ピエロがお前を嘲笑うのレビュー・感想・評価
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スケール感がわかりにくいかな
ドイツ映画なので、ヨーロッパローカルの政府機関や公安組織が頻出するのだが、
・ハッカー集団(MRX、フレンズ、CLAY)の規模感
・ハッキングされたものの衝撃度
が、わかりにくくて、主人公たちがどれくらいだいそれたことをやらかしたか分かりません。。。
ネットワーク上のやりとりを、架空のマスクをつけた人物で擬人化して見せてくれる場面が、インサートされてますが、その舞台が小汚い(笑)倉庫?みたいな場所なので、大物感がまるっきり出てきません。
他のレビューでは、
『ファイトクラブ』や『ユージュアル・サスペクツ』との比較がされてますが、
主人公が自分の正体を知っていくパターンではないし、
カイザー・ソゼほどの化け物感もないので、
個人的には、比較対象ではないと感じました。
どんでん返し系の映画は、今後、常に比較される運命なのは、『ファイトクラブ』や『ユージュアル・サスペクツ』の出来が良すぎるからでしょう。
【”掌の上の4つの角砂糖。握って開けば1つの角砂糖・・。”インターネットと人の心の闇を描いた作品。製作者が仕掛けたトリックを見破れるかな?】
■突然警察に出頭した天才ハッカー・ベンヤミン(トム・シリング)。
国内のシステムを手当たり次第ハッキングして世間を混乱させ、殺人事件への関与まで疑われて国際指名手配されたベンヤミンは、ユーロポールに出頭し、ハンナ捜査官にこれまでのいきさつを語り始める。
しかし、彼の自供はつじつまが合わず…。
◆感想
・ストーリー展開が早く、脳内フル回転で観る作品である。
・各ハッカー組織(MRXやフレンズ)と、ベンヤミンたち(マックス、パウル、シュテファン)が立ち上げたハッカー集団”CRAY”との関係性も面白く鑑賞。
・但し、MRXやフレンズと、クリプトン殺害の関係性や、マリの登場理由が弱い気がした作品。
ー マリは、ベンヤミンがハッカーになったきっかけになった初恋の女性だが、その後の立ち回りが分かりにくい。-
<ラストのどんでん返しのどんでん返しをどう見るかで、面白さは変わるかな・・。
今作を、映画館で観たら、嵌ったかな?>
■本国・ドイツで大きな話題を呼び、各社争奪戦の末にハリウッドリメイクが決定した・・、とあるけれど、作品公開されたっけ?
プロットは悪くないのに残念な作品
スーパーヒーローになるためのハッカー
発見!ボーイズ・ノイズ
ゲルハルト・リヒターをモデルにした映画で主役だった、トム・シリングが主人公ベンヤミンを演じていたので、観てみた。この人、妙に幼く見える時があるんだけど、すでに30過ぎ。なのに、大人になりきれない感じが、すごく出ていた。これは役者として得なのか、損なのか、どちらだろう。
筋書きはちょっと疑問なところもあったが、ネットの中を可視化したところはおもしろかった。仮面とか、吹出しとか、生身での素性が見えない感じがうまく表現されてた。で、ドイツでもIT用語は英語になっちゃうんだね。
しかし、マリがいつベンヤミンになびいたのか、よくわからない。しかもそんなに魅力がある女性に見えない。そして、あんな芝居で警察をだませるのもイージーだし、なんでベンヤミンが開放されるのかも理解できない。ユーロポールという組織は初めて聞いたが、欧州刑事警察機構とかいうものらしい。ヨーロッパが守備範囲だと思うが、一体どこまで出ばるのだろうか。なんか大西洋を渡ってなかった?
ドイツで人気らしいボーイズ・ノイズのサウンドは、なかなか良かった。クラブミュージックって感じ。クラブには行かないが、縦乗りのビートは、気乗りのしない家事をする時に使えそう(笑)。
BSプレミアムの放送にて。
二度観たけど、やっぱり最後は“ふーん”って……。
「ユージュアルサスペクツ」+「ファイトクラブ」=「・・・」
この映画のポイントは「トリック」
なんですね。
映画好きこそを騙すために
伏線(メタファー)を散りばめて
ははーん、そういうことね。
と、思わせるのはうまかったです。
どんでん返しがあることは
ポスターからも分かるのですが、
「どんでん返し系の映画です。」って
宣伝するのは損ですよね?
騙されてたまるか!って
構えてしまったり、
騙されたら、逆に悔しいし。
どう騙されるかという、
途中の描き方こそが
面白さの分かれ目なのですが、
この映画はそこが失敗してます。
せっかく個性的な4人+1人なのに、
その人物の描き方が雑なんです。
ユージュアルサスペクツも
ファイトクラブも
そここそが面白いので、
どんでん返しなんてどうでもいいんです。
ハッカーのドキュメンタリーがもしあれば、
結局、地味な青年が、
イスに座ってキーボードを高速で
打つという地味な絵ですよね?
その中の緊迫感とかクールな感じを
地下鉄とマスクというイメージで
表しているのは良かったです。
全体的に「もったいない」映画でした。
30分くらいで見るのやめた。
・薄っぺらい。例えば、マックスは「カリスマ性がある人物」という設定らしいが、ベンヤミンがそう語るだけで、それを表す描写もエピソードもない。
・物語の始まりのさらに始まりから描いている割に展開が遅い。30分が経過したのに何も起こっていないも同然。いっそのことカットすればいいと思うよ。
よくわからない
面白かったです
あーーー!ファイトクラブゥゥゥゥゥゥゥ!
半ケツ小島よしお兄貴
ハッカー集団CLAYのハッカーの1人が自首、自白をし始めた。
仲間たちとハッカー界の頂点を目指すその男の物語。
ドイツ発の二転三転大どんでん返しのマインドファック・スリラーということで、観てみたのですが…
結論からいくと面白かったです。
内容はあまりという人が多いですが、自分はストーリーがしっかりしていて見応えがあったと思います。
なんといってもテンポが良いため、終始全く飽きないという感じでした。
肝心の怒濤のラストは少し期待しすぎたせいか、物足りなさを感じました。
また、ややご都合主義感が強く、うまく行き過ぎなところはありますが、ご愛嬌。
確かにラストのネタばらしは全く予想できず、「すげぇ」となりましたが…
自分としてはやっぱりヤク漬けでパリピってるところとか、ハッカー仲間とわちゃわちゃしてるところとか、何度も中指立てるところが爆上がりでした。
とにかくハイになれるような…
メッセージ性も強いようで正直あまりなく、メインは予想不可能なラストを楽しむ感じだと思うので、レビューすることはあまりありません。
とにかく観てみて下さい。観やすさだけは保証しますので。
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