「至高のアクション」キングスマン shoz_さんの映画レビュー(感想・評価)
至高のアクション
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1997年中東、見方をかばって手榴弾に覆いかぶさる最初のシーンで完全に鷲掴みにされた。そのあとの129分は極上のジェットコースターを経験しているようなハイテンションと高揚感が入り混じり、こちらまで疲弊する始末。物語が進めば進むほど「終わってくれるな、終わってくれるな」そう思いながら、まばたきする間も惜しんでスクリーンを見つめていました。冒頭のバーや教会で繰り広げられるハリーのアクションは、スパイ映画好きならずとも必見。こんなエキサイティングな、まるでダンスのように完璧なシーンは初めてでした。
後半は少しストーリーが蔑ろ、というかお笑いに持って行き過ぎかな?というのはあくまで好みの話で、決して一般論ではなく、個人的にはもう少しシリアスに終わってくれたらな、という気持ちを込めて4.0と評しますが、男の子がバカになれるアクションムービー、としてだけ見れば5.0かな。
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