「悪くは無い、しかし監督の目新しさもない。」チャッピー 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くは無い、しかし監督の目新しさもない。
スクラップ当然だった警察ロボットにAI知能を搭載させたロボット「チャッピー」の御話。
「第9地区」「エリジウム」製作監督らしい世界感だったが、上記の作品と舞台が似ている為、新しい試みの様なものが無い。
また、ロボットネタとすれば「育成」「善悪の判断」など昔からあったネタを持ち出しているし、登場するロボットはやはり「ロボコップ」感満載なので、ラスト以外オリジナルティーが全くもって無い様な設定、脚本だ。
ラストは監督らしい作品。
悪くは無いのさ。
しかし、目新しさが全然ない。
今までの監督作品の延長上。
「第9地区」「エリジウム」の時はちょっとだけ変わった宝箱を見つけた感があり、また面白かった為に嬉しかったが、今回は。。。。
ニール・ブロムカンプ監督には新しい試みにチャレンジして貰いたいなと思った作品でした。
(特に世界が少し荒廃した様なヨハネスブルグ舞台ネタからは抜け出してね。)
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