「悪趣味な演出が無ければ…」キングスマン tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
悪趣味な演出が無ければ…
小道具はいかにもスパイ映画好きが作った感じで
終始ニヤニヤさせられる
冒頭から爆発、アクションの連続
アクション映画として文句無しの出来
役者も豪華、カメラワークも抜群
音楽もいい
以下批判
後半の演出がかなり悪趣味で不愉快だ
オチも弱く、
生まれが人を決めるわけではないというテーマも
ガイア理論もいまやホコリを被ったネタだ
メタ発言も寒い
後半はドン引きの連続だった
私はスパイアクションの醍醐味は敵の目を盗んで暗躍
すべてが明らかになる時には主人公側の勝利
というものだと思うが
本作は某忍者漫画レベルでの実力行使だ
ちょっと期待していたのと違う
主人公のキャラクターが意味不明だ
犬も殺せない優しい主人公かと思いきや
大量虐殺を躊躇なく命令したりサイコパスなのだろうか
悪役はとてもいい、頭脳犯で暴力嫌い、ヒップホップ系の服装、イカレてはいるが、首尾一貫した行動をとっている
なんだかもったいない作品
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