「発見!ボーイズ・ノイズ」ピエロがお前を嘲笑う ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
発見!ボーイズ・ノイズ
ゲルハルト・リヒターをモデルにした映画で主役だった、トム・シリングが主人公ベンヤミンを演じていたので、観てみた。この人、妙に幼く見える時があるんだけど、すでに30過ぎ。なのに、大人になりきれない感じが、すごく出ていた。これは役者として得なのか、損なのか、どちらだろう。
筋書きはちょっと疑問なところもあったが、ネットの中を可視化したところはおもしろかった。仮面とか、吹出しとか、生身での素性が見えない感じがうまく表現されてた。で、ドイツでもIT用語は英語になっちゃうんだね。
しかし、マリがいつベンヤミンになびいたのか、よくわからない。しかもそんなに魅力がある女性に見えない。そして、あんな芝居で警察をだませるのもイージーだし、なんでベンヤミンが開放されるのかも理解できない。ユーロポールという組織は初めて聞いたが、欧州刑事警察機構とかいうものらしい。ヨーロッパが守備範囲だと思うが、一体どこまで出ばるのだろうか。なんか大西洋を渡ってなかった?
ドイツで人気らしいボーイズ・ノイズのサウンドは、なかなか良かった。クラブミュージックって感じ。クラブには行かないが、縦乗りのビートは、気乗りのしない家事をする時に使えそう(笑)。
BSプレミアムの放送にて。
コメントする