「センスがいい。」キングスマン mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
センスがいい。
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マシュー・ボーン監督のセンスが冴える一作であった。
マシュー・ボーンといえば「キックアス」で、キレのいいアクションと、やはりセンスを感じさせる演出がものをいった。
「スターダスト」もどうやら観ているようだが、まったく記憶にない。
どこの国にも属さない諜報組織というのがいい。設定としてはなにをしても許されるという感じである。
ひとりのキングスマンを育てる話と、人類激減計画を遂行しようとする悪役の話が並行して進んでいく。
この悪役に扮したサミュエル・L・ジャクソンが絶品であった。支持率の低い大統領よりもいくらか似合っていた。
途中でハリー(コリン・ファース)が殺され、キングスマンの首領たるアーサー(マイケル・ケイン)が裏切るという掟破りの展開を見せ、まさに新旧交代のドラマも見せてくれる。
タロン・エガートン、ソフィー・クックソン、マーク・ストロングで十分映画はもつので、続編を期待する。
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