キングスマンのレビュー・感想・評価
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『キック・アス』はハマったが…
大好きな『キック・アス』のマシュー・ボーン監督作品である。アクションはとにかくスタイリッシュで目を奪われます。中盤思いがけない展開が待っており、アッと思わせる意外性も。
しかしだ。私がヒーロー活劇に求める美学は、“あこがれる存在であるか”というところにあります。残念ながら、肝心かなめのそれがない。勧善懲悪の構図はそこにはなく、まずキングスマンそのものがどこかきな臭い。
ラスボスのヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)の背景も不明。彼はいかにして成り上がったのか。側近の女の両脚義足の理由とふたりが組んだいきさつ。そして、御年66歳のサミュエルには少々ムリのあるストリート系ファッションの意味(笑)など。
キングスマンの訓練に地道さがなくいきなり強くなるし、そもそも候補者がくせ者揃いでとても正義のために戦う精鋭とは思えず、何を持って選ばれたのかも見えない。
ハリーに見初められる青年・エグジー役に抜擢されたタロン・エガートンは、見た目も立ち振る舞いも今ふたつで魅力薄。新たにキングスマンに選ばれた者も、設定に絶対性を感じず(これは見ればわかります)。
クライマックスからラストにかけては、作り手の悪ノリがすぎる(特にエグジーと王女の×××)。
序盤に少し味わった爽快感は、最後不快感に変わって後味悪く劇場をあとにしました。残念!
最後は笑える
満足です
ギャグ風007なのかと思ったら違った
観る前はね、最近のシャーロックホームズとか、そんな感じのをイメージしてたんですよ。
冒頭でキングスマン、ランスロットが真っ二つになったシーンで、「…ん?」となり、
教会シーンでガクッというか、ガーン!というか、ショックを受けました。
裏切られたとかそういう意味ではないです。
文字通り衝撃です。
殺戮シーン、個人的にはダメだったんですよ
。他の方は高評価なんですけど、嫌悪感があってしまって。
ただ自分はキルビル大好きだし、アンアンフィストだって大好きなんです。
なぜそう思うのか、いろいろ考えたんですが…
たぶん「非戦闘員」の虐殺だったから
だと思います。
戦いに来てるならともかくとして。オイオイ、それじゃゾンビみたいなもんかい、ゾンビにコリンファースやられちゃったんかい!(やられてないけど)
この映画母に捧げるんかい!
捧げんなよー!なんて思いました(笑)
まぁそこ以外はとっても好きでした。
訓練シーンも、犬かわいすぎた。
パグのJBには、アイフルのくぅちゃん以上の目力があると確信しました。
また主人公の俳優さんもヤンキーから紳士になってゆく過程がとても自然で好演でさした。
彼が出る映画、また見たいなぁ。
秘密道具も、ギミックが非常にワクワクするコンセプトで子供心をくすぐります。
でもやっぱり、
この監督の持ち味はこの虐殺シーンなんですよね…
そう考えると、次の作品が出た時、私は見れるのかどうか。
久しぶりに、悩ましい作品に出会ったと感じました。
ボンドに代わる娯楽
スパイ映画は数えだしたら
全員◯ネ!って映画
やや抑え気味
ガゼル最高ー!!!
昨日の自分より一歩前へ!
マンガ的要素を受け入れられるかどうか!
物語の展開やアクションの見せ方が、いい意味でマンガ的。映像がマンガ的だったので、あまり違和感なく受け入れることができた。この映画の評価は、このマンガ的要素をどれだけ受け入れられるかどうかにかかっている。
それをクリアすれば、度肝を抜かれる教会のシーンや最後の爆発シーンを楽しめるはず。個人的には現時点で今年一番の出来!
2022.03.16ブーストサウンドで視聴。
やはり面白い。
でも、ブーストサウンドで再認識したのが選曲のよさ。冒頭の「Money For Nothing」でしびれてしまった。教会のシーンで流れる「Freebird」もいかれてたし、世界中の人間が狂って周りの人間と殺しあうシーンで「Give It Up」もギャップに笑えた。
もう7年たつが、やはり最高だ。
”A rule makes a man.”にしびれた
見るつもりはぜんぜんなかった本作ですがTwitterでおもろいおもろいと流れてくるし、アンフェアもピースオブケイクもヴィンセントが…も時間が合わなくて、ということで見てきました。
予備知識ほぼなしで、ボーッと見てたら、なんかおもしろかったです。
終わったと見せかけておまけのエピローグがあるんで、エンドロールも見ましょう。結構出て行った人が多くてもったいないことしはったなーと思いましたよ。
以下、もんのすごーくネタバレなので自己責任でお読みください。見る気なくしても責任とれません!
コリンファースがね、途中で撃たれるんですよ!あっさり死ぬんですよ!
わたしはずっとラストで急に助っ人にくるもんだと信じておりました。
だってコリンファースが主演でしょ?コリンファースをもっと見たいもの!
そしてCMで流れてた、敵の背中を壁にしてバク宙姿勢で銃を撃つシーンは、コリンファースだと思ってたんですよ!なので、あのシーンがまだやったから、きっとコリンファースが蘇ると信じてたんですヨーーー!!
でも違ったー。あれはエグジーだった!
騙されたーー!くやしーです!
エグジーの彼、可愛いですね。
コリンファースは相変わらず可愛いっすね。
あと、サミュエルLジャクソンのアシスタントの彼女が、予告の時点からgleeのリアミシェルに見えて仕方なかったんですが(似てません?)、違うんですよねー。
前述の通り、終わった!と思ってから長めのエピローグがあります。
前半で出てきたシーンのリプライズで、かっこいい!!と思いました。
そこでのセリフ
A rule makes a man.がええわーとおもいました。
字幕ではマナーが人を作ると訳されていました。
紳士になる為には、出身階級は関係ないということです。
エグジーは庶民層(の中でも下級なのかな?)出身だけど、マナーを身につけ紳士になったのです。
エグジーの成長物語としても楽しめます。
たぶん他のスパイ映画へのオマージュも溢れていたのでしょうが、そのジャンルの教養はないのでわかりまちぇんでした。
悪役サミュエルLジャクソンの思想は地球のゴミである人類をへらそう!とゆうことのようでした。その辺は頑張って考えたんやろうけど、って感じです。
耳の下に埋め込まれたチップを爆発させて敵方の偉いさんたちを一網打尽にするところが、完全にファンタジーで、笑ってしまいました。上半身から赤と青のクラゲが順にぼんぼんぼんって発生してしまいにゃ花火ですってよ、くだらねー。
威風堂々の壮大なメロディーに乗せて、リズミカルに人が破裂していきます。
余りバイオレンスが見るに堪えないとかはなかったです。血の量少ないし、痛み描写もすくなかったし、なんといっても人間の断面をみせない絵だったので、拒否反応なしでした。言葉の汚さもこの作品は余り気にならず。そりゃ、教会の演説はどうかと思いましたが、あれはポーズですからねぇ。
下ネタのエッジが効いてたのはラストの王女のところだけでしたね。もっときついかと思ってましたけどちょっとだけでした。
なんでお尻の穴の方が喜ぶんですかね?流行りっすか?ワタシワカラナイ…
わたし的にはどこがR-15?って感じです。
こ難しく解釈しようとすると、たぶん矛盾だらけだし、あれなんですが、なんか今日はとても楽しめました!
あ、すごく蛇足ですが、予告やCMで流れてたあの有名な曲(曲名わからん!けど知ってるあの曲!ボンジョヴィでしたっけ?)がね、本編で一切使われてないんですよ!
予告詐欺ですよぉ〜!ずるいでっせー!
おしまい。
追記
CMで使われてたけど本編で一切流れなかった有名なあの曲、は、
ザ・ナックのマイシャローナという曲だそうです。
ボンジョヴィではありませんでした。
スッキリしました。
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