クーデターのレビュー・感想・評価
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外国は怖い。
東南アジア某国。
海外赴任のため、家族を伴ってやってきたジャック(オーウェン・ウィルソン)。
しかし、そこはクーデターが起こっていて、特に外国人を排斥しようとしていた。
想像するだに恐ろしい状況である。ジョン・エリック・ドゥードル監督は、この恐ろしい状況をずっと持続させる演出を見せる。
観ている我々も巻き込まれた感覚になる。
ハモンド(ピアース・ブロスナン)に、なぜこのような事態に至ったかということを聞かされたところで事態が好転するわけもなく、ひたすら逃げる。
この東南アジア某国が気になるが、ベトナムと接している国となると、限られてくる。もちろん、その国は架空なのだろうが。
よくできた映画である。
これぞ絶望。試される家族愛。
東南アジア某国に来た家族が外国人を殺害するクーデターに巻き込まれる話。
言葉が通じない外国で、周りは敵だらけ!最悪かよ!!
しかも家族構成、父母娘2人!女が多い、とにかくパパの負担がデカい!
家族を守りながら行く先々で選択を迫られる、リアルな緊迫感。
序盤の展開も早く、ほとんどがサバイバル。
ベタな展開でありながら観客をハラハラさせる作りが上手くて手汗が止まりません。
親になることの責任の重大さ、外国の怖さを感じられる作品でした。
正直海外に行くのが怖くなりました。
007でお馴染みのピアース・ブロスナンが出てるんですけど、すごい老けました!
彼の渋いかっこよさが味わえます。
極限状態の脱出、コワい…
家族でやって来たばかり、なにも分からない状態で、いきなり巻き込まれた政変…
外国人皆殺し!って中で嫁と二人の娘を連れて脱出出来るのか!?って無理ゲー過ぎてめちゃくちゃコワい…
アジア赴任歴の長い大学の先輩に是非ともお勧めしたい!
オーエン・ウィルソンの『普通のお父さん感』がスゴくて、お父さんとしてはめちゃ感情移入できましたよ!
昨今のハリウッド基準からすると小品ですが、なかなかのものでしたよ。
ピアーズ・ブロスナンの出具合がちょうど良い。一つだけ、最後のテーマソングがなぜケニー・ロジャースではないのか?が不満…
衝撃的な内容に恐怖。極限状態で描かれる“家族愛”。
【賛否両論チェック】
賛:極限の状態に置かれた1組の家族の、そんな中だからこそお互いを思いやろうとする姿に感動を覚える。
否:主人公達だけが絶妙なタイミングで生き残っていくのは、かなりのご都合主義感がある。グロシーンや暴力シーンも多数あり。
言葉も文化も分からないまま、突然放り込まれた戦場で、理不尽な殺戮から逃げ続ける主人公達の戦いが、淡々と描かれます。
「何が善悪か考える前に、家族を救うことだけを考えろ。」
というハモンドの言葉が印象的です。
そんな中で、最初は家族を救うために先頭に立っていたジャックが、やむを得ず相手を殺してしまい、心が弱くなってしまった時、アニーが彼を励まし、共に戦っていこうとする姿に、胸が熱くなります。極限状態における家族の絆が、しっかりと描かれています。
展開はザ・ご都合主義で、主人公達だけが絶妙なタイミングで生き残っていくのは、もはやご愛嬌(笑)。とにかくハラハラドキドキの連続なので、心してご覧下さい。
緊迫感はある
早い段階でクーデターは始まり、終始なかなか緊迫感はあった。ただ、命の危機が迫っているにも関わらず、ぬるい言動の家族に少しイライラした。
最後もう一山あるかというところで呆気なく収束。
なかなかのご都合主義だけど全体的には悪くなかったかな。
題材は面白いんだけど…。
海外赴任先、言葉わからかず、地理わからず、国民皆的、と面白そうなシチュエーションがいっぱい詰まっているんだけど、なんかいろいろ場当たり的な進め方が多いのが残念。
オープニングのいきなりな脱出劇は緊迫感、スピード感たっぷり。が、ここらあたりから都合良いシーンが連発。主人公達いがいの部屋はもろくも突入されたり、街中にも都合よく味方がいたり、…、そうだったんだ、感がほとんどない。脱出劇なんだから、それぞれのシーンにもう少しこじつけがほしかったな。
緊迫感はあるが・・
赴任先で突然勃発したクーデター!
緊迫した状況下で生き延びるために必死に逃げ続ける
家族の姿を描いた映画です
外国人皆殺し!!という特殊な状況が
見ていて恐ろしい・・
次々と状況を知らない外国人が無残に殺害されていくのも
ちょっとつらい・・
首相暗殺も外国人暗殺も説明が曖昧で
うーんと思う場面も多いかな
救いは家族が無事に生き延びて
家族愛を再確認すること・・
全編ノンストップ緊迫感の映像が続くので眠くなることは全くありません!
情勢不安定な国では起こりうる状況かも知れません・・
テンポ感皆無
緊迫した状況下で生き残ろうとする家族の愛を描いている…はずが、当の家族がマヌケ過ぎて全く感情移入できないせいか、時折挟まれる家族愛を確かめあうはずの会話シーンが苦痛に感じてしょうがなかった。これだったら中途半端な役どころだったP・ブロスナンを主役にした方がまだマシだったかも。
全体的にテンポ感も悪く、事態が収束しないまま終わってしまうのでモヤモヤ感だけが残る。
観る前はかなり期待していたので残念。モヤモヤ感を吹き飛ばすため、『怒りのデス・ロード』のサントラを聴きながら帰路に着いた。
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