背景は近いかもしれない)、この映画は違っていた。最後、テレーズがレンストランに座っているキャロルを見つけ、それに気づいたキャロルがテレーズを見つめ返すシーンは、結局二人は同じマンションに住むであろう予感がする。つまり、ハッピーエンドで、個人的には納得のいくエンディングだった。
それにしても、ケイト・ブランシェットの体を張った演技は素晴らしかった。
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