キングスマンのレビュー・感想・評価
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単純に楽しめる
紳士!バイオレンス!
困ったことに…。
古き良きスパイ映画の現代版
国から独立したスパイ機関「キングスマン」のスパイのハリーが人類を狂暴化して抹殺し再生しようとするヴァレンタインを追うストーリーですが、ハリーの任務中に死んだ同僚の息子エグジーがスパイ候補生としてそこに絡んできます。スパイ映画がシリアスなアクション映画とパロディ的なコメディ映画に二極化する中で、初期の007シリーズのような古き良きスパイ映画へのオマージュが感じられ、スタイリッシュでアクションもユーモアもあり、面白かったです。
これは久々いい映画!!
コリン・ファースの存在感
マーク・ハミルが出ていたことでこの作品がマスターとパダワンの話なのは伺えた。だからマスターは死ななければならないしパダワンは乗り越えなければならない。
この若きパダワンも最初から素養を見せるが心が伴っていないので、マスターはそれを憂い、正しく導いていく。普遍性のある物語をベースにしているから長めの尺でも耐えられるし飽きさせないアイデアも多くて楽しい。
ソフィア・ブテラ演じるガゼルの造形も秀逸で、鑑賞後に彼女の背景を調べてマドンナのバックダンサーをしていたことを知り「ああ、あのグラミーのときの!」とわかったときはちょっと感動。当時から評判だったダンサーだけどまさかこうしてメジャー作品に出演するようになっていたとは知らなかった。タロン・エガートンのキャスティングといい素晴らしいと思う。
そして何と言ってもコリンの存在感が素晴らしかったね。常にどこかでユーモアを感じさせる俳優だからこの作品の世界観にぴったり。そういう彼が失われることでラストのカタルシスにつながる。サミュエル演じる敵役はあまり悪を感じさせない造形だからハリーを殺させるしかなかっただろう。
そんなコリンがいないのだから続編は無意味!‥と思ってたらどうやら制作側もわかっているようで「どうにかなる」らしい。今から楽しみだ。
新しいアクションスパイ映画
期待通り観るヒトを選ぶ快作
いやぁ、下品なのにスタイリッシュなスパイアクション。キックアスを始めてみた時の衝撃はないけど、過剰なアクションを期待している客層にはピッタリ。
まさかのコリン・ファース途中退場は残念だったけど、エグジーがどんどんかっこよく見えるのは根底に成長物語があるからか。
威風堂々+花火の演出は参った。
子供には見せられないけど尖った中学生はみたいだろうな。続編あるみたいだけど、ハードルは高そうだ。
スパイ名作祭り。
007他スパイ映画へのオマージュが満載、ということで楽しみに
観に行ったが冒頭からガッシリ胸を鷲掴みにされること請け合い。
山荘で繰り広げられるスタイリッシュな攻防とあっけなく終わる
スパイ運命。あーこれはいい、面白いぞ。と膝を打ち前のめりに
なって観ていくのだが、コリン登場のシーンではハリー・パーマー
の生き写しみたいな格好で笑える。作戦の失敗で失なった部下の
息子をスカウト。っていう子育てゲームみたいなプロットを用い、
素人新人のエグジーを一端のスパイに育て上げようとするハート。
上司には御大ケインを投入して、教官に凄腕ストロング氏を配置。
バカなテロリストにはサミュエル(ホラやっぱり大統領じゃねえし)
っていう似合いすぎる大物を配した演技合戦がつまらない筈がない
んだけれど「キックアス」監督の殺戮シーンはやっぱり派手である。
大した品性もない自分のような人間が映画内の殺し方にあれこれ
いうのも大人気ないけど、相変わらず楽しそうに大量殺戮を演出
できる若手監督の辣腕剛力は中高年にはややキツイかも知れない。
小ネタ小道具に関しては「あはは」と思うものばかり。笑って頷いて
あの頃の名珍作を思い浮かべながら楽しめるラインナップである。
まさかこの歳でスパイアクション!?と本人もぶっ飛んでしまった
コリンの奮闘ぶりはお見事。教会での無意味な(笑えるけど長すぎ)
殺戮に至っては(本当に)大丈夫か?腰は?肩は?なんて心配になる。
彼の名器(使い方違うかしら)コウモリ傘が一番効き目あるところに、
エグジーが武器として選ぶところなんかはクールでさらに泣かせる。
それにしてもハリーよ、短くないか?登場シーン。エェ?って感じ。
続編があるって考えると…また甦るのか。頑張れコリンおじさん!
盛り込んだうえに編集もお見事でよく纏まっているけど、ご本家
007(昔のやつ)のスマートな闘いぶりとお色気の単純構成がいいわ。
(あの教授!全然気付かなかったわ。いや~スターウォーズだねぇ)
あはは
ちょっと 違ったあ(困惑)
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