「なんと悪趣味な」キングスマン movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
なんと悪趣味な
コリンファースが出ているなら面白いだろうと見て、実際コリンファースのアクションシーンは良かった。
スパイの父親が仲間を守って殉職後、グレる他に生きる術なく道を踏み外した息子エグシーが、DVに遭う母親を救うためにコリンファースを追ってスパイになる。
ここまでは良いのだが。
コリンファースの持つ苦い経験も糧にしての上品な手際の良さが、イギリスから見たアメリカ丸出しな男、サミュエルLジャクソン扮する男の、SIMフリー電波ジャックで攻撃神経を刺激し人々が自ら殺し合いするようにするサイテー計画により、ものすごく下品な無差別殺人化してしまう。その末に殺されてしまう。
敵討ちも兼ねて、本来はスパイ考査落第なはずだったエグシーが、サイテー計画を止めるため奮闘するのだが、、大気圏まで風船おじさんスタイルの気球付きイスで飛ばされてミサイル発射する高所恐怖症の同期の女の子。。サミュエル計画に乗って、首にチップを埋め込み、電波ジャックの影響を受けないようにするも、むしろそのチップで一斉に頭を吹っ飛ばすスイッチ起動される、富裕層達。。
はちゃめちゃな脚本はコメディにできたら良いものの、曲に合わせて頭が花火のように吹っ飛ぶ映像は本当に笑えない。
温暖化にいくら取り組み、寄付しようと地球の熱はその元凶ウイルス的存在である、人間がいる限り下がらない。
というのは確かにそうだが、、
上記ならば人間を間引くしかない。と人間に電波を介して設定を操り、保存される種となる人間を選ぶ、、って今言われているコロナの裏設定そのものだった。