さらば あぶない刑事のレビュー・感想・評価
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最高
懐かしくて、懐かしさゆえの感動もあって、タカとユウジが
いい歳の取り方をしてて、ユーモアとウイットのセンスは、
変わらず、しかも動けるし、私の青春を支えてくれた、ドラ
マであり、映画の集大成として文句ありませんでした。
ナイトショーがある限り何度も見に行きます。
ノスタルジーの勝利!
今のこの時代に!そして映画として!言いたいことは山ほどあるが、それを超えるノスタルジーですべてが許せてしまった一本。
タカもユージも十分老人なのに、ヒラのままで相変わらずのギラギラスーツだし。
薫ちゃんは薫ちゃんで白痴度が手におえないくらい上がり、若年性痴呆と区別がつかないくらいだし。
木の実ナナに至っては顔がしぼんでライオンヘアに埋もれちゃってるし。
透ちゃんも全くうだつの上がらないまんまだし。
皆十二分に老けていたが、それでも何の成長もない所が、子供のころに夢中になったあのままで本当に嬉しくなった。
あの日夢中になった物語のその後を、ちゃんと終わらせたことに意義のある作品。
ナナオという人は全く要らなかったけれどね。
タカが加藤茶にみえて悲しくなったよ。
スタローン!恭さまをエクスペンダブルズ4(もしくは5)にキャスティングして!
スタローン!
なんとかお願いいたします。
エクスペンダブルズ4に恭さまをキャスティングして!
先日、観て参りました。
現在劇場公開中ですが、もうネタバレもへったくれもないっしょ?と思うので、全力で語りたいと思います。
宜しくお願い致します。
ご存知1986年~TV放送された「あぶない刑事」映画化、シリーズ7作目です。わたくし当時、10代後半でした。
"あらすじ"
あと5日で定年だっていうのにマイペースなダンディ鷹山ことタカ(舘ひろし)と、セクシー大下ことユージ(柴田恭兵)。
TVからのおなじみな悪の組織「銀星会」の残党で 闘竜会の幹部、また横浜のブラックマーケットを仕切っている伊能が死体で発見されます。
仕切っていた伊能が亡くなると、途端に崩れる横浜の闇のパワーバランス。
闘竜会、ロシア、中国、中南米マフィア入り乱れ、横浜は緊迫した状態に。
そんな中、謎の日系人キョウイチ・ガルシア(吉川晃司)現る!
実はキョウイチは極悪な中南米犯罪組織、「BOB」の幹部だったのだ!
キョウイチは闘竜会をフルボッコにし、横浜のマーケットを独占しようと暗躍する。
それを阻止するのが、我らがあぶない刑事。タカ&ユージ!
行く映画館も、観る時間も限られた中、またちょっと体調が宜しくないので、精神衛生上問題ない感じの映画をチョイスしようと。
本当はジョニデの「ブラック・スキャンダル」を観ようと思っていたのですが、予告含め「ジョニデの演技が凄い!」押しのプロモーションが、あれを彷彿とさせまして。
そう!あれですよ、あれ!
おすぎさんの「リディックCM」です。
当時、かなりバッシングされたんですよね?
つまんない映画を、ベタ褒め的な。
おすぎさんを擁護するつもりはないんですが、おすぎさん「ファーストシーンが素晴らしい映画は名作です!」って言ってるんです。
"ファースト・シーン"が凄い。
つまり、"ファースト・シーン"以外はダメってことですよ(笑)
お仕事なので悪く言えないよねーって、察してあげるとこ!お願いしますよ。
うちらだって、色々あんの!あ、すみません。
今回もそのセオリーが、ジョニデに当てはまる気がして。
ジョニデの、デニーロ、ベイルさんばりなマジ演技以外は、ちょっと嫌な予感。
なので、疲れてるし、体調悪いし、もう、ここは割り切って、「接待」して頂こうと思いました。
TVシリーズのお約束満載で、きっとわたくし世代・中年層のノスタルジックを止まらなくさせる作戦でしょう?
いいんです。いいんです。上げ膳据え膳、お願いします!
ドーンと「あぶない刑事」を観ることに決定です。
ラメスーツでMJの「ビリー・ジーン」ばりなユージのダンスで始まり、潜入捜査で逮捕されてしまい、でも留置所なのにダンディーさを崩さないタカ。
そしてこの台詞。
ユージがタカに聞くんです。泊まった感じどうたったか?
「泊まって楽しいかは、相手によるな(きり)」
タカのドヤ顔、「さらばあぶない刑事」のタイトル、ドーン!
やべ。なんだろう?この格好良さを真っ正面から演じる感じ。古くさいけど、格好いい!
柴田恭兵さん64歳。
舘ひろしさん65歳。
お約束の"RUNNING SHOT"をバックに「ミュージック・スタート!」つって、走り出すユージ。
あの、現役と同じ早さです!
いや、もっと早いかも?すげーよ!
アクションのキレも現役と変わらず。もちろんスタイルも変わらない。
タカのお約束のハーレー両手離し、ショットガン!
タカも、スタイル変わらないですよね!
そして同窓会的に、キャラが全員集合です。
課長に昇進した透こと、中村トオルさん。
もうドラマや映画なんかでは、風格すら漂わせる彼が、「あぶない刑事」ではいつまでも「おーしたせんぱーい♡」って新人感。
あと、コスプレの凄さがバージョンアップした薫役の浅野温子さん、若干引くあの懐かしいテンション。
因みに中村トオルさん50歳。
浅野温子さん54歳。
主要キャラが50オーバー。スタッフは更にびっくりです!
監督が村川透さん。ドラマの時と一緒です。78歳。
ジョージ・ミラーとか、リドリー・スコットとか目じゃねーし!"西部警察""探偵物語""はみ出し刑事"とかですよね!知ってますよ!
脚本も同じで、柏原 寛司さん66歳。
柏原さんは"太陽にほえろ"とか西部警察"とか"大都会"とかですね。
日本の刑事ドラマのパイオニアな2人ですよね。
確かにストーリーは突っ込みたくなる部分もあるけど、そこも含めて「あぶない刑事」です。お洒落感、格好良さ、アクション、コメディをぎゅって纏めて、真っ正面から照れずに描く。懐かしい!
変にキャラを若手に一新して、誰もいないとこに剛速球投げて、孤高!ってなるより正解です。
てか、接待ありがたいです。
だって、映画を観ていて拍手をしたのは本作が初めてですもの。
あ、恭さまの走りのシーンで、思わずパチパチと……。
だって、肺がんで手術されたんですよ!
しかも、(走った後に)恭さまに「きっつ(きつい)」って言わせる。
やべ、爺萌え(笑)
柴田恭兵さんは、特に歌が上手いワケでもなく、ダンスだって凄く上手いワケじゃない。けど、ひとたび動き出したら、目が離せない。惹きつけられます。誰にも真似できない、独特のムード。
恭さまは病気をされたようだけど、どうかいつまでもお元気で(みなさんお元気で)。
そして「エクスペンダブルズ4」か5に出て欲しい!まだまだいけるよ!いや、柴田恭兵さんや舘ひろしさんのような"俳優"が活躍できる、邦画ができればいい!
中高生の恋愛はもういいよー。
PS
吉川晃司さんのシンバルキックまで見せてくれる本作。
最近多い"接待映画"ですが、本作ほど極上のサービスをしてくれる作品はありません。
ここまでしてくれるなら、観る価値ありです!
正直そんな気持ちを察することもできない無粋な観客が、邦画をダメにしてると思いますね。
ほんと、愛おしい映画です!
久々登場!ザ・昭和らしい刑事ドラマ(笑)
リアリティーを求める最近の刑事ドラマとは違い、拳銃バンバン!カーチェイスドンドン!の常識外れ設定のまさにザ・昭和の刑事ドラマを久々に見れました(笑)
その代表作品の一つあぶ刑事シリーズもついにこの作品で最後、年齢を重ねても今までのシリーズのテイストを落とさず30代のテレビっ子だった自分にはまさにドンピシャの作品で十分楽しめました。
昭和作品あるあるといえる箇所や、シリーズお決まりのシーン満載なのでぜひご覧あれ。(お子さんと一緒に見に行って「昔の刑事ドラマはすごいんだぞっ」て自慢してください)
懐かしい。そして昨今の刑事ドラマの表現規制の多さに改めて考えさせられる。
あの頃の刑事ドラマは、何でもありな感じの馬鹿馬鹿しさがあって、作り手の自由さを視聴者も感じられた。
今の刑事ドラマはどうだろうか?
「相棒」のような知的で洗練された刑事ドラマがヒットして、それを雛形に静止画像的な推理テイストの刑事ドラマが数多作られている。
撃ち合い、殴り合い、カーチェイス、大爆発というアクションの四大要素は風前の灯火である。
現代において荒唐無稽さはウケないのだろうか?
そんなことは無いと思いたい。
あぶない刑事シリーズの終焉は刑事ドラマの変遷を炙り出した時代への問い掛けである。
寂しさと懐かしさと楽しさがゴチャ混ぜ!!
ああ…懐かしい ああ…寂しい でもやっぱり楽しく面白い!!今回のあぶない刑事は正しく『原点回帰』
理由なんてなく 文句なしに楽しめる映画!!
『いつか別れる時が来るさ…』のセリフ通りにお別れだけど 永遠に心に残るヒーローである事たげは間違いない!!
記憶が甦る
自身の若き時代を思い出し、とにかく懐かしさを感じました。
セクシー大下とダンディー高山・・・憧れたなぁと。
年齢は重ねたものの未だ色褪せぬ二人の色気と軽快さ、素晴らしい!
ただ当時を知らない人間が浅野温子を観たら、きっと衝撃を受ける事でしょう(^^;
ひとみちゃん、お茶♪
満足!
前評判がハッキリ二つに分かれていたので、少々ドキドキしながらの鑑賞でしたが、わたしとしては大変面白かったです。
タカ側の物語、ユウジ側の物語、二人が追う物語、この三つ巴とこれまでのお馴染みキャラにお馴染みシーンを拾いつつ、丁寧に撮られた横浜の街や、ガンアクションにカーチェイス(最近、国内でのこの手のモノが少ないように思うのはわたしだけでしょうか?)、安定感のロケシーンにモブシーン。詰め込んでいるはずなのにうるさくなく、どの登場人物もたっていて最後まで気分よく見ることができました。
シリアスとコメディーの落差も、ときおりグロい展開が挟み込まれるだけに、ちょうどいいバランスかと感じています。
背負っても潰れることのない、いぶし銀のご両人に本当に拍手、でした。
ちなみに30年の歴史があるだけに、これまで一度も見たことがない、という方が同じように楽しめるか、といえばそれは無謀と判断します^^;
シリーズに馴染みの薄い観客には退屈
特に、このシリーズを観つづけてきたわけではないので、舘ひろしと柴田恭兵が演じるタカ&ユージのコンビにそれほどの思い入れはありません。そんな輩から観ると・・・
横浜港警察署のタカ&ユージのコンビも定年間近。
あと4日で定年。
無事、定年の日を迎えてほしいという周囲の心配を他所に、ふたりはまたまたあぶない事件に乗り出していった・・・というハナシ。
あぶない事件は、横浜に蔓延る危険ドラッグの元締めグループを押さえるというもの。
日本の暴力団、中国マフィアに中南米の新組織も乗り出して、すこぶる事態はややこしい。
オープニングこそ、ブラックマーケットへ乗り込んだタカ&ユージの活躍を描くが、その後は、ややこしい事態を説明するのがやっと、といったところ。
悪人側がややこしいところへ、タカの婚約者とのハナシが絡み、さらにユージがかつて目を掛ける若者が絡んでくるから、映画のスピードは遅くなる。
主役のおふたりは60歳を過ぎたとは感じさせない若々しさだけれど、柏原寛司(脚本)と村川透(監督)のコンビがもう若くないのだろう。
調べてみると、村川透監督はまもなく80歳。
松田優作と組んで『遊戯』シリーズを監督していたときから、もう40年の経つのだから、仕方がないといえば仕方がない。
これまでの作品にオマージュを捧げているシーンも多く(エンド・クレジットで流れる過去作品の名場面を観ればわかる)、シリーズファンなら喜べるのかもしれませんが、若いファンや馴染みの薄い観客には、やはりもっとテンポよく魅せて欲しかったところ。
シリーズのファンもこれで楽しめたのかどうか、疑問。
はじめは結構聞こえていた笑いや歓声も、途中からほとんど聞こえなくなりましたから。
イイ!
郷愁が自分のこの作品に対する見方を偏らせているという自覚はある。またそういう感情を喚起させる演出になっている。今時のGTRから昔の愛車に、ハーレーに乗ってショットガン、引退してそれぞれの生活を送っている人たち、明日に向かって撃てのオマージュ、極めつけは監督、村川透だろう。
そう、村川透である。日活ロマンポルノでデビューし、松田優作と組んで数々の名作を生み出した名匠であり、その生き残りである。恥ずべきことだが自分は本作を村川透の最後を見るつもりで見に行った。同時代の仲間たちは最近どんどんお亡くなりになっていたり、表舞台から消えていたので、監督もまた同じようになったのではないかと思い込んでいたのだ。おそらく名義貸しのようなものだろうと。
だが違った、そんな舐めた考えを脳天から叩き割ってきた。
タカとユージは永遠也
あぶデカ好きにはタマラナイ。
旧作のオマージュも挟みつつ、
歳を重ねた登場人物がそれぞれ良い味を出している。
旧作を見返したくなった。
カオルのぱみゅぱみゅには閉口(良い意味で)。
エンドロールもファンには嬉しい演出。
これで終わりなんて勿体ない!!
よい意味で昔のまま素敵でした(о´∀`о)
還暦間近とは思えない程の、軽快な走りとバイクさばき。
劇中歌がどれも素敵で、とくにエンドロールとアレンジされた「冷たい太陽」
サウンドトラックが発売されるなら、絶対買います!!(^ー^)
懐かしい
もうずいぶん昔で、個々のエピソードは記憶がおぼろげですが世代だったので、よく観てたなという記憶はあります。
懐かしい顔ぶれに、銀星会など懐かしいフレーズ。
中でも好きだった近藤課長の名前が出てきたのは嬉しかった。
印象に残ったのはタカが悲しく叫んでいるシーンですね。
シリーズ通しても、あそこまで悲しんでるのは珍しいんじゃないかな。
そこ以外はいつも通りという感じで、タカもユージも年齢を感じさせない動きだったし物語も随所にあぶ刑事らしさが出ていて大満足です。
最後に二人が飛び上がってからのエンディングの流れは痺れた人も多いのではないでしょうか。
あぶ刑事としては、これで本当に終わった感がありますが、あぶない探偵シリーズを、これからもずっと観ていたい。
そんな気持ちになりました。
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