ブラック・スキャンダルのレビュー・感想・評価
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ジョニー・デップが怖い。
ギャングとFBIと政治家が組んだらやりたい放題、というのとは少し違う感じであった。
スコット・クーパー監督のいままでの作品から考えると、特に「ファーナス 訣別の朝」からすると、もっと濃密な人間ドラマになるかと思っていた。
実話なので、その事実に則した部分が勝ってしまったようだ。
FBIのジョン・コノリー(ジョエル・エドガートン)からジミー・バルジャー(ジョニー・デップ)から近づいていき、窮地に立たされても自分ではどうしようもできないという、見ようによっては、ジョンが愚者に見えてしまう。
それに対して、ジミーの底知れない怖さは際立っていた。僕が観たジョニー・デップのベストに近い出来であった。
ジョニー・デップとベネディクト・カンバーバッチが兄弟というのに、ずっと違和感が残った。
撮影がマサノブ・タカヤナギという人だったので、気になって調べると「THE GREY 凍える太陽」「世界にひとつのプレイブック」「ファーナス 訣別の朝」ときて本作。次が「スポットライト 世紀のスクープ」(トム・マッカーシー監督)であるから感じるものがある。近いうちにオスカーに手が届くかも。
期待しすぎた…
許されざる大義
やくざな兄さん、議員の弟。そしてFBI の僕。絆と忠誠心で結ばれた僕たちなら、イタリアから来た巨悪も、やっつけちゃうぞぉ!。そして、小さな悪は、登録末梢。そんなファミリー愛で、犯罪を免責するのは、ゴッドなファーザーがいる、スクリーンだけにしたいものですね。毒をもって毒を制するつもりが、自家中毒にハマる姿は、武力紛争絶えぬ現代への皮肉ですか?。ジョニデならぬハゲデ?。いい味出てましたね。是非、ハゲデ顔で、シザーハンズの続編が、観たいものです。でも、彼らの絆を維持する目的で、血の粛清のターゲットにされるのは、辞退したいもの。誰の都合で造られた絆(大義)なのか、見極めが要る時代のようです。だって歪んだ大義が踏み潰すのは、ささやかな世界に暮らす私たち、普通の人々なのだから。
役作りはいいのだが。
ハゲデップ
ミスキャスト?
恐ろしい実話
登場人物はエゴイストばかり
ジョニデが薄毛にして臨んだ作品。生い立ちに特に同情や共感の余地もない実在の凶悪犯と、カンバーバッチ演じる弟の政治家、幼なじみのFBI捜査官、どれも一言で言えばエゴイストで、幼なじみの間に友情はあるのかというと、あるのは友情ではない。彼らにはエゴしか感じない。
でも映画としては面白い。主人公バルジャー達とFBI、バルジャー達の仲間内、FBI内部、どこもエゴだらけで駆け引きだらけ。中だるみなく観られます。
みんな黒い
ジョニーは
絆は立場を越えて
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