「ありがち」チャッピー みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがち
設定としてはありがちなだけに、どこかで想定外のことがないと退屈。
序盤はチンピラども総出演で絵面も汚く、悪だけど良いやつ的な設定が鼻につく。
チャッピーもそれに染まっていく過程が冗長で、笑いをとりたそうな場面も笑えない。
IS辺りでは子供たちがこんな感じで洗脳されていくのだろうと、不快になった。
この映画の中で悪として描かれている好戦的な元兵士は無論カスだが、
チンピラどもも50歩100歩、ラストで急に良い子ぶるのには鼻白む。
死にゆく主人公をドロイドに移すのはどこぞで見たような場面だが、
この流れの中では予想していなかった。
その後の「ママ」の展開も。
ということで、終わり方だけは○。
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