「テンション!」チャッピー ハマオさんの映画レビュー(感想・評価)
テンション!
ストーリーは一旦置いといて、
美術的な事からいうと、
ヨーランディとニンジャの
ファッションや、
アジトのグラフティが、
エイティーズっぽくて、かわいいかった。
ヨーランドの前髪ぱっつんヘアーや、
黄色く塗られたライフル、
強盗する時に着るモトクロスの
プロテクターなんかが、
クレイジーで、かっこいい!
昔のバンドのジグジグスパトニック
とかの、サイバーパンクな世界観
なんだよね!
チャッピーの仕草やなんかが
違和感なくて、
モーションキャプチャで
動きをつけた、
CGなんだろうけど、
中に誰かが入っているんじゃ
ないかと思った。
ロボットがギャングの歩き方とか、
真似するのがウケましたね。
さて、ストーリーは、
アパルトヘイトや人種差別を
暗喩しているんじゃないかと思われます。
あと、「意識」というのが、
出てくるけど、これはとても
哲学的な問いですよね。
AIは人と同じように考えることができ、
そこから芽生えた「意識」というものの、
正体はなにか?
「意識」がロボットと
人間の違いなのか。
「意識」がヒトたらしめるのか?
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