「コリン・ファースは主役じゃありません!」キングスマン さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
コリン・ファースは主役じゃありません!
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ロンドンの高級スーツ店「キングスマン」は、実はスパイ組織。
素敵なスーツを着こなすハリー(コリン・ファース)もその一人なんです。そんなハリーがギャングスタな少年エジー(タロン・エガートン)をスカウトすることから始まる、スパイアクションコメディ。
ただ一つ。残念なお知らせがあります。
ほぼ全てのポスターが、コリン・ファースをフューチャーしていますし、色んなサイトの解説文も「主演のコリンが」と書いてあります。
いや、主役はあくまでエジーですから(笑)!
このエジーが、スパイとして成長していくのが主軸かと思われます。
そう、このキングスマンのスパイになるには、厳しいテストをパスする必要があるんです。
そのテストの過程で、スパイ予備軍は犬を飼わなくてはいけません。この犬が、最終試験に関わってくる。それがえげつないの!
スーツもスパイの小道具も音楽もお洒落でスタイリッシュですが、ちょいちょいえげつないんです。毒を含んでいます。イギリス映画だから。ミッション:インポシブルみたいにはいきません。
アクションシーンも同じくです。腕が切断されるシーンに漂う、意味不明なお洒落感。あれ?この感じ何かに似てる!と思って監督を確認したところ、マシュー・ヴォ―ン!
ええ、今ファンの方たちが、身を乗り出したのを感じましたよ(笑)
そう!"キック・アス"の監督さんです。
これは観ないといけないやつですよ!
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