「英国紳士にも通ずる侍魂」キングスマン シネマニアV3さんの映画レビュー(感想・評価)
英国紳士にも通ずる侍魂
原作者が「キック・アス」を生み出したマーク・ミラーだと知った時点で見たい気持ちはMAXだったが、この時期になってやっと見ることが出来た。
歴代のスパイ映画を皮肉りつつ、後半は躊躇なくハイテンションさを保ち突っきる。そのスタイルが自分にはハマった。しかし、その中にも政治的背景、メッセージがあり、細かい目配せを見つけるべく何回見直すとしても飽きない。
キングスマンの師弟関係も燃えたね。使命を守るためなら、死も惜しまないという姿勢、活躍が公表されないことを良しとするところはサムライ魂に近いものを感じた。だらしない青年が、立派な紳士に成長するというシンプルな芯が中心になってるので漢を磨きたい人、はちゃめちゃアクション好きな人はきっと気にいるだろう。
93点
よし、ゴールデンサークル、行ってみよう
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