「ジェフ ワーク 『ジェフの会社』それぞれの気持ち分かち合えない様子」午後3時の女たち コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェフ ワーク 『ジェフの会社』それぞれの気持ち分かち合えない様子
内容は結婚後の倦怠期を過ごす主人公とその家庭に突如現れる娼婦の女の子の物語。印象に残った言葉は『セックスするなら午後3時半がいい』でタイトルにある様に、各人それぞれが自分本位の考えからは逃れられないんだなと深く感じる事が出来る作品でした。『真実を話さなくてもいい』は嘘ばかりの映像作品に少しばかりの現実感を出してる様に思えて面白かったです。娼婦に対しての感想は分別なく自由だと思っているので普通に感じました。映像的には、冒頭と最後の洗車機に流れる水の表現が好きです。社会に出るといろんな付き合いなどかあり結果それぞれの気持ちが分かり合える事なく自分本位な考え方に呪われ振り回される行く末が世代間あるあるでウケるのかもしれません。中年の自分には味わいある面白かった作品でした。
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