「後でDVDにしようと迷ったけど観といてよかった」ロマンス eigalさんの映画レビュー(感想・評価)
後でDVDにしようと迷ったけど観といてよかった
「百万円と苦虫女」は観てないけどなんとなく監督の作ろうとしてる空気感はわかりました。
この監督はこうゆう風なんだなと。
今、演技に定評がある大島優子が主演ということで昨今のドラマでも好演が覚えに新しいこともあり映画館で鑑賞。
それに大倉孝二が付いて来る(失礼かもしれませんが)という映画かなと予想してました。
あと窪田正孝が出てるので。←ほんとちょい役でした。あれでいくらギャラもらえるんだろうと想像したり。
あとよく利用する小田急線が舞台だったので。
ロマンスというだけに小田急のロマンスカー車内で撮影。
(大島)優子演じる北條鉢子がアテンダントの制服に着替えて出て来る(スカーフはできない同僚よりも鉢子の方が大きかったな。そんな差別しなくても。。)
が、しばらく彼女に制服を着させ続けるがそれは映画の冒頭でほぼ終わり。
メインは謎の映画プロデューサー桜庭(大倉孝二)とのかけ合いかな(笑)。
むしろそのやりとりが思いのほか大倉のアドリブか?というくらい大倉のセリフの持って行き方は
観ていて退屈はしなかった。それをしっかりツッコミながら受け返す優子。
今更になって母親からの手紙がポストに入っていて、そんな時桜庭が万引きをしたのがきっかけで
近づき、破り捨てた手紙を桜庭が拾って二人は母親探しをすることになるのだが、
デートのようないや違う。子持ちの親(桜庭)と鉢子の奇妙な旅が続く。
桜庭が最後鉢子にあげたストラップは、鉢子の母親が必死に探したって言っていたストラップの伏線だったのね。
納得。
いい感じに終わらせてくれました。
最後お母さんに会えたの??って気になるところで終わってしまいました。
いいんじゃないいいんじゃないそれでも。
意外にも心に響くセリフとかあったりして心が洗われました。
エンドロールの主題歌「ロマンス」も映画のイメージにマッチして聴きやすかったです。