X-ミッションのレビュー・感想・評価
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エクストリームスポーツを超えるエクストリーム
アクション>ストーリー
予告に‘スパイ‘だとか‘ミッション‘と言う言葉が出てくるとなぜか期待度がかなり上がってしまう。今回の映画もそうだった。胸をワクワクしてるの見に行ってみたところ実際はやっぱり1番の売りであるCGなしのアクションだった。ここに関しては満点だと思う。カメラワークから音楽など全てが心を踊らせる。確かにすごかった。CGなしとは思えないくらいの迫力があった。しかし、ストーリーは残念。あくまでオマケ程度。ほんとに大注目なのは自然V.S人間。海や山など8つのアトラクションがあり、それを一つずつクリアして行くというものでスパイとかミッションとかはあんまり関係ない。映像は圧巻。大迫力の自然がスクリーンいっぱいに流れる。ストーリーはオマケ程度のものとしてアクションに関しては申し分のない素晴らしさだった。
なぜだかぼーっとしてくる
ハート・ブルーは大好きだし、さらにすごいアクションが見られるとのことで公開週にさっそく映画館で視聴。
序盤の「普通なら考えられない体術で犯罪をする集団」「しかも彼らの目的は伝説的なチャレンジを達成すること」と、非常に盛り上がる設定が提示されたところでは「ぶっとんでるなー」と気楽に観ていたのですが…。
話が展開していくにしたがって、「えっ? そういう状況なのになんでわざわざ強盗なんかしたの?」「けっきょく何が目的なの?」と疑問なポイントばかり提示されて、しかもその答えが提示されない。
挑戦の目的が漠然としているので、せっかくの見せ場のアクションシーンは「成功しても彼らが嬉しいだけ、失敗しても彼らが死ぬだけ」というものに見えてしまいます。
エコロジー思想もこの時代に描くにはちょっと古い考え方では? という気がしました。
CG合成や編集によるごまかしをしていないアクションシーンは、本当に撮るのが大変だったと思います。(ウィングスーツで滑空するシーンは、撮影者まで同じようにウィングスーツで飛んでいる!)
ただ、起きていることは派手でも、ストーリー的なメリハリがなく、演出もあまりされておらず、あまり映画的な映像になってないと感じました。言ってみれば、ドキュメンタリー的な「きっとすごいことをしているんだろう」という印象が立ってしまって、主人公たちがすごいことをしている!という感動につながっていない、という感触です。
たとえば、何かを盗むために生身でロッククライミングが必要であるとか、追手から逃げるためにはエクストリームな方法を使うしかないとか、そういった「この手段でないとダメ」という説得力があれば、同じ映像でもだいぶ印象は違ってたと思います。
特にウィングスーツのシーンは本筋である犯罪者と捜査官というシチュエーションが際立つ展開になっていないし、「6秒で風をつかまないと…」という説明の割にその6秒を強調される撮り方でもなくて、いろいろと残念な印象です。
以上のような状況で、終盤に近づいてきてだんだん話に集中できなくなり、うとうとしてしまいました。
映画を作った人に失礼だと思うのですが、見逃した部分をもう一度観たいと思うほどではないです。
凄い、が。
気持ち良さそう!
ストーリーが…?
世界大自然紀行
んー。んー、んんん?これ、一体何でしょう。何でしょうか。
えっとー、えっとね。脚本がですね、何か圧倒的に拙くないですか?と。下手くそ、と言うよりも拙い。テーマはエクストリームスポーツなんですよね?ノーCGで挑む!という。で、そのエクストリームスポーツを見せる為のお膳立てにお話を作りました、て、もう丸分かりなんですよ。ちょっとそこは地ならししませんか?と。アクションの流動的な必然性の中ですんなりとエクストリームスポーツが溶け込んで行くなら納得出来たんですけど、もうその極限状態を見せる為だけに舞台作ったよね?と。
聞いた所によりますと何やらキアヌ・リーブス主演の『ハートブルー』リメイクらしいのですけども、自分が殆ど覚えてないので比較は出来ませんが、あれってこんなにお話拙かったっけ?ともなって。
んー、だから、つかね、脚本以前なんですね。アクションでやろうと思った、『ハートブルー』でやろうと思った、その出発点から既に間違ってねえか?という。エクストリームスポーツじっくり見せたいんならドキュメンタリーか、若しくは「極限状態に挑戦する男達の熱い物語!」風にすればもっとしっくり行ったんじゃないか?と。何故アクションにしたのか。するんならもっと上手にやってよ、という。
と、まあ散々文句書き散らかしましたが、褒められる点もあるんです。あるんですよ。
大自然の圧倒的な風景、その映像美の多さです。息を呑みます。普段、我々が行くことの叶わない世界中の海域、宙域、山々。その中でも取り分け危険な場所、秘境を大スクリーンで思う存分に堪能することが出来るんですから。陸海空と、様々なディープスポットが目の前に次々と映し出されて、自分、ひとつ思ったんです。
ああ、そうか!と。これはネイチャードキュメントとして受け止めればいいのか!と。擬似自然旅行を満喫すればいいじゃん!と。そういう風に捉えれば、まあ許せるかな!とね、思い至ったんです。
思い至るわけねえだろ。
3Dで見たらちょっと損した気分
そこに正義があるのか?
ダメ映画ほど鑑賞後に盛り上がる
「ハートブルー」のリメイクと謳っていることは忘れても大丈夫。キャラクターの名前、強盗が変な仮面をつけているところ、心友を撃てなくて空に向かって銃を放つところ。など以外は、キャラ造りが大変浅くてダメダメ感半端ない映画でした。
超絶スポーツがしびれるほどかっこいいかというと、かっこいいのかもしれないけど、脚本とシーンの細部への気配りが全くできてないので、ちょっと白けた気持ちで見てしまう。それだけで文句なしにねじふせるほどの画面的魅力はなかった。
ただ、こういう映画を見てしまうと、アレはもう少しこうでしょとか、ココはもっとマシにならんかったのかとか、いろいろツッコミで盛り上がれて楽しいので、その点で星+0.5。
アクション演技もいいけど・・・
うーむ、アクションの無駄遣い…
「極限」って言葉が最近の映画によくつくせいか、軽く感じてしまってい...
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