ピエロがお前を嘲笑うのレビュー・感想・評価
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事情聴取?の場面で、ぴょんと立ってたりくにゃんとしてる(パーカーの...
事情聴取?の場面で、ぴょんと立ってたりくにゃんとしてる(パーカーの)フードはなんだったんだろう…
「彼女はたぶん気づいてる」のはいいけど、途中「おぉ!?」とはなるもののやっぱり色々幼稚で危うくて、そのうちバレそう。で彼女の立場も危うくなりそう、と思ってしまった。
スケール感がわかりにくいかな
ドイツ映画なので、ヨーロッパローカルの政府機関や公安組織が頻出するのだが、
・ハッカー集団(MRX、フレンズ、CLAY)の規模感
・ハッキングされたものの衝撃度
が、わかりにくくて、主人公たちがどれくらいだいそれたことをやらかしたか分かりません。。。
ネットワーク上のやりとりを、架空のマスクをつけた人物で擬人化して見せてくれる場面が、インサートされてますが、その舞台が小汚い(笑)倉庫?みたいな場所なので、大物感がまるっきり出てきません。
他のレビューでは、
『ファイトクラブ』や『ユージュアル・サスペクツ』との比較がされてますが、
主人公が自分の正体を知っていくパターンではないし、
カイザー・ソゼほどの化け物感もないので、
個人的には、比較対象ではないと感じました。
どんでん返し系の映画は、今後、常に比較される運命なのは、『ファイトクラブ』や『ユージュアル・サスペクツ』の出来が良すぎるからでしょう。
どんでん返しはどんでん返しかな
結局のところ、やらかしちゃった事を無かったことにしたいってストーリーで結末にスッキリ感があまりない。
どんでん返しはあったけど、物足りない感が拭えない。
『ファイト・クラブ』みたいな二重人格オチをさらにひっくり返したかったんだろうけど、別にそのまま多重人格オチのままでも別にいいかなーって感じがしました。
【”掌の上の4つの角砂糖。握って開けば1つの角砂糖・・。”インターネットと人の心の闇を描いた作品。製作者が仕掛けたトリックを見破れるかな?】
■突然警察に出頭した天才ハッカー・ベンヤミン(トム・シリング)。
国内のシステムを手当たり次第ハッキングして世間を混乱させ、殺人事件への関与まで疑われて国際指名手配されたベンヤミンは、ユーロポールに出頭し、ハンナ捜査官にこれまでのいきさつを語り始める。
しかし、彼の自供はつじつまが合わず…。
◆感想
・ストーリー展開が早く、脳内フル回転で観る作品である。
・各ハッカー組織(MRXやフレンズ)と、ベンヤミンたち(マックス、パウル、シュテファン)が立ち上げたハッカー集団”CRAY”との関係性も面白く鑑賞。
・但し、MRXやフレンズと、クリプトン殺害の関係性や、マリの登場理由が弱い気がした作品。
ー マリは、ベンヤミンがハッカーになったきっかけになった初恋の女性だが、その後の立ち回りが分かりにくい。-
<ラストのどんでん返しのどんでん返しをどう見るかで、面白さは変わるかな・・。
今作を、映画館で観たら、嵌ったかな?>
■本国・ドイツで大きな話題を呼び、各社争奪戦の末にハリウッドリメイクが決定した・・、とあるけれど、作品公開されたっけ?
勇み足で「ユージュアル・サスペクツ」に及ばず?
謎が謎を呼び、それなりに
最後まで面白く観れた作品ではあった。
この作品を観て、
「ユージュアル・サスペクツ」を
思い出した人は多かったのでは
ないだろうか。
なにせストーリーのほぼ全てを
主人公の独白に負っているし、
またそれが概ね嘘であった構成は
同じなのだ。
理解の浅い私としては、
彼の話の外にある事実描写と、
主人公の話に表れる事象の間に
矛盾が有るのか無いのかが判らないまま
鑑賞を終わってしまった印象だ。
しかも、
残りの3人が殺されたのも嘘だった訳だし、
恋人への想いも本当なのかも分からないので
主人公へ共感のしようも無かった。
そもそも主人公は何のために
自首してきたのか。
もちろん残りの3人は殺されていないのだから
保護を求めるためではないことは明白だが、
CLAYは4人と話をしておきながら、
何故、実は彼一人だったと思わせる必要が
あったのかも分からない。
司法の手を使ってMRXに復讐するためか、
3人への捜査への手を防ぐためか、
単なる愉快犯的発想なのか、
私には不明だ。
製作陣には多分に「ユージュアル…」への意識が
あったのだろうか。
「ユージュアル…」が名作の誉れ高いのは、
犯人の作り話の驚くべき巧妙さからの
だましが見事だったからだと思う。
だから「ユージュアル…」の話は
欺されたという感覚を自然に受け止める
ことが出来て面白味を感じた。
しかし、この作品では、
事実と犯人の作り話が混在し過ぎて、
騙された感が上手く伝わってこなかった
ような気がする。
主人公は「透明人間のままでいたい」と
言っていた経緯があるのだから、
それを生かすのであれば、
実はCLAYの仲間は全員存在せずに、
彼らは「透明人間」だった、
また、主人公の多重人格という設定のままに
エンディングさせた方が首尾一貫して、
またスリラー的余韻が生まれたように
感じる。
新味を加えようとしたかに見えるラストの
二重のひっくり返しは勇み足に思え、
折角の全体構成を台無ししてしまったような
印象を受けた。
プロットは悪くないのに残念な作品
筋書きは悪くないと思う、どんでん返しも良かった。
でも、「面白かった!」という気がしないのはなぜ?
主人公と捜査官の駆け引きを、それぞれの人物像も絡めて描けば、もう少し厚みのある物語になったのではないか?
インターポールの女性捜査官、それからドイツの?捜査官、二人は何か訳ありなのに、人物像がそれ以上描かれない。
なかなか残念な作品。
スーパーヒーローになるためのハッカー
トムシリング扮するベンヤミンエンゲルは14歳でコンピュータにはまりスーパーヒーローになるためハッカーになった。またハッカーにはハッカーの仲間が出来た。しかしそれは犯罪者軍団であった。ハッカーも元は素直な人だったと言う事かな。でも最大の難関に挑もうとする気持ちからまた始まる。いったんやりつけるとやめられないんだろうな。恐い世界だね。どんでん返しもあってなかなか面白かったよ。
発見!ボーイズ・ノイズ
ゲルハルト・リヒターをモデルにした映画で主役だった、トム・シリングが主人公ベンヤミンを演じていたので、観てみた。この人、妙に幼く見える時があるんだけど、すでに30過ぎ。なのに、大人になりきれない感じが、すごく出ていた。これは役者として得なのか、損なのか、どちらだろう。
筋書きはちょっと疑問なところもあったが、ネットの中を可視化したところはおもしろかった。仮面とか、吹出しとか、生身での素性が見えない感じがうまく表現されてた。で、ドイツでもIT用語は英語になっちゃうんだね。
しかし、マリがいつベンヤミンになびいたのか、よくわからない。しかもそんなに魅力がある女性に見えない。そして、あんな芝居で警察をだませるのもイージーだし、なんでベンヤミンが開放されるのかも理解できない。ユーロポールという組織は初めて聞いたが、欧州刑事警察機構とかいうものらしい。ヨーロッパが守備範囲だと思うが、一体どこまで出ばるのだろうか。なんか大西洋を渡ってなかった?
ドイツで人気らしいボーイズ・ノイズのサウンドは、なかなか良かった。クラブミュージックって感じ。クラブには行かないが、縦乗りのビートは、気乗りのしない家事をする時に使えそう(笑)。
BSプレミアムの放送にて。
良い子は真似をしないでくださいね
観客を欺くマインドファックムービーとしてドイツでは大人気のハッカー映画らしい、騙しなんて人聞きが悪いが監督にしてみれば犯人の自白と言う形でドラマが進行するのだから鵜呑みにする方が馬鹿でしょうと言うことかな。
ピエロのお面のハッカー集団という古典ホラー的ないでたちには失笑、仮面とか覆面はネットの匿名性をなぞっているのでしょう。
金銭目的なら手段として分かりやすいがサイバーテロは微妙、国家の陰謀を暴くような社会派ドラマなら乗れるのだが好奇心や承認欲求が動機で仲間内で盛り上がっているだけなのでやや興醒め。ネット時代なのでハッカーの内幕ものは若者には興味深いのでしょうが良い子は真似をしないでくださいね。
ドイツ映画最低1回はヒトラーいじり
“ピエロがお前を嘲笑う”というタイトルから勝手にホラーだと思い込んでいましたハッカーの話だったとは
主人公の独白でやたらスーパーマンだのスパイダーマンだの言うだけあってトムシリング絶妙なピーターパーカー感
ドイツ映画そんなに見ている訳じゃないけど、起承転結というか、あまりメリハリなく進んでいくイメージがあって、本作はMRXとのやりとりやハッカーとしてステップアップのためのミッションなどがあって、意外とテンポよく進み、珍しいなと思っていたんですけど
序盤からメンバー不仲でドロっとしてるし、片思いの女子とも全く進展せずヨーロッパ映画のスッキリしない感じはちらほら見え隠れしてる状態で1個めのどんでん返し、
ああ~セブンとかシックスセンスよりの後味悪い系の映画だったかー、とちょっとがっかりしたところで2個めの種明かし
ハッピーエンドでよかった!キャリアのおばさんは少し可哀想だけど、あのまま保護プログラム適用されなければ、見殺しにして手柄だけ得ることになるからよかったのかな
ストーリーだけでなく、“サスペンスの古典的なトリックとしての多重人格”“ヨーロッパ映画はハリウッドのようなスッキリした結末を迎えない”など映画あるあるも見越してのどんでん返しでなかなか楽しめました
二度観たけど、やっぱり最後は“ふーん”って……。
大分前に観たけど、記憶が曖昧だったので 再度鑑賞。
どんでんどんでん返し的な作品で、でも最後は「ふーん」って感じでしたかね。
どんでん返しありきなんで、それまでの内容が殆ど印象に残ってないかな。
ネット内でのチャットなんかの描写(この作品では地下鉄?内)は、すでに「チャット・ルーム」で表現されてるし、こういう人達って 結局 自己顕示欲の塊なのかなぁーって。
「ユージュアルサスペクツ」+「ファイトクラブ」=「・・・」
この映画のポイントは「トリック」
なんですね。
映画好きこそを騙すために
伏線(メタファー)を散りばめて
ははーん、そういうことね。
と、思わせるのはうまかったです。
どんでん返しがあることは
ポスターからも分かるのですが、
「どんでん返し系の映画です。」って
宣伝するのは損ですよね?
騙されてたまるか!って
構えてしまったり、
騙されたら、逆に悔しいし。
どう騙されるかという、
途中の描き方こそが
面白さの分かれ目なのですが、
この映画はそこが失敗してます。
せっかく個性的な4人+1人なのに、
その人物の描き方が雑なんです。
ユージュアルサスペクツも
ファイトクラブも
そここそが面白いので、
どんでん返しなんてどうでもいいんです。
ハッカーのドキュメンタリーがもしあれば、
結局、地味な青年が、
イスに座ってキーボードを高速で
打つという地味な絵ですよね?
その中の緊迫感とかクールな感じを
地下鉄とマスクというイメージで
表しているのは良かったです。
全体的に「もったいない」映画でした。
30分くらいで見るのやめた。
・薄っぺらい。例えば、マックスは「カリスマ性がある人物」という設定らしいが、ベンヤミンがそう語るだけで、それを表す描写もエピソードもない。
・物語の始まりのさらに始まりから描いている割に展開が遅い。30分が経過したのに何も起こっていないも同然。いっそのことカットすればいいと思うよ。
やはり1時間以内にどんでん返ししてくれないと
忍び込んだりヤンチャや行動してる中でも、微妙な心理が見える映像演技が面白いです。
伏線は色々ありますが、結局のところオチは「全部嘘でした」で、あまりに安直に感じました。
僕の好みですが、やはり1時間以内にどんでん返ししてくれないと退屈してしまいます。
シナリオそのものは上質なので、好きな人は楽しめると思います。
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