「視線。」ルック・オブ・サイレンス mmrさんの映画レビュー(感想・評価)
視線。
終始、登場人物の視線に魅せられた映画でした。
何を見て、何を考えているのか。何から目を背けて、何を考えないようにしているのか。
そして最後にアディは画面の向こうにいる観客を見つめます。まるで「あなたは何を見るのか」「あなたは何を考えるのか」と問い掛けるように。
見ていて非常に息の詰まる映画ですが、見終わるとまだまだ見ていたい、と感じる自分がいました。お互い何も語らず、ただ登場人物が見つめ合うだけの画面を後一時間くらい見ていたかったです。
コメントする