「鉢子の母からの卒業」ロマンス 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
鉢子の母からの卒業
AKB48の元エース、大島優子のAKB卒業後初の主演映画。小田急ロマンスカーのアテンダントを描いているので、撮影に際しては小田急が全面的に協力。60000系MSEが撮影に使われています。って言うか、ロマンスカーって乗ったこと無いんだよなぁ。乗ってみたいなぁ。
なるほど。いや、元アイドルが主演の映画なので「どんな感じの演技になるんだ?」と正直冷やかし半分でしたが、きちんとした作品に仕上がっています。そういえば、大島優子って、そもそも子役出身でしたね。
内容的にも、中々深い。鉢子と桜庭が一緒に鉢子の母探しに出かける所までを、(なるべく)不自然さ無く描くのが結構難しい話になるんだと思いますが、その難しいところも、何とか物語の破綻なく描かれていました。
これって一応、鉢子の母探しと言う事になっていますが、その実、桜庭の自分探しの旅的要素もありますよね。なんだかんだと言って、桜庭が行きたかった旅ですし。
普通のOLで、あのニット帽をかぶる人は中々居ないと思います。そこは突っ込まざるをえないかな。
意外に良かったです。
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