「【AIロボット チャッピーがストリートギャングに育てられ、人間の感情を得る様とロボット製作会社からの圧力に対してチャッピーが取った行動を描く】」チャッピー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【AIロボット チャッピーがストリートギャングに育てられ、人間の感情を得る様とロボット製作会社からの圧力に対してチャッピーが取った行動を描く】
ニール・ブロムカンプ監督の「エリジウム」に次ぐSF作品。
2016年、南アフリカ・ヨハネスブルグが舞台(最早、近未来でもない設定)
多発する犯罪に対抗するため、ヨハネスブルグ警察は「ロボット製造会社テトラバール社」に自律型ロボット警官スカウトを発注し、犯罪抑止に成果を上げつつあった・・。
「テトラバール社」
・ミシェル・ブラッドリーCEO:野心家でシビアな経営者(シガニー・ウィーバー)
・ヴィンセント・ムーア:反AI主義者、かなりのエゴイスト(ヒュー・ジャックマン)
・ディオン・ウィルソン:チャッピーの生みの親、人好きあいが苦手だが、ロボットを愛する気持ちは誰にも負けない(デヴ・パテル)
「裏社会の人々」
・ヒッポ:裏社会のボス。非常な男
・ニンジャ&ヨ―ランディ:ギャングだが、意外と優しい。特にヨ―ランディはチャッピーに母性をくすぐられ、優しく接する。(ニンジャ&ヨ―ランディ:レイブ&ラップグループのメンバー。普段の格好で出演(でも、相当奇抜な恰好である))
<両者の間で人間味溢れるチャッピーが煩悶しながら、人として成長する姿を描くロボット版ビルドゥングスロマン映画。ニール・ブロムカンプ監督がロボット映画の新ジャンルに踏み込んだ作品でもある>
<2015年5月23日 劇場にて鑑賞>
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