「バッドエンドと思ったら、」チャッピー SUZUKI TOMONORIさんの映画レビュー(感想・評価)
バッドエンドと思ったら、
とても面白かった!
もっとバッドエンドになるだろうと途中から思っていましたが、意外でした。ハッピーエンド。。。いや、考えさせられるエンディングですね。
子供は悪の中で育てば悪に育つ。それを断ち切るにはどんな方法があるのか?
外観がロボットでも人間の感情を持っていれば「彼」の近くにいる人間は、「彼」を人間として対応してしまう。
そのとき、人間の本質とは何なのだろう?
考えざるを得ません。
調べていませんので、事実は知りませんが、鉄腕アトムの影響を感じました。同じような気持ちになったシーンがありました。
チャッピーの顔の造形はなかなかのものです。わずかな可動パーツで本当に表情豊かになる。チャッピーをデザインした人、やりますね。
ヒューとシガニーをそこに使ったかあ。きっとエイリアンとリアルスティールも大好きなんだろうなあ、ニール監督。
おすすめ。
日本公開版はカットされたシーンがあるようなのでR18で完全版を見たいです!
☆☆☆☆
とても面白い。1800円を超える価値あり。数年後に上映していたらまた見たい。
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