X-ミッションのレビュー・感想・評価
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良くも悪くも、とにかく見どころはアクションです(笑)。
【賛否両論チェック】
賛:プロのスタントによるド迫力のアクションの数々に、思わず圧倒される。その1つ1つに一見の価値あり。
否:ストーリーはかなり強引で、犯人達の動機にもやや無理があるか。現実味はない。
やはりこの作品の1番の魅力は、その道の一流のスタントマンによる、ノーCGのド迫力アクションです。モトクロスに始まり、スカイダイビングやサーフィン、スノーボードにロッククライミング・・・。それだけでも一見の価値がありそうです。
ただその分、どうしてもストーリーが非常に強引で、犯人達の動機や目的も、無理やり感が否めません。
「何じゃそりゃ!?」
ってなりそうです(笑)。
どちらかというと、深く考えずに、アクションだけを堪能したい作品です。
小野尾崎
アクションは本物、でも潜入捜査の方はお世辞にも・・・
10年に1本のアクション映画と宣伝していた時点で逆にアクション以外はスッカスカなんだろうなと、ある程度は想像していましたが、ある意味想像以上でした(苦笑)
アクションも想像以上、ストーリーのお粗末さも想像以上、結局全てにおいて規格外?、とまあザックリ言えばそんな印象の作品でしたかね。
とりあえずCG無しでエクストリームスポーツの数々を魅せるアクションシーンに関しては、凄いの一言。
冒頭のモトクロスシーンからいきなりの大迫力で心を鷲掴み、その後もサーフィン、スノボ、ウィングスーツフライング、ロッククライミング等々、どれも度肝を抜かれるアクションシーン連発で、そこに関してはホントさすがだったなと、ただただ感心させられました。
それとやや高いところが苦手な自分としては、結構怖かったです。
ただ3Dで見たのはもしかしたら失敗だったかも、逆にCGっぽく見えたりしたので、2Dで見た方がむしろリアルだったのかなぁ(と言うか普通にCG使っていたような?)
で、肝心の内容の方は、ほぼ無いに等しい、中身スッカスカの潜入捜査物でしたね。
こう言っては何ですが、まず恐れを知らないエクストリームスポーツバカが挫折→FBI採用→即潜入捜査の流れが、笑っちゃうぐらい即効過ぎて、アホ過ぎて、突っ込まずにはいられませんでしたよ。
潜入捜査の方も、普通に犯罪を楽しんでるし、もうお手上げです(上司やレイ・ウィンストンが演じた先輩FBI隊員の突っ込みは相当ツボった!)
主人公ユタを演じたルーク・ブレイシーの爽やかなイケメンぶりだけで許されるほど甘くはない、はず(女性は結構許しちゃう?)
しかもユタは元が恐れを知らないエクストリームスポーツバカなだけに、犯罪集団に入っても暴走モードに入って、結構犯罪仲間に死人が出ていたのがまた何とも・・・とんだトラブルメーカーだね(苦笑)
ヒロインのテリーサ・パーマーもただの色物でしかなかったし、もう一人の主人公で犯罪集団リーダーのボーディの犯行理由もいまいちしっくり来なかったし、見所はホント10年に1本と大げさに謳われたアクションのみな作品でした。
でも、返す返すもアクションは凄かった、それだけでも見る価値はある、ような無いような。
ハートブルーではない。
毎年夏になると観る映画がある。「ハートブルー」だ。
自分は「一番好きな映画は?」
と聞かれたら迷わず「ハートブルー」と答える。
それくらいオリジナルの大ファンだ。
リメイクには驚いたし止せばいいのにとも思ったが、やはり観ないではいられない。不安と共に観賞。
結果、何故
「Point Break」(ハートブルー)の名を冠したのか全く不明。あ、自分のようなオリジナルのファンが観に来るからか?まんまとやられたぜ。
これならワイ・スピの一作目の方がよっぽどリメイクだ。
映像は迫力満点なんで劇場で観る価値はあったと思うが、エモーションが全く足りない。途中この主人公は何を追ってるんだっけ?と思う事しばしば。
何でこんなストーリーになったのか考えたが、おそらく見せたいシーン(アクション)が先ずあって、そこにストーリーをこじつけてったんだろう。
結果やってることは凄いのにどうにも乗れない残念な映画の出来上がりだ。何よりボーディ役の俳優のカリスマ性はパトリック・スウェイジの足元にも及ばん。やってる事はエコテロリストだしな。
けどまあアクション映画が好きで「ハートブルー」観たこと無ければ(そんなヤツいるのか?) オススメ。
前情報なく見たけど
日本語タイトル
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