「危うい美しさ」キャロル 豆さんの映画レビュー(感想・評価)
危うい美しさ
思わずため息がこぼれる場面も…
美しいです!カメラのファインダー越し、曇った窓ガラス越し…はっきりしないような映像からの視線。それが、そこにいるのに触れられない危うい関係を表してるようで視線の先に釘づけになりました。
強く触れたら消えてなくなってしまいそうな2人の関係…ケイト・ブランシェットが、どこか儚げで、それでいて強さも感じられるキャロルを見事に演じてます。ルーニー・マーラも切ない心の葛藤を、それは見事に演じてます。
ラスト、身体中に電流が走り抜けたような鳥肌がたちました。
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