キングスマンのレビュー・感想・評価
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エルガー「威風堂々」が流れるシーンは爽快のひと言に尽きる
英国・ロンドン。幼い頃に父を亡くした青年・エグジーは、サヴィル・ロウにある高級テイラーの仕立て職人、ハリー・ハートに危機を救われる。このハリーの正体は、国際的独立諜報機関キングスマンのエージェント「ガラハッド」だった。エグジーはハリーに勧誘され、キングスマンのエージェントとなるべく訓練に挑む。その頃、世界では多くの学者や有名人たちが失踪していた。その背後にはIT長者のリッチモンド・ヴァレンタインという男と、彼の部下・ガゼルの姿があった……(マイナビニュースから)
「ノブレス・オブリージュ」というヨーロッパ独特の価値観がある。財力、権力、社会的地位の保持には責任が伴うという意味で、階級社会が下地にある社会ならではの規範だが、英国紳士を体現したような諜報部員ハリーは、「紳士となるために、生まれた環境は関係ない。学ぶことで紳士となるのだ」「他人より優れていることは気高さではない。真の気高さとは以前の自分自身よりも優れていることだ」と弟子のエグジーに、軸足を自分自身に置くことの重要性を説く。
アカデミー賞作品「英国王のスピーチ」で吃音のアルバート王子を演じたコリン・ファースがバチクソかっこ良くてめちゃくちゃ強い英国紳士のスパイを好演。気品を纏いながらも殺傷能力抜群の武器の数々や、隠し扉、よく分からない地下室や移動手段など小道具も厨二病を刺激する。何より全てのスーツがカッコよい。仁義なき戦いを観た後に広島弁を喋りたくなるようなノリで、スーツを仕立てたくなる。
サミュエル・L・ジャクソン演じる狂気の大富豪ヴァレンタインが信奉する「人類は宿主の命が脅かされていることを知っている唯一のウィルス」という考え方を一蹴できない世界線が現実を生きる私たちには見え隠れするが、終盤のエルガー「威風堂々」が流れるシーンは爽快のひと言に尽きる。
スタイリッシュ
コリンが主人公だと思ってた
ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。
ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。
ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。
一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。(解説より)
ストーリーは解説のとおり。
テンポが良く、クールでかっこよかった。
がしかし、これハリー(コリン・ファース)が主人公ではなかったのか。想像していなかった展開に驚愕。
・あの女はなぜあんなに強かったのか?
・なぜヴァレンタインに従う必要があった?
・キングスマンの歴史から鑑みるに、どう考えてもメンバー少なすぎでは?
などなどツッコミどころは満載、、、
だったが総じておもしろかった。
続編もぜひ鑑賞したいところ。
なかなか
興味深い作品でした。
今年2024年パリオリンピックの開会式で、マリーアントワネットのギロチンの演出に賛否が分かれましたが、今作の終盤で人間の首がカラフルな煙を上げながら次々と爆発していくシーンは、とてもシュールでポップ、スマートでオシャレ味すらある。正にあの開会式の演出に近いものを感じました。
ヨーロッパはどうしても殺戮、革命の血みどろ歴史っていう側面があると思う。昔の西洋画もグロテスクな生々しい描写、とくにキリスト教にまつわる題材や戦争の歴史を描いたものがたくさんある。映画の教会のシーンで、死体の山を引きで撮影したところは昔の暗い西洋画の再現にしか見えなかった。ああいうシーンを教会で撮ると凄みが増すという手法、あちらのお家芸と言ってもいい。もうほんと地獄絵図みたいになる。あと、尺がちょっと長過ぎるんよね。ひたすら殺しまくる残虐なシーンなので、抵抗感が出るのも無理はない。
知識がないせいで「なんか西洋画っぽい」という大雑把な感想しか出て来ないが、誰か、山田五郎さんとか映画の解説してくれないかな…面白い話聞きたい。
スパイ道具やブリティッシュスタイルは古風でかっこいい、好き。古風さが仇となって若干ダサい感じもあるので(てかアレはいじってんのかな)ターミネーターみたいなマッチョな感じが好きな人にはもしかすると合わないかもしれない。英国紳士を白人が演るのは当然として、メインの悪役を黒人に、男性だけでなく女性にも大きい役で、アジアっぽい要素も入れて。まんべんなく散らしてます〜って印象。
しかし、10年前の作品なんだな。人を殺し過ぎるけど、全体としては面白かったです。元々がコミックなので、そのサブカルチャーっぽさが程よいと思います。
ガジェット映画NO1
紳士服を着ながら戦うのが斬新で面白い
紳士服を着ながら戦うのが斬新で面白かった。特に傘のアクションがかっこいい。開いて銃弾ガードするのは、スプラトゥーンのシェルター(傘)が浮かんだ。元ネタもしかしてコレか?
好きなキャラはガゼル(ソフィア・ブテラ)。可愛いし、義足アクションかっこよかった。人を真っ二つにする、登場シーンのインパクトが強烈で印象に残る。
気になったのは、ハリー(コリン・ファース)が強くなる過程が見えなかったこと。
強そうに見えないハリーが、修行パートで戦闘訓練の描写なかった割に、終盤バリバリのアクションで無双するのが違和感。元から才能があったのか、映ってない所で特訓してたのか...?
最後のお楽しみでドア閉めから、エンドロールに繋がるのお洒落な終わり方。義理の父にハリーと同じ方法でボコるのスカッとした。
意外とアクションより会話が多かったように感じた
迫力あるアクションシーンがすごい!
そりゃ続編 作りますよ
どのアクションシーンもすごいですね 息を飲みます 手に汗握ります
アクションシーンだけでも観る価値あります
かわいいワンちゃんに銃を向けるとか スパイになるのって大変ですね
まあ、おもしろかった、
終盤まではハチャメチャもありハラハラもあり、まあ、話もわかったしよかった、かな。
終盤は、、、花火大会みたいになっておちゃらけたかんじで個人的にはちょっと拍子抜けしたかな。
最後の最後、「任務」を終えて大気圏から降りてきた仲間の女の子はどーなったんだろう、と(笑)
そして、さらに最後の王女のお尻がキレイだった(笑)
スパイ研修生
たった2時間でよくまとめられたなと思うくらいボリューミーな内容
個人的にはキングスマンはあの傘から気になって見たので思ったより使われないことに残念でした
(チンピラ集団を倒すシーンと主人公の傘も2、3分くらいで壊れあまりそれ以降出番なし)
わりとグロめでコミカルに人が死んでいくのでシュールな面白さがありました。首元に自爆チップを入れ込む、喜びの歌とともに花火みたいに首が爆発し、世界中の首相の首が吹っ飛ぶシーンは思わずにやけてしまいました☺️
(というかこの時点で人類縮小計画は破綻していた)
単純だけどかっこいい映画です、マナーは人を作る
エグすぎません?おもしろかったけども。
オシャレでポップな感じにしてるけど
人ざっくざっく死にすぎでしょー!!
スパイもので、英国らしさや、
武器へのワクワクもあり、
テンポも良くておもしろかったんやけど。
ね、
人死にまくるんは個人的には
ちょっと受け付けへんかった。
教会の大乱闘とか、
あれ、洗脳されてる一般人やん?
大乱闘というか、大虐殺か。
なんか うっ てなった。
首爆発していくところも
花火演出なってたところも、
美味しい話にのっかった自業自得なところも
もちろんあるけど、そこまで極悪人たちでは
ないですよね?
あんな首ポンポン爆発していくの観て、
笑う気分にはなれんかった。
傘型銃はほしいかな。
うーん、2作目、3作目と観進めるか迷う。
イギリス紳士はスーツが戦闘服!!
スーツはイギリス紳士の戦闘服…!
細身のスーツが似合う男性がスーツ着てるの見るのとても好きなんだけど、そういう人間からすると本作、最初から最後まで格好良い…!
靴や傘、小物類が武器になってるのもめちゃくちゃ良い…(あの傘欲しい…)。
サヴィルロウのオーダーメイドスーツめちゃくちゃ素敵だな。
ハリーが主人公かと思いきや、ハリーが育てた若手・エグジーに世代交代する様も描かれていて、胸熱。
あとスーツで戦う戦闘シーンがめちゃくちゃ格好良い。特にハリーが教会で戦うところはスピード感も相まってとても印象的だったな。
あと「マナーが紳士をつくる」という印象的なハリーの言葉(このセリフが出る場面のハリーがまた格好良い)。
この場面をラストでエグジーが再現する場面も良かったなー。冒頭でチンピラまがいだった青年のエグジーがちゃんとスーツの似合う紳士になっている。
本作はアクションもさることながら、やっぱり衣装や小物がとても良かったな。
日本でいうサムライが、イギリスでは英国紳士なのね。
期待以上にはならず‥
65点
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