「素晴らしかった」チャッピー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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血が通っていなくても、機械と人間であっても親子になれることを描いていて素晴らしかった。
イノセントな無垢な存在を描こうとすると被害者になりがちで、そういうのが苦手なのだが、この映画でチャッピーは決して被害者として描かれておらず、すごくよかった。
ただもうちょっと興奮と感動を味わいたい気持ちがなくはなかった。ED209みたいな二足歩行の戦車みたいなロボが飛ぶのはいかがなものかと思った。
(追記)
あまりの傑作と認定していいものか、確かめたくもありまたチャッピーやヨーランディーが見たくて2回目見て来た。1回目より泣けて泣けて仕方がなかった。
ニンジャやヨーランディーがあんなクソみたいなチンピラであっても立派な親になっていることや、チャッピーが最後は自分を犠牲にして他者を助けるまでに立派に成長していることがたまらなかった。
チャッピーの成長は、赤ちゃんから幼児、子供、少年へと移り変わっていってるのが分かった。最終的には青年と言ってもいいかもしれない。
ヒロインがとんでもないブスであることも正統派傑作SF映画として認める条件を備えている。
(追記)
セルブルーレイではカットされていたゴアシーンがあるとのことで買って見たのだが、けっこうなゴアだった。3年ぶりで見たらかなり忘れていて改めて面白かった。ニンジャが死ぬものだと記憶違いしていた。別バージョンのエンディングも見たのだが、通常盤の方がよかった。
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