「素直に正直に。」ヒロイン失格 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
素直に正直に。
原作コミックは知らない。
何で今作を観ようと思ったのか自分でも定かではないけど、
あ、これ観たい!と桐谷美玲の変顔予告でハマってしまった。
確かに中高生に大人気といわれる感じのデートムービーに
相応しいラブコメディ。けっこう下らない描写も多いのだが、
それでいて恋愛の真実を描き、こっちでしょ。という選択が
ビシッと決められているところは気持ちいい。少女マンガの
王道ヒロインといえばお目目パッチリ(今じゃ皆がそうだけど)
の、可愛いけど美人ではないサザエさん宜しくおっちょこ節
炸裂のドジ娘のイメージがあるけど、今は違うらしい。本当に
美人で可愛くてモテモテな桐谷のような女の子が人気なのね。
勝ち目ないわー^^;と思いきや、ライバルとして登場するのが
六角さん似の(ってこの説明もどうかと思うけど)メガネ女子。
なんで!?あんなブスに!?っていうのがコトのはじまり~。
例えば街中で釣り合ってないカップルをたまたま見てしまい、
エ?なんでこんなイケメンにこの女なの?とか、
エ?やたら美人にこの阿呆面ってどうよとか思うことはある。
(スイマセン)
いわゆる大人の事情によるお付き合いというのはおいといて、
お互い相思相愛の場合は、これはもうそういう好みであるか、
或いはとてつもなく性格に惹かれ合った同士の成熟カップル
ということになる。だから釣り合わないカップルを見た方が
今後の勉強になることは請け合い(ナニ薦めてるんだろう私)
自分を好きになってくれる相手と上手くやれるかどうか。は、
自分がどれだけその相手を好きになるのかで変わってくるが、
本来そんな道理に関係なく、スコーン!と本能にきてしまい
私はこの人だと感じる瞬間が一番の要だとオバサンも思うぞ。
(突然のゲスト陣が豪華。お笑い場面が極端過ぎる気もしたが)