「背負いきれない罪と怒り」ルック・オブ・サイレンス Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
背負いきれない罪と怒り
罪を犯した者の深層心理を描いた前作に対して今作はその罪を置き去りにされた者を描く。加害者の家族は、その罪を背負いきれない。又、本当に背負うべきものではないのかもしれない。被害者の側はやるせない。しかし、彼も被害者そのものではない。使命感も感情を高めることもできるかもしれない。しかし、罪は大きすぎて、それを処せる術もなく、ぽっかり空いた空白感が漂う。
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罪を犯した者の深層心理を描いた前作に対して今作はその罪を置き去りにされた者を描く。加害者の家族は、その罪を背負いきれない。又、本当に背負うべきものではないのかもしれない。被害者の側はやるせない。しかし、彼も被害者そのものではない。使命感も感情を高めることもできるかもしれない。しかし、罪は大きすぎて、それを処せる術もなく、ぽっかり空いた空白感が漂う。