キングスマンのレビュー・感想・評価
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類を見ないハイテンポ大英帝国スパイアクション
やられました.その一言に尽きます.
「ジェームズ・ボンド」,「イーサン・ハント」.「ジェイソン・ボーン」等々の数々のスタースパイが銀幕に登場してきましたが,ここまで突き抜けたスパイは近年存在しなかったのではないでしょうか.
物語は,秘密諜報組織「キングスマン」の欠員を補充するところから始まります.街で非行に走る青年エグジーは,父親がかつて組織の候補生だったことからスカウトされ,養成所から真のスパイとなるべく試練を乗り越えていくのでありました.
ストーリーは以上のように極めて王道をいくものであり,特筆すべき起伏はありません.ただし,それを構成するキャラクター,アクション,台詞回しをハイテンポにすることにより唯一無二の作品になっています.
まず,キャラクター.
英国紳士であることを第一にする「キングスマン」では,高級スーツと特殊機能付きの日用品を駆使します.仕込み銃兼防弾機能付きの傘,毒薬入りペン,仕込みナイフの靴など,かつてのスパイ七つ道具と呼ばれていそうなものを巧みに最新鋭設備にしているところに惚れ惚れします.紳士たるものマナーを遵守することを忘れないという潔さを感じます.
そして,悪役であるサミュエル・L・ジャクソンがいい味を出しています.あのメイス・ウィンドゥがこんなとち狂ったヒップホッパーみたいになってしまうなんて・・・とこれだけでも十分にずるいです.
小物の悪役どももちょくちょく苛つかせてきながら,物語の終盤であんなことになってしまうなんて.恐らく,この映画で最も意表を突かれる未知の体験をするでしょう.
次に,アクション.
とにかく,ガンアクションが最高です.淡々と拳銃で始末していくのではなく,流れるような格闘術と銃撃の合わせ技には息を飲むばかりです.中盤における最大の山場である協会のシーンは,(少々過激ながらも)現代の殺陣として一見の価値があると思います.
最後に,セリフ.
「マナーが,作るんだ,人間を!」,「James Bond? Jason Bourne?」「No. Jack Bauer!」,「最近のスパイ映画はシリアス過ぎる」,「Brad Pitt ate my SANDWICH!」
もう最高です.脚本家と翻訳家に拍手です.
以上のように,敵対者は問答無用に始末するという強権的な大英帝国のスパイ映画でありながら,適度にコミカルさを織り交ぜ,かといってメタ的にならず,更にアクションでも魅せると何度でも美味しい内容となっています.
是非,映画館で『007/スペクター』の予告を見てから鑑賞してください.
アクションの見せ方が新しかった。
血は吹き出さないけど、体が切れたりするので抵抗ある人もいるかも。
アクションの撮り方が面白く、パルクールみたいな身軽さを上手に取り入れてたので楽しめた。
ストーリーは細かいことを省略してる(訓練の様子や人間関係の築かれ方など)ので、深くはなく、アクションメインで観る映画だと思います。
PART2を期待!
終盤、これは笑うところで合ってるんかな?と思われるシーンがある。
深く考えると笑えないので、とりあえず笑っといた。
エロ、グロ、ナンセンスの面白さ炸裂!
エロはちょびっとだけど、グロとナンセンスの面白さが炸裂!最初から最後までそのテンションが落ちることなく、キャラクターの魅力もタップリ。
でもストーリーは?
(以下、思いきりネタバレ)
キングスマンのテストエピソードはやや冗長だし、コリン・ファースがいくら相手が差別主義者で敵に操られたと言えど、一般市民を虐殺するのはどうか?
キングスマンのリーダーが実は敵の一味になっていた展開はとって付けたようで面白いものではない。
あと一番心配なのはてっきりコリン・ファースが主役だと思っていたら、途中であっさり殺され、続篇には出ないこと。
名優二人が共に死んだので、新米キングスマンが続篇の中心になるとしたら、キャストの魅力は半減してしまうのではないか?
この映画が面白すぎなので、そんなことに不満だったり心配したりしてしまいます。
神速アクションがめちゃくちゃ凄い!
字幕版で鑑賞。
観終わって一言で言うと…「凄い!」ですね!
こんな凄い映画は久々に観ましたw では、何が凄いのか?
それは…アクションシーンです!
他のスパイ映画はいくつか鑑賞しましたけれども、この映画は特別! とにかく速いんですよ、アクションが!
コリン・ファース演じるキングスマン(ハリー)は、見た目は紳士なのですが、実はどの国にも属さないスパイ!=キングスマン!
最初はハリーの話→そして、ハリーの亡き仲間、ランスロットの息子のエグジーの話が中心に描かれいます。
エグジーは最初は仲間とつるんで、色んな悪事を働いてたのですが、ハリーと出会い、ワケあって、キングスマンにスカウトされます。
そして、エグジーは、次のランスロットになる為に、他の候補者と共に訓練試験に挑みます。しかし、候補者の一人がエグジーに嫌がらせをするのですが、候補者の一人、ロキシーに助けられ、エグジーはだんだんと成長していきます。
書きたいことは沢山あるので、細かい部分は省きますが、犬が可愛かったですね~(^^)
最後のテストで、犬を撃てというとんでものないテストの時に、犬の表情がシュールすぎて面白かったですw というか、可愛かったですね~
そして、今回!サミュエル・L・ジャクソンが敵として登場します。そして、義足の殺人マシーンのガゼルも凄くかっこ良かった。序盤のシーンで、スパイを真っ二つにするシーンがヤバかった(^o^;) どんだけ切れ味いいんだよって思いました(^^)
最初、サミュエル・L・ジャクソンの目的がよく
分からなかったのですが、後半になってくと、わかりました。ちょっと非現実的な計画かな?って思ったんですけどね。(笑)
そして、終盤についてですが、まさかハリーが死ぬとは思いませんでした! わりとアッサリと死んでしまったので、呆気に取られましたw
ハリーが死に、そのままエグジーが亡きハリーを受け継ぎ、キングスマンになります。
終盤のシーン特に良かったのが、ガゼル戦ですね~ 神速アクション炸裂してした!(笑)
最後になりますが、本当にアクションが凄いです。個人的には、神速アクション注目して頂きたいです!(^o^)
→教会でのアクションが凄い!
これは、神速スパイアクション映画です!
長文レビュー失礼しました。m(__)m
アクション映画だけど面白い!
どこまでもフザケてる
先行上映
最初の印象はわかりやすい‼️
スパイアクションorコメディー?
すごく見やすくて誰でも好きになれそうな映画かな?
アクション好きには凄いカッコイイアクション多くて撮影の仕方もスローモーションがよく使われてるの見るんですがスローモーションも使いつつ攻撃する時に加速とゆうか速くなる感じが新しいくて凄い新鮮でかっこよかった^o^
笑いも凄いあってアメリカンジョークは難しくて中々意味を見つけずらいのがあるけどキングスマンはイギリスの人が監督だからなのかわからないけどw
映像で見してくれるから凄いわかりやすくて笑える‼️
監督キックアスの監督だからよくアクションシーンは曲がはいるから凄いリズムにのりながら見れるのも凄い楽しい見てて( ´ ▽ ` )ノ
豪華な作り込みですけれど、肩の力を抜いて楽しめます
喩え話の取っ掛かりが、少しだけ、古いかもしれませんが・・・・・、
モンティー・パイソンさんがドレス・アップして生まれ変わって・・・・・、抱え込むことができるだけのヴァリエーションとスピードとを、僕たちにプレゼントしてくれた、のかもしれないと、感じる作品でした。
今回、いろんな世代の方がご覧になっていたのですが、ラスト・シーンと観客の拍手とが相まって、後味の良い印象を残してくださいました。
「キレッキレ」に偽りなし!
キックアスの原作者マークミラーのコミックを、同じくマシュー・ボーン監督が映画化した。
「古きよきスパイ映画+サクセスストーリー+ブラックコメディ+タランティーノ」!!
そりゃロバート・ロドリゲスばりのグロいアクションはレーティング規制もかかるさ、あそこまでグロではないけれど。
冒頭で真っ二つになるランスロットには度肝をぬかれたし、ノリッノリの音楽に合わせて世界中の腐った金持ちどもの頭が爆発していくシーンは最高に笑った。
ザ・ノックとか、デビット・ボウイとか、あと色々思い出せないくらい音楽に彩られていて最高に楽しい映画。
一番のアクションの見せ所が、超保守派のキリスト教会で不本意ながらも一般信徒を全滅させてしまったガラハッドというのも、なんとも、意表をつくというか勿体無いというか・・・(しかもBGMはフリーバードっていうのが超皮肉)。
キック・アスといい、この原作者のストーリーは重要な役が意外なところで退場しちゃうのが、凄い。
個人的に【ジョジョの奇妙な冒険】で主人公のジョナサン・ジョースターが死んじゃった時のような衝撃。
もっと直接的に言うと【キック・アス】のニコラス・ケイジが死んじゃったような・・・というとネタバレか。
これからどうすんのよ!?っていうね。
紳士たれ、という訓戒のもと、どこからどうみても現代のエージェントに見えないキングスマンたちの立ち居振舞いと、彼らのために作られた小道具が魅力的。アクションに縁の無さそうなコリン・ファースがエージェント・ガラハッド役でまさかのキレッキレ。
普段から変人役ばかりやっているサミュエル・L・ジャクソンがまたしても変態的なヒール役。
薄っぺらになりがちな悪役に多少なりとも個性を吹き込んだ。
人殺しが嫌いで、血が嫌いで、自分は善人だと思っていて、金が唸るほどあって、よりよい社会を作りたいIT企業の富豪ヴァレンタイン。でも金があっても世界は変えられず、政治家に失望し、とった解決策がある意味他人任せなのが酷く汚い(笑)
私だって人口は抑制しなきゃとは思う。だからって、じゃあ自分が死ねば?と言われて、死ぬ人なんていないよね。ァレンタインは一見まともな未来展望をしているように思えるけど、そうじゃない。
未来なんてどうなるのかわからない。生きる選択肢まで、金持ちに奪われる筋合いはないのだよ。その時がくるギリギリまで解決策を見つけるために、より良くするために考え続けるのが人間のあり方でしょ?
ランスロット、アーサー、ガラハッドなどからわかるように、円卓の騎士をモチーフに命名してますね。
今回は他のキングスマンは登場しなかったので、次回作に活躍の機会はあるのかもしれないが、舞台をアメリカには移して欲しくないなあ。そういう話が出ているようだけど…英国風ギミックが使えなくなるじゃん。
いやーしかし台詞の端々に映画愛というかオマージュが満ち満ちてて、堪らなく楽しい映画!
両足義足の殺し屋の義足が両刃っていうのもあれか、オスカー・ピストリウスの義足にそっくりだったわけだけど、実際に殺人で起訴されましたからね、あの人・・・そんなところまで洒落を仕込んでいたら恐ろしい!
ドイツ式敬礼のくだりなど、スレッスレのブラックジョークは好みがわかれるだろうけど個人的には超好み!!
ところで、あのマーク・ハミルがなんとも言えない情けない役で登場!
いい味出しすぎて、もっと映画に出てほしくなった。ウィリアム・H・メイシーのような個性派でいけそう。
カッコイイ!!
もーマシュー・ボーン好きだわ〜〜って思いました。スーツで戦う諜報部員…007へのオマージュなんでしょうか?xmenのときも007を意識してたって言ってたので、好きなのねきっと。演出とかはキックアス寄りかな?シリアスな戦闘シーンで突然花火が上がったり。超人的に強いエージェント、おしゃれな小道具、かわいいわんこ、そして秘密組織ときて胸が踊らないはずがない!
そしてキャストも、コリン・ファース、マーク・ストロング、マイケル・ケインとすごく好み。エグジー役のタロン君もかわいかった。アクションもすごくクールでした。
飛行機で見たんですが公開したら映画館でもう一度見るつもりです。だから続編撮ってね監督!
なお、ベタですがハリーとエグジーが背中合わせで共闘するシーンを一目見たかった…!!ので-0.5しました。
見た目は英国紳士、中身は?
英国製作の作品なのだが、中身が?
カッコ付けつつ、アリエナイ設定、おふざけ満載。
メチャクチャ過ぎて破綻しそうなのに、破綻しない。このバランス感はなんだ。
スパイ映画は、シリアスでいかにもありそうなミッションの遂行に、現実離れしたアクションやメカがいい塩梅で出てくるのが楽しみの一つ。しかし、この映画は、ミッション自体がかなりぶっ飛んでいるし、アクションやメカもぶっ飛んでいる。そのぶっ飛び具合をかろうじてまとめているのが、「英国紳士」とオーダースーツいう古式ゆかしい伝統である。こういう使い方はないだろうよ。
・出だしから人間真っ二つ
・教会でのコリン・ファース超絶アクションシーン
・大気圏外まで気球で登って衛星爆破
・VIPの頭部が虹色爆発
・サンダーバードの基地?
印象に残るシーン、突っ込みシーンが全編にまんべんなく散りばめられていて、観客を飽きさせない。笑ってハラハラ、ドキドキの繰り返し。
スパイ映画の新境地を切り開いたと言っても過言ではないだろう。
よくこんな話を思いついて撮ったもんだ。
すごい。
紳士とスパイとかかっこいいに決まってる
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