マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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女社長に感情移入して観てしまった。
最初にワガママな経営者っていう描写があって、嫌な奴かもと思ったけど、ママ友からの嫌がらせだったり夫に浮気されたりで、なんだか可哀想に見えてきて嫌いになれなかった。特に夫の浮気は自分のせいと思い込んでて、主人公のベンに指摘されるまで健気に責任感じてたところは泣けた。
主人公のベンに関しては、誠実で、しかも頼り甲斐のある「できる人」だった。もともとできる人ってのは自分的に共感しにくい。身近にいたら素敵だとは思うけど、自分のダメさが浮き出るからね笑。
最後は彼をCEOに迎えるんじゃないかな、と予想してたんだけどね。そう言う展開にならんのかーい!って思ったね。
人との関わりって難しい
出てくるキャラクター達が全員魅力的で、観ていて気持ちよかったです。
特に、シニアインターンで入ってきた新入社員であるベンに、周りの同僚や上司が対等に接しているのがとても良いなぁと思いました。ベンも周囲の人たちと上手に人間関係を築きながら、でも自分の道は曲げず、真摯に相手と向き合っている姿がとても素敵でした。
改めて、一生心に決めた人と添い遂げるのはお互いの努力が欠かせないんだぁと思いました。
でも相手を理由に、自分の芯を曲げる必要はないし、自分を見失わないように、相手を尊重し、関係を続けていけたらなぁと思いました。
1人の影響力
たった一人の影響が大勢に広がることがある。それもいい方に、正しい時に正しい行いをその言葉お大事にしてきたベンがその通りに行動し周囲の人を助けていく。
仕事の大切さや友人の形、またハンカチの大切さを教わった。
私も彼女の下で働きたい
ロバートデニーロとアンハサウェイの演技が素晴らしい。
公園で老人仲間と一緒に太極拳をやる主人公ベンが、定年後の生活に倦怠感を覚えて、心機一転、再就職する冒頭のシーンは、日本人だけでなくアメリカ人も結局退職後の生活は同じ状況なのかと変なところで感心してしまった。特に応募するために作成したビデオで主人公が語る自己紹介は、定年退職後に誰でも感じるであろう気持ちをよく表していた。
ベンはシニアインターン枠で就職した会社で、特にやるべき仕事はないのだが、積極的に仕事をする姿勢は周りからも一目を置かれるようになるが、特に社長のジュールズが一番必要とする存在となっていく。ベンのほうも彼女の働き方を見ていくうちに、公私にわたって応援したくなっていき、その過程が自然でほのぼのとした雰囲気を感じた。
最後も太極拳のシーンで終わるが、冒頭でやっている時のベンの表情と違い、生き生きしているように感じさせる構成もよかった。
全体的に服装やセットの完成度が素晴らしく、それだけでも観る価値のあるファッショナブルな映画だ。ワンフロアーで解放的なオフィス、時間の節約のためオフィス内で自転車に乗って移動するジュールズと彼女のファッション、本当の従業員のような自然な動きをするエキストラ等、印象的なシーンは枚挙にいとまがない。
※印象に残ったセリフ
(彼女がCEOを受け入れるか迷った時にベンが言った)
君が作り上げた宝物を他の誰かに渡してほしくない。
< ベンの自己紹介ビデオでのセリフ>
貯まったマイレージで海外旅行
だがどこへ行っても帰ったとたん
虚しさを覚える
振り払うには動き続けること
どこでもいい 家を出よう
雨でも7時15分にスタバへ
社会の一部になった気がする(コーヒーを飲みながら新聞を読んでいる、コーヒーと一緒に食べ物が置いてある、相席してよいかとサラリーマン風の二人が来て座る)
その後の過ごし方は
ゴルフ 読書 映画 トランプ ヨガ 料理教室 園芸 中国語レッスン
あたたかい気持ちになれました。
喜怒哀楽もそんなになく、ジーンとあたたかい気持ちになれた作品でした。
そして、ベンの人物像が良い。まさに「いいひと」。それに、新しい恋をするっていう人間らしさもあって良かった。
70歳って部分に目を向けてたけど、つまりは人間・信頼関係がどれだけできてるかが大事だと思った。「あの人は信頼できる!相談したくなる!」って人いると思うけど、この話の場合はそれがベンだったというだけ。
こういう人(自分も含め)いないな~。
ジュールズも好き。頑張ってる働くママ女性は素敵です。実生活にいたら、きつそうで気が合わなさそうだけど(笑)、この作品はママの感じでキツさが緩和されたのか、好きなアン・ハサウェイが演じてたからか、なんかいろいろ同調できたかも。
公開時から良い作品と聞き、DVDレンタルショップでもランキング上位で…やっと観られた。ちなみに、レンタルケースに“働く女性にぜひ”って書いてありました。
役者さんは魅力的だけど。
もっとコミカルな要素があり、インターンの70歳紳士が四苦八苦しながら慣れていくかと思いきや早々に皆んなに溶け込むし、期待されるし、現実味がない。
完璧すぎる70歳紳士の素晴らしさを堪能する映画?主人公が魅力的に見えない演出。
あんな完璧な老紳士がいたら良いなあという夢物語。期待していたのと違ったな。主人公の着地点もそれでよかったのか?と疑問。
出ている役者さんは好きだからこそなんだかもったいない。
素敵すぎた
70歳シニアインターンのベンと、アパレル通販会社社長のジュリスのW主人公。
二人ともすげえ素敵な人物だった。特にベンについては、ジュリスのセリフにある「どうしてあなたはいつも正しいの?行動も存在も」っていうのがしっくりくる。座右の銘の正しさに準ずる(?)みたいなのも良い。優しく軽やかに生きて、仕事に対しては自分が出来る限りのことをして、偉ぶらず、謙虚さを忘れない。こんなおじいちゃんになりたい。
ジュリスも素敵だった。仕事にも家族にも自分にもいつも全力投球。妥協せず、自分の価値観で突き進む姿に元気をもらえる。高飛車な女社長って感じじゃなく、人前では笑顔だし、自分の非を認めてちゃんと謝る。こんな上司のもとで働きたい。
働く女性のリアルも感じることができた。世間の風当たり、家庭との両立の難しさ、将来への不安、試練続きのジュリスだけど、ベンとの出会いで1つずつ荷を降ろしていく。
劇中の掛け合いとか、各シーン(忍び込んでメール消したり)とか、二時間全く飽きない映画だった。あとアンハサウェイってこんな美人なのか!
ロバートデニーロにほっこり
シニアインターン生としてアンハサウェイが社長を務めるECアパレル会社に再就職をしたロバートデニーロ。
母親と同世代が苦手なアンハサウェイは最初はロバートデニーロと距離を置いているが、ロバートデニーロの的確な言葉にだんだんと心を開いていく。
ストーリーは平凡かもしれないが、ロバートデニーロが、的確な助言で頼りになる部分や紳士的な部分、恋愛をする可愛い部分など、様々な面で魅力的なおじいさんを演じており、ひたすらにほっこり優しくもかっこいい。
こんな風に歳をとりたいと思える理想的なおじいさんだった。
また、会社を運営するキャリアウーマンを演じつつも、家庭では少し不器用な部分も見せる役柄がアンハサウェイにマッチしていて、演技もすごく良かった。
全体としてコメディなども取り入れつつバランスのいい映画で、あまり好き嫌いもなく見れる名作だと思う。
穏やかな気持ち
デニーロの会話の"間"がとても心地良い。前向きでちょっとお茶目、やるべき事が分かってる大人の男性。もっと話したい事もあるだろうに相手を汲み取って思いやる気持ち。かたや、ザ一生懸命キャリアウーマン。余裕はないけど日々満足感に満たされている。けど、夫の浮気が分かった時の動揺っぷりは乙女で可愛かったな〜
丁寧に二人の関係を描いていて、分かりやすい応援映画でもなく、素敵な二人をたっぷり味わえた2時間でした。観終わった後は、気負うわけでもなく、でも前向きになれる。穏やかな映画です!
働く世代と、引退世代にオススメ
現代の多忙な日常を、引退世代の目線で描いたような映画。
映画に込められたメッセージは人それぞれだけどわかりやすいです。
自分の気持ちをメールで一生懸命伝えようとする同僚に、直接話すことをアドバイスするベンのシーンは印象的。
今の若者はこうみたいだね••••••笑
こんなシーンも
アン•ハサウェイが誤って送ったメールを削除する方法を考えるとき、結局現場に侵入してPCのメールを削除しに出かけるという最もシンプルな案をベンが出したシーンも、多忙で冷静な判断ができていない現代の管理職の象徴なのでしょうかね?
やっぱり働きすぎはよくないよね>_<
今の日本はおかしいね
デニーロお爺ちゃんを愛でる映画
クリードのレビューで、スタローン お爺ちゃんをペロペロしたい的な事を書きましたが、マイ・インターンも全く同じで、デニーロお爺ちゃんを愛でたくなる映画。瞬きを練習するところ、マッサージ師にタジタジになるところ、とにかく可愛い〜♡そんな中にも人生の師匠感が、もはやデニーロ自身が滲み出ちゃってる!公開年にロードショウを観に行き、ボロッボロ泣いたのですが、改めて観ても本当にいい映画だな、と。ベンはみんなのメンターでありフィクサーであり、そして友達。経験値と人柄でこんな風に周りを変える事ができるシニア素敵すぎます!最後、アンハサウェイ演じるジュールスが、心の余裕と本当の笑顔を取り戻したように見えて、良かったねぇ〜。・゜・(ノД`)・゜・。と感動してしまいます。いい映画です!
ベンの表情にほっこり
ファッションEC企業のシニアインターンとしてベンが採用され、CEOのジュールズの元につく。最初は煙たがっていたが、次第に彼の人柄、的確なアドバイスを頼りにするようになる。ジュールズは、仕事でもプライベートでも難関を迎えるがー
ベンの紳士で温かい人柄、表情にほっこりする。
ロバートデニーロ、マフィアの役からこういう役まですごいなぁ
ハンカチは貸すためにある
映画「マイ・インターン」(ナンシー・マイヤーズ監督)から。
高齢者は歳を重ねた分、経験から得た知恵が増えてくる。
そんなことを感じながら観ていたら、面白いシーンにぶつかった。
私たちからすれば、出かける時には必ず、ハンカチを持つ。
それは小さい頃から、母親に「ハンカチ持った?」と、
何度も何度も口酸っぱく確認されたからかもしれないが、
どうして必要なのか?と問われれば、トイレで手を洗ったあと、
ズボンなどで手を拭かないため、という理由しか浮かばなかった。
作品中、若者が「ハンカチって意味ある?・・分かんない」と、
高齢者に訊ねるシーンがある。
動揺もせず、高齢者はサラッと答える。
「必需品だ。知らないのは罪だぞ。ハンカチは貸すためにある」、
そして、こう付け加えた。
「女性が泣いた時のため。紳士のたしなみだ」と。
いいねぇ、そんな答えが欲しかったんだ、とメモをした。
「濡れた手を拭くため」よりも「女性が泣いた時に貸すため」、
だからハンカチは、必要なんだという発想がいい。
こんなことは誰も教えてくれないことだからこそ素敵だな。
でも・・・女性に泣かれることの方が、少ない気がする。(笑)
大人から学ぶもの
とにかく最初から最後まで
ベンの紳士っぷり、見事でした。
前向きな姿勢と人当たりの良さ、
それに加えて寄り添う存在である彼からは
私自身、若者の1人として
学べるものが多くあったと思います。
でも、そんなベンでもやっぱり人間だから、
マットの不倫を知った時には
繊細で弱い部分が垣間見れました。
ただ鈍感で明るいだけのおじいちゃん
というわけではなく、ベンはベンなりに
紳士であり続ける努力をしてたんですね。
そして、ジュールズ。
彼女は現代社会において象徴的な成功者ですよね。
天才的なアイデアと機転の良さを持っている。
それでも多忙に追われて
人との接し方や家庭、自分の在り方などを
見失ってしまっていながらも、
一生懸命足掻いて頑張る姿には
心を動かすものがありました。
この世の中、こんな良い人も良い会社も
ありえないって思う人もいるでしょうが、
だからこその映画ではないでしょうか。
この世の中だからこそ疎かになりがちな
紳士論、優しさ、愛情、人間関係など、
そういうものを詰め込むことで
私たちに伝えたかったものがあるんじゃないですかね。
前を向きたい方にオススメの1本。
幸せの形を思い出させてくれる、心温まる映画です。
素晴らしかった
最近見た映画の中でダントツに良かったです。ロバートデニーロ格好良いし、アンハサウェイは凄く素敵な女性だし。旦那さんが会社に来てくれた時は泣けました!浮気はダメだけどなんて素敵な旦那さんなんだ!と泣けました!やはり女性はやりたい事をやって輝くのが一番ですね!
心温まります
多忙のジュールズの元にシニアインターンとしてベンが来て、初めは全くジュールズは信頼をしていなかったがベンの常に余裕のある行動、発言に信頼をしていき、ジュールズの元に起こるさまざまな困難にベンの今まで生きてきた人間としてのシンプルな考え方で解決させていく物語。女性として最先端で働くジュールズ、そして定年を迎えても働きたいというベンの人間としての生き方には見習うべきものがあり、この作品を通して伝えたいことがはっきりしていてとても良い作品でした。
うんうん
プラダを着た悪魔ほどでは無いけれど今回も裏切らない出来。
ロバートデニーロの働く姿はサラリーマンの鏡でしたね。
気遣いも適確、ハンカチ王子でしたね。
長く生きていても得られないものを、あなたは持っている。
一歩前進。とか言葉にも頷ける。
アンハサウェイも相変わらず可愛くて、妻として母として、経営者として働く女性として悩む姿が共感を呼んだ。
働く女性に寄り添える男性が、これからの世代ではモテるのかもしれませんね。
見て良かった。
そして最後の太極拳のシーン、深く呼吸してという一言も良かった、良かった!
意識高い系
意識高い系の女と気遣い抜群の優しいジェントルマンの話。できるやつはできるやつってかんじ〜?
ママに間違えて送ったメールを消すためにパソコンを探しに行くシーンはキャメロンのSEXテープを彷彿とさせたじゃーん?とりま、おじちゃん死ななくてよかったわ。ここで病死して視聴者泣かせるパティーンだったら定評価間違え
頑張る人に見て欲しい
どうせプラダを着た悪魔みたいな感じなんでしょ(嫌いなわけではないけど!)と期待しないで見たらとても良かった!
これは頑張る人すべてに見て欲しい。
ロバートデ・ニーロがとにかく渋くて格好いい。紳士。
安直にこの二人をくっつけない感じが良い。
全93件中、41~60件目を表示