ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声のレビュー・感想・評価
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才能は、放っておいたままでは役立たず。努力して極めてこそ、生きるのだ。
ひとつのことを極めることは、努力をもってして成しえることができる。そして、それを手放すことになっても、けして無駄ではない。極めた経験が、その人間の自信になってその先の人生の成長の手助けとなるのだから。ステットはそれがわかっているから、取り乱すこともなく、前を向いて生きていけるのだ。
それを、カーベル(ダスティン・ホフマン)が教えてくれた。
ほかの教授陣も、大人とはどういうものか、世間の汚さも含めて教えてくれた。
ステットは、ひと回りどころか、人が変わったように成長できたのだ。
それが、美しい歌声とともに、鑑賞後の余韻に響いてきて、すがすがしい気分にさせてくれた。
ただ、僕自身の「セッション」の後遺症のせいで、いつカーベルが、悪辣な仕打ちをはじめるのかドキドキしながらだった。余計な心配だったが。
歌がいい
ピュアな涙
個人的には大好きです
自然と流れ落ちた涙が何の涙だったんだろう、ということが最初自分で理...
才能って持つ人と持たない人がいて
久しぶりのダスティン!
合唱団ハーモニーは素晴らしい。
久しぶりのダスティン・ホフマン
お元気でした。初めて見たのは40年以上前のパピヨンか。若い頃とはまた別な意味で味のある演技。
ストーリーはある程度、想像はつきましたがボーイソプラノの美しいこと。思わず目を瞑って聞いて
しまいました。席は音響効果を考えるとあまり前の席ではなく中央付近がいいと思います。
ストーリーはよくあるパターンかもしれませんが見終わった時の印象がとてもさわやかでホッとする。
ちょっとダスティン・ ホフマンが可哀想だったなぁ。監督のフランソワ・ジラール監督は舞浜のディズニーランドにあった
シルクドソレイユのZEDの監督で3年間、時々、日本に来ていて何回か劇場でお話しました。今度はいつ映画をつくるのかと
思っていたところにこの作品。おすすめです。今週の土曜日に友人ともう一度、行きます。小さい子供さんにも見せられます。
心が震える歌声
今しかない声
とても儚い物語だった。
主人公の少年は母の為に戦い、母を労わり、母を愛していたにも関わらず、母はさっさと事故で死んでしまう。ひどいと嘆くよりも無念さを感じる始まりだったけれど、そんな彼を教師は見ていた。
彼の「ほんのつかの間、神から借りる声」今しかない声。
彼はその声を極める道を選び、その先の辿り着いた声を聞いた時、指導者の決意と心遣い、父親の心変わりがすんなりと理解でき、私は自然と涙が溢れた。
ダスティンホフマンご健在で何より
ストーリーはありがちな感じでしたが、大好きなダスティンホフマンの元気な姿を拝見できて、満足!
ときどき日本が絡んでくるのも日本人として嬉しかった♬
ダスティンホフマンのピアノも聴けたし、お年を召してもとってもステキ☆
全てを捧げて磨いても束の間で散っていく才能
2015/09/14、TOHOシネマズららぽーと横浜で鑑賞。
声変わりする前のほんの2,3年、全てを捧げてスターに上り詰めても、声変わりの日が来たらその座から降りなければならない。そんな切なく儚い世界で、自分の輝ける場所を目指して頑張る少年たちはとても美しかった。
最初は荒んだ目をしていたステットも、少年合唱団のライバルたちと切磋琢磨するうちにソロの座を勝ち取りたいと思うようになって、だんだんと合唱の世界にのめり込んで目が輝き出していく様はいいものだった。お約束の意地悪なライバルがいたり、途中脱落しそうになったりしますが、そうやって勝ち取ったクライマックスのソロ2オクターブのレは感動モノでした。
そうしてやがてその才能を神様に返還する日が来るのですが、彼はもっと大事なものを得ます。ラストは悲壮感はなく、幸福感があります。
瞬く間に過行く時間
いろんな人たちの感情表現がよくわからない。
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