キングスマンのレビュー・感想・評価
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コリンファースがいい!!
コリンファースは好きな俳優ですが、
彼の良さがはっきりでてますね。
紳士的な動作とスーツが凄く似合う。
タロン君、私はパルクール出身の俳優と思ってたけれど
きちんとした俳優さんなのかな?彼の演技も身体能力も
本当に素晴らしくて、抜擢した監督素晴らしいと思う。
話そのものも結構面白いです。
現代を皮肉るのが好きなんだねって感じです。
そして考えさせられます。
コリンファース、タロン君をはじめ、キャラ設定も
とっても面白いし、キングスマンという組織の設定もいい。
深く考えられているなあと思います。
そういう、細かな部分まで緻密に計算しつくされている
繊細な感じがあるのに、
アクションはすごく派手なんですね~~~~
もうやりよるやりよる。
そしてカメラワークが独特。
ぐるぐる回るようなカメラワークと同時に
ズームイン・アウトも同時に使う特徴的な映像になってます。
臨場感がかなりアップしてる。
話も考えられてて、キャラや組織の設定もまずまず。
そのうえエンタメ性の高いアクションシーンと、
見て面白くないわけがない映画です!
見終わったあと、よくわからない高揚感に支配されます。
演出が適度に過激だからかな。
映画をみるとき、どうしても色々考えてみてしまうんですが
この映画は素直な気持ちで見るのが一番。
落ち着いた紳士のシーンとアクションシーンの緩急で
ドーパミンがバンバン出される楽しい映画です。おすすめ。
うん、『キックアス』監督の映画
トム様とは別方向で、観客を楽しませようと技巧を尽くした、ある意味では完成度の高い映画。
だけど、人の死を楽しんで観ていられないよ、私は。
『キックアス』にハマった方なら高評価、ダメな方なら受け付けない。
コリン・ファース氏の英国紳士然としたスパイ映画、楽しみと試写会に応募、当選、鑑賞。監督チェックするの忘れてた、あぁ~。
相変わらず、少年心をくすぐりまくる。
欲しいよ、あの傘、あの眼鏡。他にもたくさんたくさん。
スーツも仕立ててみようかな。
JBはかわいいし。
そしてなによりキレッキレのアクション。スローモーションを組み合わせた緩急。決めポーズ。見せ方がうまい。また、ジャッキーさんのご指導を受けたのかな?
「manners maketh man」等、座右の銘にしたい言葉が満載。
俳優陣は、個人的にはマーク・ストロング氏が良かったですね。ツンデレおじ様版?教官としていじめ役風なのに、見守っていてくれているし、頼りになります。
そして、シレっとした、どこか間抜けな、時にスカッとするユーモア。べたつかない。
他の作品なら”化石”と揶揄されそうな”英国紳士のおじさま”が”手本”になっているところも、まるで古き良き児童文学を観ているみたい。
なんだけど、残酷さも相変わらず。しかも超ポップ!!!超スタイリッシュ!!!その色彩・デザイン(映像)の綺麗なこと。バックミュージックも意表をつく使われ方で、ポップ感・スタイリッシュ感を盛り上げる。
さりげなく予告にも使われている頭爆発。
教会で、ビーチで、スタジアムで、その他各所での殺し合い。
スケール感倍増。
その様子がまるでお祭りのように表現されている。
理性・人間性を閉じちゃえば楽しめるんだけどね。う~ん…。
それでも、『キックアス』よりまだ救われるのは、
私怨での殺戮ではなく、悪役VSヒーローの枠組みが(一応)あること。
小さきものを守ろうとする主人公であること。
ま、「世界最強のスパイ機関」と言いながら、イーサン・ハントと違い、ガラハットはミスが多い。物語の進行上仕方が無いのか、脚本家と監督の趣味か(笑)。
物語もあまり複雑化せず、随所に出てくる設定で笑わせてくれる(「そうくるかぁ、ぷふっ」といったネタ多し)。
映画・イギリス文化からのこだわりネタも多く、マニア心をくすぐられる。
けど、死をenjoyすることを求められるとなあ、やっぱり後味悪いよ。
上質な下品
「キックアス」のマシューボーン監督なので、
あのエログロ際物を期待し、期待通りの内容でした。
スパイ映画なのに、話の中で他のスパイ映画の話をする所とか、
犬の名前がJB(ジェイムスボンド?ジェイソンボーン?)だったり、
そしてあの大花火大会は笑った。
サミュエルLジャクソンの、見た目の下品さもいーね。
コリンファースが意外と呆気無かったけど、
その後のエグジーの正装は、女子受け良さそう。
全体通して、アクションの撮り方が面白くて観入ってしまう。
パルクールっていうやつね。
教会で暴れまくるファースのシーンは圧巻です。
王女のオチまで下品にしなくてもいいのにね。やりすぎ。
やりすぎと言えば、ヴァレンタインの側近ガゼル。
冒頭の登場がやりすぎで、その後が尻すぼみ。
ガゼルとヴァレンタインの相打ちになるかと思ってた。
まあ総じて痛快でした。
いつかコリンファースみたいにスーツを鎧のごとく着こなせる紳士になりたいなと思った時に観る一本
コリンファース大好きになった
【英国紳士を演じたら今や第一人者のコリン・ファースの魅力全開スパイ映画。タロン・エガートンの記念すべき出世作でもある。】
ー ブリティッシュスタイルのスーツ姿が一番似合う名優、コリン・ファースのまさかのキレッキレのアクションと粋なスパイ・ガジェット(英国紳士が身に着ける上品な傘・靴が武器になる瞬間の驚きたるや!)の数々に魅了された。ー
・そして、今作がメジャーデビューとなったタロン・エガートンの”田舎の兄さん”から”立派な英国紳士”に(表向き)なっていく過程が、彼自身がスターダムを駆け上がる様と重なり合い、趣深く拝見させて頂いた。
・音楽の使い方も、タロン・エガートン演じるエグジーがデンマーク王女の部屋に入る際に流れるブライアン・フェリーの「スレイヴ・トゥ・ラブ」始め、英国ポップ・ロックで固めたバックミュージックもとても良い。
・007とは異なる路線の英国スパイ映画の誕生を嬉しく思った作品である。
<2015年9月12日 MOVIX京都にて前日の晩に”仕事で”祇園でしこたま飲んだため、二日酔状態で鑑賞。けれど十分面白かったなあ・・。>
◆2021年5月23日 追記
・新作はいつになったら、劇場公開になるのやら・・。
レイフ・ファインズのキングスマン、凄く期待しているのだが・・。
久しぶりのスパイ映画
期待を裏切らない爽快さ
元気になれる映画祭
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