劇場公開日 2015年10月10日

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「『マイ・インターン』|CLOVER代表・大原拓弥が語る「人が育つ組織に共通する哲学」」マイ・インターン 大原拓弥/映画×経営さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 『マイ・インターン』|CLOVER代表・大原拓弥が語る「人が育つ組織に共通する哲学」

2025年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

若手経営者として組織づくりに日々向き合う中で、この映画は何度観ても“人の在り方”を教えてくれます。
『マイ・インターン』は、急成長するファッションEC企業のCEOと、シニアインターンの関係を通じて描かれるヒューマンドラマ。
テクノロジーやスピードがもてはやされる時代に、「人が人を支える」というシンプルで普遍的な価値を思い出させてくれます。

合同会社CLOVERを運営する立場としても共感したのは、“リーダーは完璧でなくていい”というメッセージ。
経営者やマネージャーは孤独になりがちですが、チームの温度を感じ、仲間に頼れる強さこそが組織を動かす原動力だと感じました。

映画の中でロバート・デ・ニーロ演じるベンは、知識よりも“姿勢”で人を育てます。
若いメンバーたちは、その誠実さと静かな信念に心を動かされ、組織全体の空気が変わっていく。
これは、店舗経営や人材プロデュースにも通じる真理です。
スキルではなく、人の温度で人が育つ。CLOVERでも、まさにその循環を大切にしています。

ビジネス映画でありながら、人生の学びに溢れた一作。
「働くとは何か」「人を導くとは何か」を考える経営者・リーダー・起業家にこそ観てほしい作品です。

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大原拓弥/映画×経営
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